家族観について書いた、なかなか興味深い記事があるのでご紹介します。
「家族」というと「血のつながった人たち」をイメージしますが、
「家族=血縁」という思想が定着したのは、日本では比較的最近というお話です。
「<イマジン>第4部 はぐくむ/1(その1) 血縁超えた家族の形」
「イマジン:第4部 はぐくむ/1(その2止) 過渡期にある家族 他人とつながる」
一般に「家族」と聞いて思い浮かべるのは、夫婦と子ども世帯だと思います。
これが「家族=血縁」思想のコアということなのでしょう。
ここから19世紀の終わりに明治民法で定められた家族制度の影響や、
第二次世界大戦後に普及した、「夫が外で働き妻が専業主婦で子どもはふたり」
という「標準家族」思想の影響を予想するかたもいるでしょう。
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