民主党からの離反議員たちが作った、参院新党「改革クラブ」に、
なんと、西村真悟氏が参加(!)することになりましたよ。
(もう、わたしは、「ひゃあああー」ですよ。)
「改革クに衆院・西村真氏、「政党」への変更届け出」
「改革クラブ、所属議員5人で政党要件満たす…西村真悟氏が入党」
西村真悟議員は、「罰せられないのなら俺らみんな強姦者になる」などと
吐いた人物だと言えば、ぴんと来るかたも多いでしょう。
「日本人の良識をかけて」、民法改正にも反対しています。
弁護士法違反で逮捕されて、民主党から除籍となり、ずっと無所属でした。
9月2日エントリでご紹介したように、改革クラブは、
結党直前で、姫井由美子議員に逃げられて(笑)、党員が4人でした。
ところが、西村真悟氏の参加で、5人となったので、
政党要件を満たすことになり、政党交付金もいただけることになります。
(政党要件の5議席は、衆参のいずれでもよい。)
姫井氏が入ると思っていたときは、改革クラブは、女性局を作って、
党の目玉にするつもりでしたが、この予定はなくなったみたいです。
こんどは、拉致問題解決を、党の公約の柱にするつもりのようです。
これは西村真悟氏の参加を意識したのでしょう。
ひさしぶりに、所属政党を得ることになった、
西村真悟議員は、改革クラブで、目玉となるのかもしれないです。
女性局から「俺らみんな強姦者」発言のかたというのは、
相当な変貌ぶりだと思いますが、そういう発言のかたが
幅を利かせている政党でしたら、わたしは、敬遠したいと思います。
2008年09月29日
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Weblog: 雑談日記(徒然なるままに、。)
Tracked: 2008-09-30 12:14
姫井由美子が当初参加しようとしたのは、姫井が平沼と同じ岡山県選出議員だからで、姫井が自発的に参加しようとしたのではなく、平沼の強い引きがあったのだろうと想像しています。
つまり、「改革クラブ」なる集団は、政策なんかどうでもよくて、単に「平沼新党」結成に先立って、その参議院側の対応パーティーを作る狙いがあったのだと思います。
平沼は、結局新党結成を取り止めましたが、それは、比較的ハト派的な政策をとっていた福田康夫に代わって、平沼に思想の近い麻生太郎が総理大臣に就任したためでしょう。
総選挙区後の政局では、平沼は間違いなく自民党側に立って行動すると思います。
民主党は岡山3区に候補を立てませんでしたが、平沼の鉄板選挙区だから捨てたんでしょうかね。私は誤りだと思ってますけど。
後ろから糸を引いていないで、さっさと自分が、
「改革クラブ」に参加するんじゃないかな...?
渡辺氏たちに、5人目のお仲間探しを苦労させる、理由がないと思います。
「黒幕」として、二階俊博氏の名前が明かされています。
平沼赳夫氏も黒幕だとしたら、いっしょに名前が出ないのも不自然でしょう。
このときは、民主党の切りくずし工作が、うまくいったと思って、
得意になっていたでしょうから、名乗り出るのに遠慮はいらないと思います。
姫井氏は、最初ほかならぬ平沼新党に関心があって、
自分が入党できないかどうか、平沼氏を打診していたようです。
このようすを見て、姫井氏はとにかく民主党を出たがっているなと、
渡辺氏たちは見て取ったので、取り込もうとしたらしいです。
「改革クラブ」立ち上げに、平沼氏も関与しようというのなら、
このときいっしょに、渡辺氏たちに合流してもいいはずです。
ところが、そうはしなかったようなので、やはり平沼氏は、
「改革クラブ」には、興味がなかったのではないかと思いますよ。
西村真悟氏が、「改革クラブ」に参加したことで、
今後平沼赳夫氏も加わることも、あるかもしれないけれど、
(記事によると、西村真悟は、平沼を首班指名した。)
そうなったとしても、はじめから計画されたことではないと思いますよ。
> 平沼赳夫氏がかかわっているとしたら、
> 後ろから糸を引いていないで、さっさと自分が、
> 「改革クラブ」に参加するんじゃないかな...?
という疑問に対しては、特定の政党に参加せずにフリーハンドでいることのメリットはきわめて大きい、ということを指摘しておきたいと思います。特に今回は、「改革クラブ」が小沢一郎に弓を引いた形になっていますが、新党に参加していなければ、「ぼく関係ないもんね」と言い逃れして、あとで民主党と政策協定に入れる余地が残ります。
逆に言うと、これはすごくずるい行き方で、仲間から不信感を招きかねないんだけど、そこらへんは昔から平沼の甘いところで、だから3年前の郵政総選挙でコイズミに不意を突かれて完璧にやられてしまったわけです。
> 「黒幕」として、二階俊博氏の名前が明かされています。
確かに、朝日新聞などによってそのように報道されましたが、二階氏は自民党内ではハト派です。それに対し、民主党から「引き抜いた」渡辺氏たちは、いずれも「極右」と呼ぶべきタカ派で、思想的には二階氏からはほど遠く、平沼赳夫には非常に近いです。しかも、それに西村真吾まで加わり、「極右」か「超保守」か、言い方は人それぞれだけど、タカ派のオンパレードじゃん。
どう見たって、「改革クラブ」は平沼赳夫の差し金と考えるほうが自然だと思うんですけどねえ。
自民党に復党するまでの一時停留所が必要でしょうね。
たぶん、「改革クラブ」という新党を作った意図は、将来の自民党復党を見据えたものなのでしょう。
もっとも、「風見鶏」の連中は麻生も駄目だとなるとそう簡単には復党できないでしょうが。
平沼の場合はこれまで無所属できており、いずれ自民党に復党することを考えているでしょうから、
あわてて新党に参加するメリットはさほどないですね。
なので、kojitakenさんの言うことも一理あるように思います。
もっとも、裏情報を知っているわけではないので、真相がどうだかは確言できませんが。
>特定の政党に参加せずにフリーハンドでいることのメリットはきわめて大きい、
平沼赳夫氏は、フリーハンドでいるより、新党を作りたいのでは...?
現にいままでにも、何度も新党を作る構想が出でいますし。
>二階氏は自民党内ではハト派です。
>それに対し、民主党から「引き抜いた」渡辺氏たちは、
>いずれも「極右」と呼ぶべきタカ派で、
二階俊博氏の目的は、「渡辺や大江と組むこと」ではなく、
「民主党を切りくずすこと」なのでは...?
となれば、分裂を起こしそうな、民主党内の不満分子がいれば、
政治思想に関係なく、てこ入れすることもあるでしょう。
こういうのを、ここで言う「信頼できる敵」というの...?
http://kinpy.livedoor.biz/archives/51249891.html
>平沼の場合はこれまで無所属できており、
>いずれ自民党に復党することを考えているでしょうから、
>あわてて新党に参加するメリットはさほどないですね。
選挙対策や、政党助成金のことを考えても、
無所属より政党に所属していたほうが、さまざまなことで有利です。
実際、平沼赳夫氏は、こんどの総選挙に備えて、新党を作ろうとしていました。
(この新党は、「改革クラブ」とは、ぜんぜん関係ないようです。)
「平沼赳夫氏:次期衆院選前の新党結成を断念」
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080925k0000m010060000c.html
平沼赳夫氏が、改革クラブに関心があるなら、
彼らも自分の新党構想に誘って、合流するなどしてもよさそうです。
そうしないというのは、自分の新党には興味があるけれど、
改革クラブには興味がない、ということじゃないかな...?
平沼赳夫氏が、改革クラブにかかわった可能性は、
状況証拠としても、かなり弱いのではないかと思いますよ。
(わたしも、公開されている情報しか知らないので、
新しいことがわかれば、なにか変わるかもしれないけれど。)