2008年10月01日

toujyouka016.jpg 性的被害の告白(2)

水葉さんの9月15日エントリ、「性暴力被害の告白」は、
わたし、たんぽぽが、「死ぬのはやつらだ」氏や、
「ごん」氏から受けた、一連の性的いやがらせや、
「さめ」氏による二次加害を、意識していると強く考えられます。
「深読みの理由(わけ)」
http://blogs.dion.ne.jp/akiras_room/archives/7626740.html

くわしくは、上のakiraさまのエントリをご覧いただくとして、
9月16日エントリで、水葉さんは「濃いミルク」のことを書いています。
ほかにも、9月6日エントリや、9月17日エントリ
あるいは、わたしが、9月20日にご紹介した「ルルドの泉」が出てくる、
「水の伝説、略して水伝」のコメント欄でも、わたしに好意的なかたたちの、
おふざけを意識していると思われることを、水葉さんは書いています。

 
水葉さんや、そのとりまきのかたたちは、だれかを批判するとき、
はっきり名前を出さず、ほのめかすだけという、
あまり好ましくないことを、しばしばなさることがあります。
性的いやがらせの加害者は、水葉さんと親しいかたたちですから、
わたしが言及することに対して、不満もあるでしょう。

そうなると、「性暴力被害の告白」の最後のくだりは、
わたしのことを遠回しに言ったことは、じゅうぶんありえることです。
すくなくとも、わたしは、「性暴力被害の告白」を読んだとき
自分のことが批判されていると、ごく自然に思いましたよ。

akiraさまも、そう思ったのでして、「性暴力被害の告白」は、
たんぽぽのことではないかと、水葉さまにお尋ねしています。
「あらためて質問します。」
http://blogs.dion.ne.jp/akiras_room/archives/7636551.html
「性暴力被害の告白」は「たんぽぽさんへのセクハラ発言」と、
その反響を想定して書かれたのではないですか?

下記に引用したたんぽぽさんblogにおける、死ぬのはやつらだ氏の発言を
>『課長〜、それセクハラですよ〜』という程度のもの
と考えていらっしゃいますか?
また、様々な場所で起きた二次被害については、どのように考えますか?


わたしとしては、繰り返し語っているからといって、
「軽々しい」つもりなどなく、自分なりに深刻だったと受け止めています。
ヘルペスに見舞われたのもそうですが、かなり疲れていたようで、
じつは通報のときは、まる1日お仕事を休んでいたのでした。

「性暴力被害の告白」で挙げられている事例のようにこそ、
わたしは、なっていないですが、インターネットで受けた
いやがらせのために、実生活に影響が出るにいたっています。
深刻だと思ったから通報したのですし、これによって加害者たちは、
プロバイダから処分を受けるという、実効的な処置もなされています。

そもそも、いやがらせの原因が、政治的主張にかかわることや、
動機が自己保身的であること、二次加害に加担する人の多さを考えても、
「その程度」「軽々しい」ですませられないことだと、わたしは思います。


そのほかの関連エントリ:
「セクシャルハラスメントについて、勉強させていただいた。」
http://blog.livedoor.jp/jabberwock555/archives/51382180.html
「分断と対立の論理」
http://d.hatena.ne.jp/PledgeCrew/20080928

posted by たんぽぽ at 23:51 | Comment(5) | TrackBack(1) | 家族・ジェンダー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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この記事へのコメント
こんばんは。前回のエントリでもTBを頂いたのに、ご挨拶が遅くなってすみません。
エントリを取り上げて頂き、またTBありがとうございました。

正直な話、へろへろです。(私の情報処理能力を超えてます)
もう何も考えたくないよ〜。ネットから離れたら楽になるだろうな。とも思うのですが・・・。
自分で始めてしまったことだし、水葉さんが批判対象としたのは、たんぽぽさんだけではない(私も含めて、「その程度で」といわれてしまった被害者達と被害者を支持してくれた人達)と思っていますので、何とかしがみついています。

こんな事9ヶ月もやってたんだ、すごいなと思います。
そういった意味で、私は、たんぽぽさんを尊敬しています。

でも、たんぽぽさんは誰かに守ってもらわなければ立っていられない人だとは思っていません。私には、この騒動に関わった人は皆、それぞれに自分にとって大切なものを守ろうとしているだけのように見えます。私も、この件にコミットしたのはそれが動機だったので。

「共感」VS「論理」とか「○○一派」VS「××一派」のように括られるのはいやです。でも、○○さんに対する批判をすると、××一派なのだという認定をされてしまうわけで・・・。なんでこんなに括りたがる人が多いのでしょう。
自己投影とはこのようなことを言うのだろうと思いました。

よそさまのblogで、エントリに関係ない愚痴をはいてすみません。






Posted by akira at 2008年10月02日 01:18
頑張って〜
Posted by クソヤロー at 2008年10月02日 23:26
akiraさま、こんにちは。
コメントありがとうございます。

>前回のエントリでもTBを頂いたのに、ご挨拶が遅くなってすみません。

いえいえ、気になさらないで結構ですよ。
わたしも、レスは遅いほうですし...(苦笑)
こちらこそ、わたしがかかわったことを、話題にしてくださって、
うれしく思っております。


>正直な話、へろへろです。(私の情報処理能力を超えてます)
>もう何も考えたくないよ〜。

他のブログでも話題になり出して、読むところも増えてきましたし、
貴ブログのコメント欄も、コメントが増えてきたのえ、
(その中には、招かれざるお客さんもいるし...)
負担が増えて来たところではないかと思います。

あまり無理をなさらないで、適時お休みしながら続けるのがいいと思いますよ。
(かく言うわたしも、負担が増えるとペースを落としますよ。
文句言われることもあるんだけど、あえて聞かないようにしています。(笑))

水葉さんのエントリは、性的被害に対処するカウンセラーという
肩書きを出した上でなのだし、あれを読んだかたが、
「専門の人がああ言っているのだから」と、信用されかねないと思います。
あわてずゆっくりでも、しっかりと対抗言論をしたいところです。


>こんな事9ヶ月もやってたんだ、すごいなと思います。
>そういった意味で、私は、たんぽぽさんを尊敬しています。

どうもありがとうございます。
わたしも、自分にとって大切なもの、ゆずれないものがあるもので...
目前の課題をクリアし続けているうちに、今日にいたってしまいました。

ほかのみなさんも、おっしゃるとおり、自分にとって譲れない、
大切なものがあるからという動機で、かかわっているんだと思います。
わたし自身に興味があって、守りたいというのではないでしょうね...
(わたしは、そんなことしてもらえるほど、人望も人気もないよ...)

わたしと敵対する人たちは、「お姫さまと、守っている騎士団」とか、
「とりまきが露払いして、レッドカーペットを敷く」なんて、
図式を当てはめたほうが、わかりやすくて、ここちがよいようだけどね...


>「共感」VS「論理」とか「○○一派」VS「××一派」のように括られるのはいやです。

「共闘」とか「内ゲバ」とか、「なんとか一派の陰謀」とか、
党派的に考えたがるのも、わたしと敵対する人たちの発想だと思いますよ。

>よそさまのblogで、エントリに関係ない愚痴をはいてすみません。

ああ、いえいえ、ぜんぜんかまわないですので、また、いらしてくださいね。
Posted by たんぽぽ at 2008年10月03日 15:19
>わたし自身に興味があって、守りたいというのではないでしょうね...

そもそも、たんぽぽ様を「守る」なんて、おこがましいような気がします(爆)
真面目な話、「たんぽぽ一派」と呼ばれている人達は、
たんぽぽ様と同様の問題意識を元々持っていて、
かつ、たんぽぽ様が常に「筋を通して」いるから同調している人ばかりだと思います。

もし仮に、(今の所そうなることは考えにくいけれど)
たんぽぽ様が筋の通らないおかしなことを言い出したら、
一斉にたんぽぽ批判を始めるでしょうね(笑)

結局のところ、ネトウヨさんの「在日認定」と構造的には全く同じで、
理屈では勝負にならないのは分かっている、でも自己正当化はしたい、
なんて場合に都合が良い(と思い込んでいる)んでしょうね。

あるいは、今話題の食育冊子ばりに…

「これって陰謀だわ」

「よくわかんないけど陰謀だ!」

「大陰謀だ!」
Posted by 御姉寧 at 2008年10月05日 20:05
御姉寧さま、コメントありがとうございます。

>たんぽぽ様を「守る」なんて、おこがましいような気がします(爆)

そこで、「おこがましい」って、言われちゃうと...(苦笑)


わたしに言わせれば、「あちら側」こそ、「水葉姫さまを守る騎士団」とか、
「ごん王子さまを守る騎士団」とかを、やっているように思います。
「お仲間」が、筋の通らないことをしても、
「内ゲバはよくない」なんて言って、相互批判しないですしね...

自分たちが、そうやって、党派的、セクト主義的に行動するから、
わたしたちも、同じと思っているのも、あるのかもしれないですね。
Posted by たんぽぽ at 2008年10月06日 00:05
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Tracked: 2008-10-02 23:13