G8サミットが終わってしまいました。
中心議題は地球温暖化対策で、福田首相は、自画自賛でしたが、
二酸化炭素の排出を、2050年までに「半減」から、「削減」にするなど、
数値目標がないというので、成果がとぼしいと批判も大きいようです。
それはともかく、G8にさきがけて、ジョイセフというNGOが、
サミットで妊産婦の支援の拡大を決定するよう、
署名を呼びかけていたのを、覚えているでしょうか?
http://taraxacum.seesaa.net/article/91255627.html
わたしも、署名したのですが、全部で22500集まりまして、
事務局長の石井澄江氏をはじめ、ジョイセフのスタッフが、
北海道へ行ってきた様子が、つぎのエントリで紹介されています。
「洞爺湖サミット終了!「リアルタイム(日テレ)」に
ジョイセフ石井事務局長登場!」
http://gaialog.jp/tarte/micchi/perm/263
7月9日15:30からの、日本テレビの特集『洞爺湖サミット終了』の
ジョイセフの出てくるところの、YouTubeのリンクもあります。
「G8洞爺湖サミット リアルタイム 石井澄江」
昨年のサミットで、保険システムの強化に600億ドルを
投入することが決まったのですが、これに「いつまで」という
達成期限をつけるよう要求しています。
(最後の評価で、資金が「D」とかつけられて、きびしかった...?)
あと、福田達夫首相秘書官(福田首相の息子さんね)が、
とつぜん出て来て、椅子にすわっている石井澄江事務局長の
肩を揉むシーンも、あったりしますよ。(笑)
2008年07月16日
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妊娠出産による女性の死亡率、乳児の死亡率が高いのは、半世紀前までの日本もそうでしたね。
対策や支援が進むことを願います。
署名サイトのご紹介ありがとうございました。
コメント、ありがとうございます。
それと、署名(まだできたんですね)も、ありがとうございます。
(なんて、わたしが言うのも、みょうだけれど。)
わたしも、ジョイセフのサイトを見て、開発途上国の妊産婦の
置かれている現状に、衝撃を受けたのでした。
あまり評判のよくないG8だったけれど、リプロダクティブ・ヘルスは、
福田首相も健闘したのかな?なんて、思ってもいます。
(ちなみに、G8サミットは、ジョイセフがどうなったかだけしか、
わたしは、興味なかったです...)
ありがとうございましたー(^^)
そして、Kirikoさん、署名ありがとうございました!!
たんぽぽさんのおっしゃるように、リプロダクティブヘルスに関しては、今回のサミットは良い方向に向かったと思います。
が、これからが肝心ですね。
これから、いかに実行できるか、
本当に、何人の途上国の母と子を救うことができるのか、
ジョイセフは目を見張って、日本政府に提言し、また途上国の現場での活動に力を注ごうと思います。
私のブログでも、また何か進捗があったら報告しますので、今後とも温かいご支援・ご協力をよろしくお願いします!
ブログでこういう広がりがあるんだというのが分かって、本当にとても嬉しく拝見しました。
ミッチの言う通り、リプロダクティブ・ヘルスの課題は共和党政権の米国がいるG8のなかではかなり健闘したと思います。昨年から外務省が他のG8諸国と国際保健の議論を作り上げていったプロセスを見ている者としても、外務省の人たち、本当にがんばっていたと思います。
今後、日本が母子保健の分野で本当に意義のある支援をしていくためにもみなさんお1人お1人の声がとっても重要な意味をもちます(二言目には、国民がODAを望んでいない!というお役所や政治家さんがいるので・・・)。
だから、是非こうやって声をあげていっていただけると嬉しいです。
今後とも宜しくお願いいたします!
コメント、ありがとうございます。
マコさま、いらっしゃいませ。
わたしのブログにお越しくださって、まことにありがとうございます。
ああ、いえいえ。
わたしのできることは、こうやって自分のブログで
話題にするくらいなので、あまり感激されちゃうと、かえって恐縮です。
(でも最近はアクセスがちょっと増えたので、いくぶんは貢献できたかな...?)
>たんぽぽさんのおっしゃるように、
>リプロダクティブヘルスに関しては、今回のサミットは良い方向に向かったと思います。
>リプロダクティブ・ヘルスの課題は共和党政権の米国がいる
>G8のなかではかなり健闘したと思います。
やはりというか、G8の中でも、アメリカの影響って強いのね...
(二酸化炭素の排出量で、数値目標がなくなったのも、
アメリカに遠慮したからだ、とも言われている...)
共和党政権といっても、議会は民主党が多数ですし、
ブッシュの力も陰っているのも、あるのかもしれないですね。
それと、YouTubeにも、ちょっとだけ出て来たけれど、
日本の外務省のかたたちも、健闘されていたようですね。
そしてなにより、みなさまNGOのかたたちが、いちばん活躍されたんだと思います。
(本当におつかれさまでした...だと思います。)
というわけで、また進展がありましたら、お知らせくださいね。
(わたしのできることは、ここで話題にするくらいだけど...)
今は、NGOのみんなは報告会とかしつつ、通常業務に戻ろうと努力中です。でもあまりの「非常事態」のさなかにいたので、平常時の状態に戻るにはしばらく時間がかかりそうです。
すでにウツになりそう!と言っているひともいました。
ところで共和党政権のアメリカというのは、ものすごく大雑把に言うと、リプロダクティブ・ヘルスを推進する、ということには根本的には反対の立場なのです。アメリカと仲良くしていたい日本政府としては、なるべく「喧嘩」はしたくなかったと思います。でも、たんぽぽさんのおっしゃるように外務省の方もすごくがんばっておられました。そして外務省の人、NGOの仲間たちのコンビネーションもとても良かったからこそ、今回はいろいろ前に進んだ感があったのだと思います。この満足感は今だけしか味わえない(もう新たな忙しさがすぐ足もとに!)ので、今はみんなの満足げな顔を見ながら、自分も浸りたいな、と。
次は9月25日の国連でのミレニアム開発目標中間レビューのためのハイレベル会合です!福田首相も行くかも!
またまた、コメントをくださって、まことにありがとうございます。
ビデオは、本当にほんのすこししか出ていないけれど、
見えないところでの努力は、膨大だったんですね...
(わたしは、もうことばもないです、おつかれさまでした。)
外務省のかたたちも、NGOのみなさまも、どうか早く
「平常時の状態」を取り戻されることを、お祈りいたします。
(あまりゆっくりも、していられないみたいですし...)
>次は9月25日の国連でのミレニアム開発目標中間レビューのための
>ハイレベル会合です!福田首相も行くかも!
がんばってくださいね...
(福田は...たぶん、まだ首相をやっているんだろうな...)
>ところで共和党政権のアメリカというのは、ものすごく大雑把に言うと、
>リプロダクティブ・ヘルスを推進する、ということには根本的には反対の立場なのです。
やはりというか、そうなのね...
日本で言えば、男女共同参画にあまり熱心でない、
自民党をイメージすれば、いいのかな...?
アメリカ合衆国には、妊娠中絶断固反対!なんて、
原理主義的なのがいて、そういうのも、共和党の支持層の
全部ではないにしても、一部にはいると聞いています。
そういう勢力も、リプロダクティブ・ヘルス政策の推進に、
影響を与えているんだろうと思います。