すこし前のエントリですが、これをご紹介したいと思います。
後半まで見るとわかりますが、例によって、わたしがかかわってきた、
「水からの伝言」の騒動を意識したものと思われます。
「水の伝説、略して水伝」
http://eboli.exblog.jp/7452758
こんどはなにかというと、「ルルドの泉」ですよ。
「蘇生後脳症」という、不治の病にかかった妻を助けたいと、
わらにもすがる思いで、「ルルドの水」を汲んで来た男性のお話です。
エントリのかたは、科学的根拠がないからって、
その男性に「ただの水に奇跡などおこせない」などと言うことなど、
自分には医療従事者として、絶対にできないのだそうです。
だから、「水からの伝言」も、科学的根拠がないという理由で
批判してはイケナイと、言いたいもののようです。
わたしが批判したのは、「水からの伝言」を利用して、
あいさつは大事だと言った、特定の道徳の正当化をしたケースです。
これは、ある種のイデオロギー強制にもつながるので、問題でしょう。
さらに、「水からの伝言」を利用して、高額の機器を売りつけるいう、
詐欺もなされているので、やはり批判をする必要があるでしょう。
「科学的根拠」がすばらしいというのは、なんでしょう?
わたしは、もちろん、「水からの伝言」の騒動に関しては、
すばらしいと思って主張したのではないですよ。
その前に、科学的根拠というのは、通常はすばらしいとか、
すばらしくないといった、性質のものではないように思います。
エントリの途中に出てくる、「そんな迷信まで信じるようになるなんて、
貧すれば鈍す」は、こちらで話題になったことだと思います。
「迷信」とは「水からの伝言」のことですが、これを信じたから、
死ぬのはやつらだ氏は、「貧すれば鈍す」と言われたのではないですよ。
http://blog.livedoor.jp/gegenga/archives/51489565.html
http://blog.livedoor.jp/gegenga/archives/51481032.html
批判された理由は、「絨毯爆撃」と称して、コメント欄や
トラックバックを荒らしたことや、性的いやがらせ発言を続けたこと、
「たんぽぽがいなくなれば、みんな幸せ」などと言ったことや、
「ごん」氏のコメント欄荒らし(通報される)に賛同してあおったことなどです。
さらには、自身も通報されたのに、反省の様子がないことや、
「たんぽぽが、自分の謝罪コメントを削除した」などと、
でまかせを言ったらしいこともあるでしょう。
最初のブログは、『漂流生活的看護記録』というタイトルで、
ハンドルは、「valencienne」さんというかたです。
「えぼり」さんとも、呼ばれているようです。
タイトルにも入っていますが、看護師をなさっています。
良識ある人なら、絶対に否定できない美談を持ち出して、
反知性的行為や、反社会的行為への批判を封殺しようというのでしょう。
こないだの、干潟保護運動を楯にして、性的いやがらせの
二次加害を正当化するのと、おなじパターンとも言えるでしょう。
それとも、valencienne氏というかたは、「ルルドの水」を汲んだ男性も、
「水からの伝言」の信者の同類で、特定のイデオロギーを強制したり、
詐欺を働いたりする、反社会的なことをしたと、言いたいのでしょうか?
「こういうときだけは「医療従事者」という属性に
逃げ込ませていただきます」と自分で書いていますが、
これが「医療従事者」の発想なのでしょうか?
つぎのエントリもぜびご覧くださいね。
http://blog.livedoor.jp/jabberwock555/archives/51368142.html
http://northpole587.blog17.fc2.com/blog-entry-23.html
http://d.hatena.ne.jp/PledgeCrew/20080904
http://d.hatena.ne.jp/nagonagu/20080907#1220757755
私は世界の中心で叫んでもいい。「ただの水に奇跡が起こせるわけはない」
長い道のりを歩き、困難に遭遇しつつ、様々な出会いと体験を経て
あなたが運んだその水は、ただの水なんかではない。
奇跡は起こる。ただの水が起こすのではない。
あなたが起こす。人智を超えるなにかが。
奇跡を起こしうるのは、つねに人間なのだと思います。
さまざまな困難を乗り越えて、運んで来たその水は、
「奇跡」によって、「ただの水」ではなくなるのでしょう。
それは、限界を超えた人間だけが起こしうる、特権かもしれないです。
貧すれば鈍す」
とはどなたがおっしゃった言葉か分かりませんが、少なくても私は言っておりません。
ので、私のところにトラックバックが来たのは「貧すれば鈍す」という言葉つながり以上の意味はないと判断し、「水の伝説、略して水伝」にはコメントしないことに決めました。
>とはどなたがおっしゃった言葉か分かりませんが、
エントリでリンクした、「えぼり」さんというかただけだと思いますよ。
「死ぬのはやつらだ」氏が、まったくべつの理由で、
「貧すれば鈍す」と言われたのを、「水からの伝言」にこじつけたんでしょう...
わたしも、エントリに書いているけど、「死ぬのはやつらだ」氏が
批判されているのは、ブログ荒らしや、性的いやがらせ発言などであって、
「水からの伝言」それ自体ではないですね。
おそらく、どなたも、「死ぬのはやつらだ」氏は、
「水からの伝言」なんて信じているとは、言っていないと思います。
わたしも、もちろん、言ったことはないです。
(「あちら側」の人たちは、「自分たちは、『水からの伝言』を
信じていると批判された」と、思っているのかもしれないけれど。)
それとも、たんぽぽのエントリの書きかたは、
「『水からの伝言』を信じていることを、『貧すれば鈍す』だと、
gegengaさまがおっしゃった」と、言っているようだという抗議でしょうか...?
もしそうでしたら、そんなつもりは、わたしは断じてないですので、
そう聞こえましたら、まことにごめんなさいね...
(紛らわしかったら、書き直したほうがいいかな...?)
>それとも、たんぽぽのエントリの書きかたは、
>「『水からの伝言』を信じていることを、『貧すれば鈍す』だと、
>gegengaさまがおっしゃった」と、言っているようだという抗議でしょうか...?
gegenga様のコメントは、えぼり氏に対して言っているんだと思います。
要するに、『自分は「貧すれば鈍す」とは言ったけど、
「そんな迷信まで信じるようになるなんて」とは一言も言っていない。
よって、何故かトラックバックが来ているけど、自分に対する批判だとは到底思えないので、
(そもそも、そんな発言をした人は見たことないので、誰を批判しているのか全く分からない)
件のエントリに対してコメントする気もないし、その筋合いもない』というような意味かと。
その通りです。
>たんぽぽさま
>それとも、たんぽぽのエントリの書きかたは、
「『水からの伝言』を信じていることを、『貧すれば鈍す』だと、
gegengaさまがおっしゃった」と、言っているようだという抗議でしょうか...?
<
少なくても私は、たんぽぽさんの書いていることはまったくそうは読めませんでした。
(そう思っている方がいるかもしれませんが)。
こちらこそ、紛らわしい書き方をして、申し訳ありませんでした。
コメントありがとうございます。
>gegenga様のコメントは、えぼり氏に対して言っているんだと思います。
>少なくても私は、たんぽぽさんの書いていることはまったくそうは読めませんでした。
了解しました。
ああ、いえいえ、こちらこそ、安心しましたよ。
解説と釈明をしてくださって、まことにありがとうございました。
どこにTBしようかと思ったのですが、ここでも記事中で取り上げていらっしゃるのでこちらに。
二次被害=二次加害
二次被害(2)=二次加害(2)
失礼しました。
またエントリを書いてくださって、ありがとうございます。
トラックバックは、こちらで結構ですよ。
水葉さんへのご質問は、わたしも訊いてみたいことですね。
(こうもうしてはなんだけど、お答えは見当がついちゃうんだけどね...)
自分がやられたことは、「課長〜、それセクハラですよ〜」
という程度ではすまなかったことだと、わたしは感じているけれど。
だからこそ、SightSongさまのところでも、訊いてみたりもしたのだし。
http://taraxacum.seesaa.net/article/105073842.html
ほかにも、わたし以外の、はたでご覧になっていた中にも、
強い不快感を呈したかたがいる、ということも大きいと思います。
>(こうもうしてはなんだけど、お答えは見当がついちゃうんだけどね...)<
えっ!
私には、どんなお答えが来るのか想像もつきません。
(回答そのものが来ない可能性は大きいかもと思いますけど)
本当に人の気持ちは分からんので。
だから私はカウンセラーをしているのかもしれません。へへへ。
>自分がやられたことは、「課長〜、それセクハラですよ〜」
という程度ではすまなかったことだと、わたしは感じているけれど。<
なぜに赤の他人が、その人の体験を軽いとか重いと量れるのか、私には理解できなくて、えんえんとエントリをあげ続けてます。
しつこいかなと自分でも思い始めてますけど、分からんことを理解したい一心です。(苦笑)
>私には、どんなお答えが来るのか想像もつきません。
>(回答そのものが来ない可能性は大きいかもと思いますけど)
これは、「水からの伝言」の騒動に、長くかかわっていると、
察しがついてくる経験則です、はい。
その前に、お答えをいただけない可能性が高いとは、わたしも思うけど。
>しつこいかなと自分でも思い始めてますけど、
>分からんことを理解したい一心です。(苦笑)
はっきりさせる必要があることだと、わたしも思います。
水葉さんは、自分はカウンセラーであると、明かしていて、
フェミニズムの「リアルの運動」にもかかわっているとも、
言っているのですから、見すごせないことだと思います。
立ち直るのに時間かかりましたなー。
だからなんでしょうか?
関係ないと思いますが。
>ランキーさん
なにやらまた、書きはじめてますね。
(こんどはフェードアウトかと思ったけれど。)
総選挙が近そうだというので、なにか言いたくなったのかな...?
麻生さま
べつにいいじゃん、らんきーのお話をしたって。
やはり返答無しだろうな、とは私も思っていました。彼女が今後返答するかどうかはともかく、内心ではこう思っているのではないでしょうか。「こんな事くらいでギャーギャーわめくな」と。
辛い体験をした人の中には、それに自惚れて(この表現が適切でなかったらお赦し下さい)、他人の辛い体験を軽く見るようになってしまう人がいるようです。
水葉氏もそのような人間なのではないかと思っています。でなければ、殺された上にひどい事をされた女性の夫を「気持ち悪い」とは言わないでしょうし。
わたしが考えているのは、「死ぬのはやつらだ」氏や、
「さめ」氏にやられた、性的いやがらせや、その二次加害のことを
意識している可能性がありそうだ、ということですよ。
(これは、akiraさまもお尋ねしていて、
ご本人からお答えのなかったことだけど...)
もしそうだとすると、「たんぽぽがやられたのが、
本当に深刻な性的いやがらせなら、繰り返し言えないはずだから、
だまっているはずだ(=これ以上自分のお仲間の批判をするな)。」
「繰り返し追求するなら、深刻なセクハラではないのだから、
自分たちは批判されるいわれはない」ということになるけれど。
「コインを投げて表が出たら自分の勝ち、裏が出たら相手の負け」だけど。