すこし前のお話ですが、リチャード・コシミズの「独立党」が、
内紛を起こしているという、なかなかすごいことになっています。
幹部党員の5人が、コシミズから、自分の口封じのための、
「工作員」と認定されてしまい、退会することになったのでした。
コシミズ氏に言わせると、徳島の座談会に参加するために、
自分が乗る飛行機を、彼ら5人は途中で墜落させるのだそうです。
コシミズ氏の口を封じたいなら、ほかにコストのかからない方法が、
いくらでもありそうなのに、一般の乗客をたくさん巻き込んで、
派手にやるあたり、さすがはお金持ちユダヤの「工作員」です。(笑)
めんどうなので、手っ取り早く事情を知りたいかたは、
つぎのエントリをご覧いただければ、じゅうぶんかと思います。
「911陰謀論には工作員だらけ」
http://d.hatena.ne.jp/NATROM/20080704
もうすこしじっくりと、当人たちの言いぶんを聞きたいかたは、
以下のウェブログを、ご覧になるとよいでしょう。
こちらは、「工作員」認定した、リチャード・コシミズ氏のブログです。
「五人組と金魚の乱顛末記」
こちらは、『独立党のブログ』です。
問題の幹部メンバーが作っていたのですが、
このたび退会となって、ブログも更新停止になったのでした。
近ぢか削除されるそうなので、ご覧になれるのはいまのうちと思います。
「私たちはなぜ独立党を退会したか(1)」
「私たちはなぜ独立党を退会したか(2)」
「私たちはなぜ独立党を退会したか(3)」
これらの人たちは、身内どうしの結束くらいは堅いのかと
思っていたのですが、そうでもなく、案外と不信感に満ちているみたいです。
もともと、社会や他人に対する不信が強いから、
陰謀論にはまりやすいのだと、言ってしまえばそれまでですが。
あるいは、「独裁者の孤独」と合い通じるメンタリティが、あるのでしょうか?
(ついでに、はてなブックマークにあった、
「お子ちゃま精神と肥大したプライドで支えられてるだけに、
一度内紛になるとマジでガキの喧嘩以下」というコメントに、思わず納得。)
ところで、以前ご紹介した「降圧剤」のかたも、独立党員ですが、
この「内ゲバ」を、どう受け止めているのかというと、つぎのようでした。
「今の心境について」
2008年07月15日
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Tracked: 2008-07-15 20:05
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Weblog: 雑談日記(徒然なるままに、。)
Tracked: 2008-07-16 11:26
移民受入と産地偽装、漁業スト、介護の現場と派遣労働。フェアトレード。
Excerpt: 2008.7.23.23:00ころ 先日、相方と食品の産地偽装に関するニュースを
Weblog: 多文化・多民族・多国籍社会で「人として」
Tracked: 2008-07-23 23:22
映画『スター・ウォーズ』シリーズのさらに昔の昔のサイド・ストーリーに、互いの疑心暗鬼で自滅の路を歩むことになった「シスの暗黒卿」(フォースの暗黒面の使い手)の一団が登場した(らしい)ことを思い出しました。
シスの一派とは比べようもないくらいの小ものの内紛劇なのが、この現実世界の救いでありましょう。なあんて(苦笑)。
なんか、前にも何度か、腹心のはずの幹部メンバーを、
「工作員」認定して、党から追い出したことがあったそうですよ。
(コシミズは、確信犯的なのかと思っていたけれど、
そうではなく、相当に被害妄想が入っているんだなって、思ったけど。)
>シスの一派とは比べようもないくらいの小ものの内紛劇なのが、
>この現実世界の救いでありましょう。なあんて(苦笑)。
いや、まじめなお話、「現実世界の救い」だと思いますよ。
歴史に残るとか、そこまでいかなくても、
社会に深刻な影響を与えるのは、きわめてまれで、
ほとんどの場合そうならずに、自滅してくれるので、
わたしたちは、助かっているんだと思います。
(あと、これも、どこかに書いてあったと思ったけれど)
ネット主体のおつき合いだから、これくらいですんでいるけれど、
リアルの政治結社だったら、流血ざたとか、もっと怖いことに
なっているんだろうな、なんて気もしています。