...と言っても、黒いお話を発掘した、というのではないです。
(なーんだ。)
きのうのコンテンツを書いていて、見つけたことですが、
01年の暮れに、当時官房長官だった、福田康夫氏は、
選択別姓法案の実現に、かなり前向きだったということです。
コンテンツでも引用しましたが、01年12月25日の産経新聞にこうあります。
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福田康夫官房長官は、1月21日の衆議院内閣委員会で、
「つぎの通常国会を目指してなんとかがんばっていかなければならない」
と述べ、来年1月から始まる通常国会に意欲を見せた。
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野田聖子氏の活動日誌(01年11月6日)にもありますが、
福田官房長官(当時)は、男女共同参画相でもあったので、
(01年1月から03年9月まで)立場上推進する必要もあったのでしょう。
8月4日エントリで、「福田康夫は選択別姓に賛成だからケシカラン」と
書き散らす反対派がいる、というコメントをいただいたのでした。
(さくらさま、情報ありがとうございます。[2008年08月05日 09:01])
この反対派は、上述のことを、覚えているのかもしれないです。
そうだとしたら、よく覚えているなあ、という感じです。
それでも、2004年の法務部会のときは、福田康夫氏は、
「国民の理解が必要」なんて言って、きゅうに消極的になります。
役職から離れたので、関心がなくなったのか、反対派議員たちの
猛烈な反対の前に嫌気がさしたのか、それはわからないです。
共同参画相という役職にはいたけれど、ジェンダー問題に、
それほどくわしいのではない、ということなのでしょう。
いかんせん、太田誠一議員の「レイプは元気」発言を、
「そういう格好しているほうが悪いんだ。男は黒豹なんだから」と言って、
かばった(共同参画相在任中に!)というお話がありますからね。
(あ、結局、過去の黒いお話だ。)
2008年08月24日
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Excerpt: 11月25日は国連「女性に対する暴力」撤廃デーだそうです。こちら http://blog.mag2.com/m/log/0000209623/ から読めるアムネスティのニュースレター、「...
Weblog: 村野瀬玲奈の秘書課広報室
Tracked: 2008-08-25 01:33
ただ、それでも麻生太郎などよりはましな方だとは思いますが。
責任を果たしてくれた」と見るか、「役職を離れたら、
とたんに興味がなくなった、その程度だったのか」と見るかは、
意見がわかれるところだと思います。
「黒豹」発言をやってしまったし、本腰を入れて、
ジェンダー問題のお勉強をしたのでは、おそらくないんでしょうね...
(その前に、自民党にはそういう人材しかない、というのがね...)