5月29日エントリでご紹介した、無戸籍出産ですが、
鳩山邦夫法務大臣が、「特別なはからい」と考えているとのことです。
「300日規定:無戸籍出産で鳩山法相「特別な計らいを」」
5月20日に、鳩山法相は、「無戸籍児家族の会」と
直接会ったのですが、そのときのようです。
この面会は、無戸籍の会から、申し入れがあってのことで、
「法相は前向き」と、一定の評価を示しています。
「無戸籍児家族の会:法相と面会 300日規定見直し訴える」
「無戸籍児家族の会:事態改善へ一歩…法相の意欲を評価」
去年は、法相が長勢甚遠だったので、抜本的な法律改正はつぶされたのですが、
このとき「300日規定」について、長勢氏に偏った印象を持たされた
反対派議員も、自民党にはまだたくさんいると思います。
はたしてどうなることやら、というのが、わたしの率直なところです。
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2008年05月31日
2008年05月30日
2008年05月29日
戸籍のない親の子
1週間以上経ってしまったけど、戸籍のない親から産まれた子は、
やはり戸籍がないというニュースです。
「300日規定:無戸籍の女性、出産へ 出生届け不受理か」
「300日規定:無戸籍の女性「子に同じ思いイヤ」」
母親の母親(50代)は、前夫の暴力が原因で離婚、再婚したが、
「300規定」で、子どもが前夫の戸籍に入るのをさけるため、
やむをえず無戸籍としたという、よくあるケースのようです。
戸籍のない親から産まれた子も、無戸籍になるのですが、
こうした事例は、いままでなかったようです。
今度のことで、はじめて問題視されたようですが、
これから、こうしたケースは、増えていくものと思います。
やはり戸籍がないというニュースです。
「300日規定:無戸籍の女性、出産へ 出生届け不受理か」
「300日規定:無戸籍の女性「子に同じ思いイヤ」」
母親の母親(50代)は、前夫の暴力が原因で離婚、再婚したが、
「300規定」で、子どもが前夫の戸籍に入るのをさけるため、
やむをえず無戸籍としたという、よくあるケースのようです。
戸籍のない親から産まれた子も、無戸籍になるのですが、
こうした事例は、いままでなかったようです。
今度のことで、はじめて問題視されたようですが、
これから、こうしたケースは、増えていくものと思います。
2008年05月26日
2008年05月24日
公明党議員に信者
なんと、公明党の松あきら議員が、
「水からの伝言」を、信じていることがわかりました。
01年3月22日の参議院文教科学委員会で、質議しています。
「第151回国会 文教科学委員会 第3号」
http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/sangiin/151/0061/15103220061003a.html
議事録は長いので、当該箇所だけ見たいかたは、
つぎのサイトに引用があるので、ご覧いただきたいと思います。
http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20080520/1211302447
http://d.hatena.ne.jp/wd0/20070907/a
(注:松あきらの質議が出ている議事録が、
参議院のサイトに、まだあることを教えてくださった、
wd0さま、まことにありがとうございます。 書き直しました。)
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「水からの伝言」を、信じていることがわかりました。
01年3月22日の参議院文教科学委員会で、質議しています。
「第151回国会 文教科学委員会 第3号」
http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/sangiin/151/0061/15103220061003a.html
議事録は長いので、当該箇所だけ見たいかたは、
つぎのサイトに引用があるので、ご覧いただきたいと思います。
http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20080520/1211302447
http://d.hatena.ne.jp/wd0/20070907/a
(注:松あきらの質議が出ている議事録が、
参議院のサイトに、まだあることを教えてくださった、
wd0さま、まことにありがとうございます。 書き直しました。)
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2008年05月18日
カタリ?
5月13日エントリ、「騒動が再燃した(15)」に、
[2008年05月17日 20:39]のコメントをした、「村野瀬」さんは、
「秘書課広報室」の村野瀬玲奈さんとは、まったく別人です。
jabberwockさま、情報提供ありがとうございます。
IPアドレスも、「220.111.135.252」 で、見事におなじですよ。
(よくわかりましたね、するどいです。)
http://blog.livedoor.jp/jabberwock555/archives/51291388.html
http://blog.livedoor.jp/gegenga/archives/51404200.html
村野瀬玲奈さまご本人から、「別人」という釈明がありました。
あらためて、ありがとうございます。
「私になりすました方へのメッセージ」
http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-733.html
[2008年05月17日 20:39]のコメントをした、「村野瀬」さんは、
「秘書課広報室」の村野瀬玲奈さんとは、まったく別人です。
jabberwockさま、情報提供ありがとうございます。
IPアドレスも、「220.111.135.252」 で、見事におなじですよ。
(よくわかりましたね、するどいです。)
http://blog.livedoor.jp/jabberwock555/archives/51291388.html
http://blog.livedoor.jp/gegenga/archives/51404200.html
村野瀬玲奈さまご本人から、「別人」という釈明がありました。
あらためて、ありがとうございます。
「私になりすました方へのメッセージ」
http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-733.html
160000アクセス
このウェブログのカウンタが、160000を超えました。
「水からの伝言」の騒動、ピークはすぎたかなという感じだけど、
お話は続いているせいで、いましばらくアクセスも続きそうです。
とくに何度も、わたしのブログに、リンクして言及してくださった、
かつさま、nagonaguさま、まことにありがとうございます。
http://plaza.rakuten.co.jp/kngti/
http://d.hatena.ne.jp/PledgeCrew/
http://d.hatena.ne.jp/nagonagu/
「水からの伝言」の騒動、ピークはすぎたかなという感じだけど、
お話は続いているせいで、いましばらくアクセスも続きそうです。
とくに何度も、わたしのブログに、リンクして言及してくださった、
かつさま、nagonaguさま、まことにありがとうございます。
http://plaza.rakuten.co.jp/kngti/
http://d.hatena.ne.jp/PledgeCrew/
http://d.hatena.ne.jp/nagonagu/
2008年05月17日
9.11テロ陰謀論
「常温核融合で地震?」のエントリに、コメントをくださった、
さつきさまのウェブログを見ていたら、こんなのがありましたよ。
「「9.11陰謀論」の生態学的考察」
http://blogs.yahoo.co.jp/satsuki_327/4466588.html
なるほどと思うようなお話もあって(9.11陰謀論のことを、
たんぽぽは、よく知っている、というほどでもないけれど)、
とってもおもしろいと思いました。
「9.11陰謀論」のことは知っているよ、というかたも、
興味深いと思いますので、ぜひご覧になるとよいでしょう。
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さつきさまのウェブログを見ていたら、こんなのがありましたよ。
「「9.11陰謀論」の生態学的考察」
http://blogs.yahoo.co.jp/satsuki_327/4466588.html
なるほどと思うようなお話もあって(9.11陰謀論のことを、
たんぽぽは、よく知っている、というほどでもないけれど)、
とってもおもしろいと思いました。
「9.11陰謀論」のことは知っているよ、というかたも、
興味深いと思いますので、ぜひご覧になるとよいでしょう。
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2008年05月15日
騒動が再燃した(16)
「水からの伝言」の騒動再燃について、書いているウェブログです。
『漬物倉庫(嘘)』というブログで、作者はNarrさまというハンドル。
2月25日エントリでも、紹介したかたです。
http://blogs.dion.ne.jp/beta_reverse/archives/7110652.html
http://blogs.dion.ne.jp/beta_reverse/archives/7114153.html
http://blogs.dion.ne.jp/beta_reverse/archives/7137099.html
http://blogs.dion.ne.jp/beta_reverse/archives/7139436.html
http://blogs.dion.ne.jp/beta_reverse/archives/7143567.html
わたしが、とくに興味を惹くのは、5月2日エントリですね。
自意識過剰かもしれないけれど、コメント欄で、「たんぽぽ論」というか、
「たんぽぽの議論論」を、繰り広げていらっしゃります。
これらは、わたし自身、思い当たるフシもないこともなく、
どうしてそうなったかも、思い当たるフシがなくもないですよ。
それから、わたしや、わたしの議論のやりかたを、
どこか否定したい雰囲気がありげなのですが、
その取っかかりがない、という印象も受けます。
(たんぽぽは、議論の技巧にばかり走っているとか、
勝ち負けにこだわっている、という方向にむかっているようだ。)
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『漬物倉庫(嘘)』というブログで、作者はNarrさまというハンドル。
2月25日エントリでも、紹介したかたです。
http://blogs.dion.ne.jp/beta_reverse/archives/7110652.html
http://blogs.dion.ne.jp/beta_reverse/archives/7114153.html
http://blogs.dion.ne.jp/beta_reverse/archives/7137099.html
http://blogs.dion.ne.jp/beta_reverse/archives/7139436.html
http://blogs.dion.ne.jp/beta_reverse/archives/7143567.html
わたしが、とくに興味を惹くのは、5月2日エントリですね。
自意識過剰かもしれないけれど、コメント欄で、「たんぽぽ論」というか、
「たんぽぽの議論論」を、繰り広げていらっしゃります。
これらは、わたし自身、思い当たるフシもないこともなく、
どうしてそうなったかも、思い当たるフシがなくもないですよ。
それから、わたしや、わたしの議論のやりかたを、
どこか否定したい雰囲気がありげなのですが、
その取っかかりがない、という印象も受けます。
(たんぽぽは、議論の技巧にばかり走っているとか、
勝ち負けにこだわっている、という方向にむかっているようだ。)
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2008年05月13日
騒動が再燃した(15)
4月19日エントリで、水葉さんは、「水からの伝言」の議論を、
男性対女性の対立図式で語っていることを、すこし触れましたが、
このあたりについて、もっと考察を進めたエントリがあります。
「問おう、汝が「マリア」か。」
http://blog.livedoor.jp/nanae_ll/archives/51075738.html
これは、『七重のまったり日記』というウェブログで、
ハンドルも「七重さま」という、大学生のかたです。
こないだから、わたしのブログに、お越しくださっているかたです。
このエントリですが、水葉さんの「二項対立」について、
つぎのようだと書いていますが、まったくその通りだと思います。
========
「男は論理、女は感情」という「従来の男女特性論」と
基本的に同質のものじゃないのか。その中でどちらを持ち上げるかなだけで。
========
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男性対女性の対立図式で語っていることを、すこし触れましたが、
このあたりについて、もっと考察を進めたエントリがあります。
「問おう、汝が「マリア」か。」
http://blog.livedoor.jp/nanae_ll/archives/51075738.html
これは、『七重のまったり日記』というウェブログで、
ハンドルも「七重さま」という、大学生のかたです。
こないだから、わたしのブログに、お越しくださっているかたです。
このエントリですが、水葉さんの「二項対立」について、
つぎのようだと書いていますが、まったくその通りだと思います。
========
「男は論理、女は感情」という「従来の男女特性論」と
基本的に同質のものじゃないのか。その中でどちらを持ち上げるかなだけで。
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2008年05月11日
護憲派と陰謀論
このところ、平和活動、反戦運動にかかわっている中で、
「9.11陰謀論」を信奉しているかた(きくちゆみなど)が多いことが、
あちこちのウェブログで、問題視されはじめていますよ。
「『SPA!』が9.11陰謀論特集」
「憲法9条と911陰謀論、または安斎先生はどう考えておられるのだろう」
『陰謀論の罠』の奥菜秀次氏が、陰謀論者たちとやりあった、
あの「9.11真相究明国際会議」の講演録が、本になったのですが、
それを『kikulog』で取り上げたので、話題が広がったみたいです。
http://taizo3.net/hietaro/2008/04/post_275.php
http://d.hatena.ne.jp/HALTAN/20080503/p2
http://d.hatena.ne.jp/Apeman/20080505/p1
5月8日エントリですこし触れましたが、5月4-5日に幕張メッセで、
「9条世界会議」が開かれたのですが、あのきくちゆみ氏も、
参加したというので、さらに話題が広がったようです。
(プログラムを見た限り、参加料を払って参加する側のようですが。)
http://d.hatena.ne.jp/good2nd/20080504/1209918455
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「9.11陰謀論」を信奉しているかた(きくちゆみなど)が多いことが、
あちこちのウェブログで、問題視されはじめていますよ。
「『SPA!』が9.11陰謀論特集」
「憲法9条と911陰謀論、または安斎先生はどう考えておられるのだろう」
『陰謀論の罠』の奥菜秀次氏が、陰謀論者たちとやりあった、
あの「9.11真相究明国際会議」の講演録が、本になったのですが、
それを『kikulog』で取り上げたので、話題が広がったみたいです。
http://taizo3.net/hietaro/2008/04/post_275.php
http://d.hatena.ne.jp/HALTAN/20080503/p2
http://d.hatena.ne.jp/Apeman/20080505/p1
5月8日エントリですこし触れましたが、5月4-5日に幕張メッセで、
「9条世界会議」が開かれたのですが、あのきくちゆみ氏も、
参加したというので、さらに話題が広がったようです。
(プログラムを見た限り、参加料を払って参加する側のようですが。)
http://d.hatena.ne.jp/good2nd/20080504/1209918455
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2008年05月10日
騒動が再燃した(14)
前にも少し触れましたが、「謝罪要求」がまぼろしとわかると、
「たんぽぽ(たち)は、謝罪要求したと感じられた」とか、
「ぶいっちゃんは、謝罪要求されたとは言ってない」とか、
過去エントリを一生懸命「解釈」する人が、現われたのでした。
玄倉川さまの「幻の謝罪要求」もそうですし、
わたしの「騒動が再燃した(4)」と「騒動が再燃した(7)」も、
そうした「解釈」する人たちが、コメント欄にわんさと押し寄せました。
「解釈」する人たちに言わせると、たとえば、ぶいっちゃんの
「無理強いして「わかったか!謝れ!」と言っても」は、
一般論であって、批判側のことを指しているのではないから、
「謝罪要求させられたとは言っていない」となるのだそうです。
しかし、1月11日エントリは、「水からの伝言」の議論のことです。
となれば当該箇所も、批判側から「謝れ」と要求されたと、
言っていると考えるのが自然でしょう。
ここだけ具体的でない一般論だと、特別扱いするほうが不自然です。
「解釈」する人たちの読みかたは、このように恣意的なものが多く、
「はじめに結論ありき」と言えると思います。
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「たんぽぽ(たち)は、謝罪要求したと感じられた」とか、
「ぶいっちゃんは、謝罪要求されたとは言ってない」とか、
過去エントリを一生懸命「解釈」する人が、現われたのでした。
玄倉川さまの「幻の謝罪要求」もそうですし、
わたしの「騒動が再燃した(4)」と「騒動が再燃した(7)」も、
そうした「解釈」する人たちが、コメント欄にわんさと押し寄せました。
「解釈」する人たちに言わせると、たとえば、ぶいっちゃんの
「無理強いして「わかったか!謝れ!」と言っても」は、
一般論であって、批判側のことを指しているのではないから、
「謝罪要求させられたとは言っていない」となるのだそうです。
しかし、1月11日エントリは、「水からの伝言」の議論のことです。
となれば当該箇所も、批判側から「謝れ」と要求されたと、
言っていると考えるのが自然でしょう。
ここだけ具体的でない一般論だと、特別扱いするほうが不自然です。
「解釈」する人たちの読みかたは、このように恣意的なものが多く、
「はじめに結論ありき」と言えると思います。
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2008年05月08日
ベアテ来日
すでにすぎてしまったけれど、先日の憲法記念日に、
ベアテ・シロタ・ゴードン氏が、日本に来られていましたよ。
ことしで84歳、東京と大阪で講演したのですが、すごいお元気です。
「憲法草案にかかわったGHQ元スタッフ・ベアテさん、あす記念日に」
「元GHQ、ゴードンさん来日 憲法起草の歴史的証言を聞く−−来月6日」
幕張メッセで、5月4日-5日に開かれた、
「9条世界会議」にも参加して、講演をなさっていましたよ。
http://www.whynot9.jp/program/
========
第2部 「戦争のない世界をつくる」 午後4時から
■世界から
エマニュエル・ボンバンデ (ガーナ/西アフリカ平和構築ネットワーク)
ベアテ・シロタ・ゴードン (アメリカ/元GHQ日本国憲法起草者)
李 錫兌(イ・ソクテ) (韓国/弁護士、人権活動家)
カルロス・バルガス (コスタリカ/国際反核法律家協会副会長)
========
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ベアテ・シロタ・ゴードン氏が、日本に来られていましたよ。
ことしで84歳、東京と大阪で講演したのですが、すごいお元気です。
「憲法草案にかかわったGHQ元スタッフ・ベアテさん、あす記念日に」
「元GHQ、ゴードンさん来日 憲法起草の歴史的証言を聞く−−来月6日」
幕張メッセで、5月4日-5日に開かれた、
「9条世界会議」にも参加して、講演をなさっていましたよ。
http://www.whynot9.jp/program/
========
第2部 「戦争のない世界をつくる」 午後4時から
■世界から
エマニュエル・ボンバンデ (ガーナ/西アフリカ平和構築ネットワーク)
ベアテ・シロタ・ゴードン (アメリカ/元GHQ日本国憲法起草者)
李 錫兌(イ・ソクテ) (韓国/弁護士、人権活動家)
カルロス・バルガス (コスタリカ/国際反核法律家協会副会長)
========
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2008年05月07日
2008年05月06日
騒動が再燃した(13)
しかし、一連のコメントを拝読しても、黒猫亭さまも
核心はついていないように、わたしは、思ったのでした。
せっかく近くまで来たのに、核心のまわりをまわっているというか、
靴の裏から足を掻くというか、そんなもどかしさがあります。
黒猫亭さまは、「口汚く悪口がはばかりがなく、煽られ耐性が低い」ことと、
「政策や論を語らず、人間個人を指向する体質」を、
「政治批判ブログ」の「本質」と、考えているようなのです。
彼らの政治家に対する口の悪さには、わたしもへきえきすることがあるし、
政策の具体性があまりない人が多いのも、わたしも感じているところです。
(万年野党体質のうちだと思いますが。)
「水からの伝言」の騒動が収拾がつかなくなったのも、
黒猫亭さまは、このような「政治批判ブログ」の
「本質」によるものだとお考えのようです。
しかし、これらは表面的で「わかりやすい」特徴であって、
より本質的な体質は、べつにあると思います。
「水からの伝言」の騒動でも、罵詈雑言がひどくなくても、
引き延ばしに貢献する人もいらっしゃります。
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核心はついていないように、わたしは、思ったのでした。
せっかく近くまで来たのに、核心のまわりをまわっているというか、
靴の裏から足を掻くというか、そんなもどかしさがあります。
黒猫亭さまは、「口汚く悪口がはばかりがなく、煽られ耐性が低い」ことと、
「政策や論を語らず、人間個人を指向する体質」を、
「政治批判ブログ」の「本質」と、考えているようなのです。
彼らの政治家に対する口の悪さには、わたしもへきえきすることがあるし、
政策の具体性があまりない人が多いのも、わたしも感じているところです。
(万年野党体質のうちだと思いますが。)
「水からの伝言」の騒動が収拾がつかなくなったのも、
黒猫亭さまは、このような「政治批判ブログ」の
「本質」によるものだとお考えのようです。
しかし、これらは表面的で「わかりやすい」特徴であって、
より本質的な体質は、べつにあると思います。
「水からの伝言」の騒動でも、罵詈雑言がひどくなくても、
引き延ばしに貢献する人もいらっしゃります。
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騒動が再燃した(12)
にせ科学批判をなさっているブログのかたたちの、
一連の「水からの伝言」騒動に対する見かたですが、
どう受け止めたらいいのかと、もてあましている雰囲気です。
みなさん、語りたいことはあるのに、うまくまとまらない感じです。
たとえば、「レッテルを貼り」が、「水からの伝言」と
親和性があるとか、合目的論的なところが陰謀論になびきやすい、
といった考察を(2008/04/20 22:19)こころみたりもしています。
しかしこれらは、ごく一面的なことで、本質的ではないですし、
書いている本人も、本質とは思っていないのでしょう。
結局、「なにかが違う」「文化の違いだ」というだけで、
それ以上考察が深まっていかない感じです。
「『水伝』の話も『ニセ科学』の話も驚くほど出てこない」のは、
批判された側も、「水からの伝言」を、信じてはいないからでしょう。
彼らは、「批判された事実」を否定したいのであり、
それで「批判のしかたが悪い」と、開き直ろうとするのだと思います。
「水からの伝言」を肯定したいのではなく、一般のにせ科学信者との、
行動パターンの違いも、ここからくることになります。
続きを読む
一連の「水からの伝言」騒動に対する見かたですが、
どう受け止めたらいいのかと、もてあましている雰囲気です。
みなさん、語りたいことはあるのに、うまくまとまらない感じです。
たとえば、「レッテルを貼り」が、「水からの伝言」と
親和性があるとか、合目的論的なところが陰謀論になびきやすい、
といった考察を(2008/04/20 22:19)こころみたりもしています。
しかしこれらは、ごく一面的なことで、本質的ではないですし、
書いている本人も、本質とは思っていないのでしょう。
結局、「なにかが違う」「文化の違いだ」というだけで、
それ以上考察が深まっていかない感じです。
「『水伝』の話も『ニセ科学』の話も驚くほど出てこない」のは、
批判された側も、「水からの伝言」を、信じてはいないからでしょう。
彼らは、「批判された事実」を否定したいのであり、
それで「批判のしかたが悪い」と、開き直ろうとするのだと思います。
「水からの伝言」を肯定したいのではなく、一般のにせ科学信者との、
行動パターンの違いも、ここからくることになります。
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2008年05月05日
騒動が再燃した(11)
5月3日エントリでご紹介した、poohさまの4月15日と4月17日の
エントリですが、「水からの伝言」の騒動再燃について、
コメント欄で、たくさんコメントなさったかたがいます。
黒猫亭さまというハンドルで、ご本人のブログはこちらです。
1月24日エントリでもご紹介したかたでして、
このときも、poohさまのコメント欄で、ご意見していたのでした。
黒猫亭さまに言わせると、「解同発言」という、
低レベルなものにまどわされるのは、情報リテラシーの低い人だから、
自分ならいっさい無視して相手にしないのに、わざわざ「反論」する
たんぽぽは、くだらないことをしているのだそうです。
しかも、「解同発言」に「反論」した、たんぽぽは、
「連合赤軍発言」で騒ぎを起こした、水葉さまと、
「言われたら言い返さずにはおれない」という、
同じメンタリティの持ち主だそうです。(2008-04-18 04:34)
政治批判も、にせ科学批判も、「公論」であるべきなのに、
このような「私的闘争」に転嫁するのが、政治批判ブログの悪い文化で、
たんぽぽも同類だったと言いたいようです。
続きを読む
エントリですが、「水からの伝言」の騒動再燃について、
コメント欄で、たくさんコメントなさったかたがいます。
黒猫亭さまというハンドルで、ご本人のブログはこちらです。
1月24日エントリでもご紹介したかたでして、
このときも、poohさまのコメント欄で、ご意見していたのでした。
黒猫亭さまに言わせると、「解同発言」という、
低レベルなものにまどわされるのは、情報リテラシーの低い人だから、
自分ならいっさい無視して相手にしないのに、わざわざ「反論」する
たんぽぽは、くだらないことをしているのだそうです。
しかも、「解同発言」に「反論」した、たんぽぽは、
「連合赤軍発言」で騒ぎを起こした、水葉さまと、
「言われたら言い返さずにはおれない」という、
同じメンタリティの持ち主だそうです。(2008-04-18 04:34)
政治批判も、にせ科学批判も、「公論」であるべきなのに、
このような「私的闘争」に転嫁するのが、政治批判ブログの悪い文化で、
たんぽぽも同類だったと言いたいようです。
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2008年05月04日
悲劇のヒロイン
なんとしてでも、自分が「みんなの中心」にいようとして、
いやなことがあると、「悲劇のヒロイン」を演じて、
みんなの同情を買おうするタイプについてのお話です。
(あなたの身近にもいたりしないですか?)
「既視感の「女の子」」
http://azuryblue.blog72.fc2.com/blog-entry-428.html
こういう「女の子」は、もっぱら女性に見られると思っていたのですが、
男性にもいることを、わたしは最近知ったのでした。
つぎのエントリの、まんなかあたりで紹介されている、
自称「イカしたおやじ」が、そのひとつのサンプルのようです。
「悲劇のヒロインと、かわいそコーラス隊」
http://blog.livedoor.jp/gegenga/archives/51389721.html
続きを読む
いやなことがあると、「悲劇のヒロイン」を演じて、
みんなの同情を買おうするタイプについてのお話です。
(あなたの身近にもいたりしないですか?)
「既視感の「女の子」」
http://azuryblue.blog72.fc2.com/blog-entry-428.html
こういう「女の子」は、もっぱら女性に見られると思っていたのですが、
男性にもいることを、わたしは最近知ったのでした。
つぎのエントリの、まんなかあたりで紹介されている、
自称「イカしたおやじ」が、そのひとつのサンプルのようです。
「悲劇のヒロインと、かわいそコーラス隊」
http://blog.livedoor.jp/gegenga/archives/51389721.html
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2008年05月03日
民法改正法案参院に提出(2)
mネットの174号で、4月23日エントリでご紹介した、
参議院で民法改正法案が提出されたことが、記事になっていました。
「4月23日発行のmネット通信174号記事より」
http://www.ne.jp/asahi/m/net/
mネットはお金を払って会員になると、配信される記事が、
全部読めるのでしょうけれど、わたしをふくめて会員でない人は、
一部の公開されている記事しか読めなくなっています。
参院で法案提出は、大きなトピックなので、公開したものと思われます。
続きを読む
参議院で民法改正法案が提出されたことが、記事になっていました。
「4月23日発行のmネット通信174号記事より」
http://www.ne.jp/asahi/m/net/
mネットはお金を払って会員になると、配信される記事が、
全部読めるのでしょうけれど、わたしをふくめて会員でない人は、
一部の公開されている記事しか読めなくなっています。
参院で法案提出は、大きなトピックなので、公開したものと思われます。
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騒動が再燃した(10)
「解同発言」と「連合赤軍発言」の一連の議論(騒動)を
ご覧になって、にせ科学批判に関心があるという立場から、
興味を持ってくださったかたのエントリです。
http://schutsengel.blog.so-net.ne.jp/2008-04-15
http://schutsengel.blog.so-net.ne.jp/2008-04-17
このブログは、『Chromeplated Rat』で、作者はpoohさま。
1月19日エントリで、ご紹介したブログです。
「政治批判ブログ」から見たら、外側のポジションになるでしょう。
そんな位置から見た、つぎのご指摘は、ごもっともだと思います。
(「政治批判ブログ」の人たちには、いまだ危機感はないようだけれど。)
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ご覧になって、にせ科学批判に関心があるという立場から、
興味を持ってくださったかたのエントリです。
http://schutsengel.blog.so-net.ne.jp/2008-04-15
http://schutsengel.blog.so-net.ne.jp/2008-04-17
このブログは、『Chromeplated Rat』で、作者はpoohさま。
1月19日エントリで、ご紹介したブログです。
「政治批判ブログ」から見たら、外側のポジションになるでしょう。
そんな位置から見た、つぎのご指摘は、ごもっともだと思います。
(「政治批判ブログ」の人たちには、いまだ危機感はないようだけれど。)
ぼくなんかに面白がられていると云うことは、
多分政治系ブロガーさんたちの「鉄の団結」が生み出す言説は
その外側には届かないってことだと思うので、
それはそれで危機感を持つべきことなのではないかなぁ。
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2008年05月02日
妹の名前で出産
「300日規定」で前夫の戸籍に子どもが入るのを防ぐために、
妹を名乗って出産し、のちに養子として自分の籍に入れたケースですよ。
「離婚後300日規定:妹の名で出産、養子に…30年前」
「無戸籍児:離婚後300日規定 妹の名で産み、養子に 30年後、法廷で明らかに」
========
それによると苅部被告の母親は、結婚後に夫が暴力団員と分かり離婚。
その後再婚して苅部被告を出産した。
しかし、離婚後300日が経過しておらず、
子供が暴力団員だった前夫の戸籍に入ることを避けるため、
病院で自分の妹を名乗って出産することになった。
苅部被告は戸籍上は妹の子となったが、数カ月後に母親夫婦の養子として迎えられた。
名前は再婚した夫の名から1字とったという。
========
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妹を名乗って出産し、のちに養子として自分の籍に入れたケースですよ。
「離婚後300日規定:妹の名で出産、養子に…30年前」
「無戸籍児:離婚後300日規定 妹の名で産み、養子に 30年後、法廷で明らかに」
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それによると苅部被告の母親は、結婚後に夫が暴力団員と分かり離婚。
その後再婚して苅部被告を出産した。
しかし、離婚後300日が経過しておらず、
子供が暴力団員だった前夫の戸籍に入ることを避けるため、
病院で自分の妹を名乗って出産することになった。
苅部被告は戸籍上は妹の子となったが、数カ月後に母親夫婦の養子として迎えられた。
名前は再婚した夫の名から1字とったという。
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東京ラブレター
いまごろのように気がついたのですが、『東京ラブレター』というラジオ番組で、
民法改正のこと(300日規定、選択別姓、婚外子)が取り上げられていました。
2008年3月28日放送の、Vol. 11です。
「離婚後300日以内に生まれた子は前夫の子?〜民法772条問題〜」
前半は、話題の民法772条の「離婚後300日」についてで、
当事者だった女性のかたも登場して、問題点をお話されています。
これを聴けば、「離婚後300日規定」は、具体的になにが問題なのか、
一通りのことは、わかるのではないかと思います。
後半は、選択別姓と婚外子で、mネットの坂本洋子さんが登場しています。
3月5日に行なわれた、民法改正の集会のことにすこし触れて、
あとは1996年からの、民法改正の活動のあらましと、
国際条約や、国際比較のことになっています。
民法改正10周年のときの、坂本さんが書いていた投書も
(06年2月21日の朝日新聞『私の視点』)おなじような内容で、
坂本さんは、この手のお話が得意なのかもしれないです。
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民法改正のこと(300日規定、選択別姓、婚外子)が取り上げられていました。
2008年3月28日放送の、Vol. 11です。
「離婚後300日以内に生まれた子は前夫の子?〜民法772条問題〜」
前半は、話題の民法772条の「離婚後300日」についてで、
当事者だった女性のかたも登場して、問題点をお話されています。
これを聴けば、「離婚後300日規定」は、具体的になにが問題なのか、
一通りのことは、わかるのではないかと思います。
後半は、選択別姓と婚外子で、mネットの坂本洋子さんが登場しています。
3月5日に行なわれた、民法改正の集会のことにすこし触れて、
あとは1996年からの、民法改正の活動のあらましと、
国際条約や、国際比較のことになっています。
民法改正10周年のときの、坂本さんが書いていた投書も
(06年2月21日の朝日新聞『私の視点』)おなじような内容で、
坂本さんは、この手のお話が得意なのかもしれないです。
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2008年05月01日
騒動が再燃した(9)
「水からの伝言」再燃に関して、こんなエントリもありますよ。
「一部ではもはや本質とは関係なくなった「水伝」」
http://www.cm.kj.yamagata-u.ac.jp/blog/index.php?logid=9027
ほかでもない、apjさまの『事象の地平線』というウェブログです。
(じつは、ぶいっちゃんに見つかる前に、TBを送っていたのでした。)
「水からの伝言」批判の、先駆けにして大御所のかたで、
かなりていねいに見てくださっているようで、とても恐縮してしまいます。
(それとコメント欄で教えてくださった、玄倉川さまも、ありがとうです。)
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「一部ではもはや本質とは関係なくなった「水伝」」
http://www.cm.kj.yamagata-u.ac.jp/blog/index.php?logid=9027
ほかでもない、apjさまの『事象の地平線』というウェブログです。
(じつは、ぶいっちゃんに見つかる前に、TBを送っていたのでした。)
「水からの伝言」批判の、先駆けにして大御所のかたで、
かなりていねいに見てくださっているようで、とても恐縮してしまいます。
(それとコメント欄で教えてくださった、玄倉川さまも、ありがとうです。)
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騒動が再燃した(8)
じつは、わたし、「連合赤軍」とはなんなのか、お恥ずかしながら、
今回の「水からの伝言」騒動再燃まで、ぜんぜん知らなかったのでした。
(「あさま山荘事件」は、そういうものがある、くらいは聞いていた。)
ウィキペディアや、つぎのエントリを見て、
ようやくばくぜんとながら、わかってきたところです。
http://plaza.rakuten.co.jp/kngti/diary/200804170000/
http://plaza.rakuten.co.jp/kngti/diary/200804220000/
http://d.hatena.ne.jp/PledgeCrew/20080416
わたしのウェブログでは、「連合赤軍」がアナロジーに
なっていないことの考察が、まったく出て来ないのは、そのためです。
これは、わたしが、どうこう言わなくても、上述のエントリや、
jabberwockさまのエントリがあるので、ご参照してくださいね。
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今回の「水からの伝言」騒動再燃まで、ぜんぜん知らなかったのでした。
(「あさま山荘事件」は、そういうものがある、くらいは聞いていた。)
ウィキペディアや、つぎのエントリを見て、
ようやくばくぜんとながら、わかってきたところです。
http://plaza.rakuten.co.jp/kngti/diary/200804170000/
http://plaza.rakuten.co.jp/kngti/diary/200804220000/
http://d.hatena.ne.jp/PledgeCrew/20080416
わたしのウェブログでは、「連合赤軍」がアナロジーに
なっていないことの考察が、まったく出て来ないのは、そのためです。
これは、わたしが、どうこう言わなくても、上述のエントリや、
jabberwockさまのエントリがあるので、ご参照してくださいね。
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