前のエントリでお話したように、「臨時ブログ」で、
「さめ」氏と「ごん」氏を擁護する人たちが、
つぎつぎと(?)現れて、すごいことになったのでした。
これを見ていると、性的いやがらせに対する、こういう考えかたは、
干潟保全運動にかかわる人たちのあいだに、
どのくらい蔓延しているのかと、気になるところです。
こちらのエントリでリンクされていたのですが、さめ氏が紹介している、
泡瀬干潟の保護の署名を呼びかける、ブログを見つけました。
そこで、8月3日のふたつのエントリをTBして、事情をお話して、
このあたりをコメント欄で、お訊ねしてみたのでした。
http://pub.ne.jp/Sightsong/?entry_id=1582671
先方のお答えですが、自分は個人で関心持つもので、
運動組織には加わっていないと、お断わりした上で、
「たんぽぽが言われたことは、性的いやがらせに該当する」、
「活動を楯にして、正当化できることではない」とのことでした。
わたしのコメントは、唐突でぶしつけの感があるので、
わたしのほうが、不審に思われるかもしれないと、気にもなりました。
リンクさきのエントリの作者、Sightsongさまは、
適確に状況を理解なさった上で、とても妥当で良識的な
ご意見をくださったので、わたしは、安心したのでした。
ともすれば、運動関係者の反感を買いかねないことに、
ていねいにお答えくださったこと、まことにありがとうございます。
じつは、わたしを不審に思ったかたもいたようで、
Sightsongさまのエントリを見て、nagonaguさまのところに、
メールで問い合わせたかたが、いらっしゃったのです。
純粋に環境保護に関する興味で、ご覧になったかただと思いますが、
このかたも、じゅうぶん理解してくださったようで、
「何らかの社会的な運動にコミットする際に、自分自身の教訓として
気をつけていきたい」と、お返事をなさったとのことでした。
きっと、nagonaguさまの事情説明も、適確なものだったのでしょう。
コメント欄での情報提供(2008年08月14日 23:26)と、
メールで問い合わせたかたへの釈明、まことにありがとうございました。
わたしのおかげで、お手数をおかけして恐縮です。
さらに、「泡瀬干潟を守る連絡会」の関係者と、
直接お会いする機会があったので、お話をうかがったかたもいました。
「連絡会」は、リアル中心の活動で、ネットはあまり活用していないらしく、
「ごん」氏のブログ「そいつは帽子だ!」も、ぜんぜん知らないとのことでした。
情報提供してくださった、うちゃさま、ありがとうございます。
(2008年08月16日 08:32)
http://uchya.blog109.fc2.com/blog-entry-998.html#comment1185
市民団体というのは、いわば勝手連的で、あっちこっちで
自発的に作られるので、どこかの元締め的団体が統括しているのでもなく、
特定の団体が、ほかの団体を把握しているとも、かぎらないので、
これは、おかしなことでは、ぜんぜんないですよ。
どうやら、性的いやがらせをなんとも思わない、自己中心的な人たちは、
「ごん」氏とその周辺のネット仲間に、ほとんど限られるようです。
干潟保護運動全体に蔓延している、ということでは、
さいわいにしてないと思って、だいじょうぶそうです。
それでも、ネットをよく使っている人は、「ごん」氏や、
「さめ」氏たちが目につきますから、彼(女)らの言動で、
全体の印象をつかんでしまっても、やむをえないことでしょう。
よその団体が、代わりに釈明してくれるのではないし、
本来なら自分たちで、イメージを損わないよう、気をつける必要が
あるはずなのですが、彼(女)らには、そういう意識はないのでしょうか?
そういえば、「さめ」氏や「ごん」氏、それから臨時ブログで、
このおふたりを、せっせとかばっている人たちもですが、
Sightsongさまのブログにも、ぜんぜんコメントしないのでした。
さめさんも、ごんさんも、TBは送っているから見てはいるはずです
Sightsongさまのご意見は、わたしに好意的であり、
あきらかに、おふたりと対立しますから、なにか言いたいことも
あると思うのですが、どういうわけかだまったままです。
(そして、なぜか「臨時ブログ」の議論(?)も、
きゅうにおしまいにしましょう、という雰囲気になります。)
2008年08月20日
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祝 山谷えり子首相補佐官更迭
Excerpt: NIKKEI NET(日経ネット):政治ニュース−政策、国会など政治関連から行政ニュースまで やっと山谷えり子が退任した。福田首相としても安倍晋三の息のかかった山谷は目障りでしかたなかったことと思う..
Weblog: kojitakenの日記
Tracked: 2008-08-22 21:48
その意味では「そいつは帽子だ」が泡瀬干潟を守る運動に協力することは自由であり、そのことを連絡会が知らなかったとしても、それは、たんぽぽさんが仰っているとおり、おかしなことでは全然ないし、それ自体にはなにも問題はありません。
ただ、今回の騒動が「連絡会」とはまったく関係のないことが確認されたことは、「泡瀬干潟を守る運動」自身のためにもよいことだったと思います。
もっとも、その区別をつけるのは、本来、たんぽぽさんの責任ではないはずなのですがね。
>本来、たんぽぽさんの責任ではないはずなのですがね。
「干潟保全のことに、興味を持たなくて結構」と、
「さめ」氏に言われてますし、実際、興味を持たないことにしたので(失礼!)、
本当ならどうでもいいことなんですよね。
(わたしって、やっぱりお人好しかも...(笑))
それでも、「連絡会」をはじめ、干潟保全にかかわるかたたちが、
「ごん」氏たちと同類と見られることに、いくぶんは同情を感じるのと、
市民運動についての一般的注意として、言及してみたのでした。