2008年10月03日

toujyouka016.jpg 性的被害の告白(3)

「性暴力被害の告白」のおしまいは、わたしが受けたことを、
矮小化しようとしている疑いがあります。
かりに一般論だとしても、第三者が「その程度」と決めつけるなど、
性被害の対処の原則に反するおそれがあります

水葉さんご自身、表現の言い換えを例に挙げながら、
性的被害に「たいしたことでない」というニュアンスを与えて、
加害者をかばうことになることを、問題視しています
犯罪を矮小化する「言い換え」です。
言い換えられて得をするのは、一体誰でしょうか?
「たいした罪ではない」というニュアンスを与える
「言い換え」は、加害者を擁護するものです。

このような、水葉さんのスタートだという立ち位置に、反するのではないか?
akiraさまは、そう思ったので、「性暴力被害の告白」のコメント欄に、
9月19日エントリの中ほどに書いた内容を、投稿したのでした。

 
ところが、水葉さんの反応は、とても奇妙なものでした。
水葉さんのブログは、例によって、管理者の承認制ですが、
akiraさまのコメントを承認しないで削除したのです。
さらに、前のエントリ「モンブラン」の、akiraさまのコメントも削除です。
http://aqualeafree2.blog50.fc2.com/blog-entry-71.html#comment_list
●鍵コメさん
当該コメントは削除しておきましたので、ご安心を。
目の前のクライアントに具体的に対応することと、
言葉の濫用による社会的な影響は分けて考えられた方がいいでしょうね。
あとは、何をおっしゃっているのかよくわかりませんでした。
[ 2008/09/18 07:44 ] URL 水葉

「よくわかりませんでした」は、akiraさまの「このエントリに
おける当事者は、水葉さんの中の具体的なイメージに基づいて
書かれたものと思っています」というコメントに対してです。
「具体的なイメージ」は、前にお話した、わたしがやられたことです。


わたしのウェブログで、お話してくださったのですが、
akiraさまは、すべての読者が読めるコメントとして投稿していて、
管理者だけが読める「鍵コメント」にしたのではないそうです。
承認される前の状態の、「未承認コメント」のことを、
「鍵コメント」とは、通常は言わないでしょう。

また、水葉さんのコメントの文面を見ると、
akiraさまの気を遣って、コメントを削除したことになっています。
これも、akiraさまは、ご自分のブログで釈明していますが、
自分のコメントを削除してほしいと、思ってはいないです。
コメントとほぼ同じ文章を、自分のブログで書いているのですし、
公開されて困る内容では、まったくないものです。

水葉さんは、自分のウェブログの注意書きで、
自分が不愉快と感じたコメントは、全部削除すると断わっています
それなら、はばかることなく、「akiraさまのコメントは、
不愉快なので削除しました。」と正直に言ってよさそうです。
akiraさまのコメントを不愉快と感じたと、
思われたくない理由が、水葉さんにはあるみたいです。


akiraさまは、とても腰の低いかたのようで、
「鍵コメント」のことを、「些末なこと」としています。
また、水葉さんから、噛み合わない(?)コメントをもらって、
自分の深読みだった、おわびしますと、謝罪しています。
わたしに言わせれば、「鍵コメント」は些末でない、
大きなことだと思いますし、一連のことは、akiraさまが
おわびするいわれのない、深刻なことだと思いますよ。

posted by たんぽぽ at 07:31 | Comment(8) | TrackBack(2) | 家族・ジェンダー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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この記事へのコメント
騒動大好き

頑張って〜
Posted by クソヤロー at 2008年10月03日 13:18
間抜けなja e w ckです
(*なんとなくjabberwockから改名しました)

私が不思議でならないのは、akiraさんは冷静に専門カウンセラー同士の対話
を試みようとしているのに、外野から議論妨害としか思えないノイズが入って
くることです。

akiraさんのブログのコメント欄は、論点をずらして、問題点をうやむやにす
るような発言であふれているし、もっと露骨な荒らしコメントもある
(この直上にもあるようですが・・・)。
ネットのなかには、akiraさんに対する露骨な人格批判でしかない誹謗中傷も
現れている。
http://d.hatena.ne.jp/yamada11111taro/20080923/1222157257
http://d.hatena.ne.jp/yamada11111taro/20080929/1222703694
http://d.hatena.ne.jp/yamada11111taro/20080927/1222507440
http://d.hatena.ne.jp/yamada11111taro/20080930/1222771886

この人たちは、水葉さんが「時間がかかっても、誠実な返答をしようとしている」
とは考えないのかな?
(多忙な専門家同士の対話であれば、それが真剣なものであればあるほど、クイ
ックレスポンスというわけにはいかないでしょう)
「水葉さんが、返事をできっこない」という前提で、akiraさんを攻撃するのは、
水  葉  さ  ん  を 随分見くびった失礼な話じゃないですか。


今後、水葉さんが、専門家としてのしっかり意見をakiraさんに返して、
相互理解が進むようなことになったら、彼等は、どうするんでしょうね。
Posted by ja e w ck at 2008年10月03日 13:44
たんぽぽ様

あなたが幸せでありますように
あなたの悩み、苦しみが消えますように
あなたの願いがかなえられますように
あなたの無明に、悟りの光があらわれますように

祈っております
Posted by アングリマーラ at 2008年10月03日 15:53
私のエントリを丁寧に検証して頂きありがとうございます。

そして、私のところのズルズルと長くなってしまったコメント欄で、たんぽぽさんに批判めいたことを書いてしまって、申し訳なく思っています。もし、気分を害されたなら、本当にごめんなさい。

たんぽぽさんが書かれたことは、気にするほどのことではないのだろうと思ったのだけれど、たんぽぽさんは、もっとひどいことを言われ続けているのだし。
・・・。

今日、愚樵さんのところに伺って知りましたが、どうも、不具合が起きているようで、あのエントリだけコメントが書けないようなので。
ひょっとして、あのコメントにレスをくださったのかもと思いました。

Posted by akira at 2008年10月03日 16:12
ja e w ckさま、コメントどうもです。
(「間抜けな」はハンドルの一部じゃないですよね。
投稿者欄は、入ってないですし。)

ノイズの人たちは、akiraさまが、水葉さまと、
専門家どうしの真摯な議論をなさると、きっと具合が悪いのでしょう。

>akiraさんに対する露骨な人格批判でしかない誹謗中傷も現れている。

おそらくそれまで、面識のなかったであろう人のことを、
よくここまで書けるものだと思いましたよ。
「脳に問題」のくだりなんて、相当やばいことになりかねないし...
例によって、ネットで匿名だから、何を書き散らしてもいい、
なんて、思い込んでいるのかもしれないです。

>この人たちは、水葉さんが「時間がかかっても、誠実な返答をしようとしている」
>とは考えないのかな?

自分たちは、「水葉姫さまをお守りする騎士団」とでも思って、
ご本人の代わりに、闘いをいどんでいるのかもしれないです。
よって、水葉さんを、見くびっているつもりは、たぶんないでしょう...
(専門家どうしで相互理解が進んだら...?
いままで書いていたことは、「なかったこと」にするのでは...?)


>(この直上にもあるようですが・・・)。

わたしのブログも、荒れてきているけど、
ひどくなったら、なんらかの対処を考えたいと思います。
Posted by たんぽぽ at 2008年10月03日 23:58
akiraさま、コメントありがとうございます。

>たんぽぽさんに批判めいたことを書いてしまって、申し訳なく思っています。
>もし、気分を害されたなら、本当にごめんなさい。

いえいえ、あれくらいの異論でしたら、きっとあると思ったし、
気分は害してないので、どうかご安心くださいね。
(わたしこそ、水葉さんを悪く言い過ぎて、
気を悪くされたかなと、思っているんだけど...)

貴ブログにもコメントしたけれど、あれは、わたしの憶測であり、
これ以上積極的な証拠はないので、同意されなくても、
それはそれで結構だから、だいじょうぶですよ。
http://blogs.dion.ne.jp/akiras_room/archives/7656126.html#comments
[2008年10月03日 23:27]

>ひょっとして、あのコメントにレスをくださったのかもと思いました。

貴ブログは、きょうは、朝と、さきほどコメントしたけれど、
それ以外の時間帯は、ずっとコメントしてないです。
だから、わたしは、不具合には引っかかっていないです、はい。
Posted by たんぽぽ at 2008年10月03日 23:59
>たんぽぽさん

>わたしの憶測であり、
これ以上積極的な証拠はないので、同意されなくても、
それはそれで結構だから、だいじょうぶですよ。<

これを伺ってホッとしました。
私のところにもコメントを頂きありがとうございました。
レスを書きましたので、読んで頂ければ嬉しいです。

>わたしに言わせれば、「鍵コメント」は些末でない、
大きなことだと思いますし、一連のことは、akiraさまが
おわびするいわれのない、深刻なことだと思いますよ。<

とたんぽぽさんが書いてくださったので、「深読みの理由」で書けなかった事情の一部をこちらで書かせて頂こうと思いました。

「水伝と波動ビジネス」を書こうと思ったのは、gegeさんのエントリーがきっかけなのですが、(それも含めて)一連の記事を書くに当たって、私が過去ログを読みあさったのはご存じの通りです。

水葉さんのblogにコメントをした後の彼女の反応をみて、私は、彼女が以前のblogを閉鎖された時のことを連想しました。
ja e w ckさんからのトラックバックを、彼女が「わざわざTBを送られて、絶交宣言されてしまった。」と表現したのを、リアルタイムで読んでいました。
その時はまだ「騒動」を追っていなかった私の印象では「色々あったんだろうけど、絶交宣言するほどのことではなかろう。そのTBを送った人ってどんな人なの?」というものでした。
今回、過去ログを読むまでは彼女の言葉を半ば信じていました。

ja e w ckさんの過去のエントリを読んで、彼女の言っていたことが、実は自分中心に語られていたことなのだと知りました。(あのエントリーのTBを貰っても、絶交宣言とは思えません)
彼女はTBされたエントリのURLもはらず、私のような「騒動」に関係のない読者に対して印象操作を行ったのだと思いました(あくまでも、私の想像ですが)。今回の「鍵コメ」扱いで、私が不信感を抱いたのは、このことが頭にあったからです。
私の元コメントが表に出されない限り、事情を知らない人は「鍵コメで、彼女に言いがかりを付けて来た人がいたんだな」と思うだろうと想像ました。

私がコメントを書いたのは誰も知らない事ですが、そう思われるのはいやだなと思いました。それで、私が抱いた疑念を正確に知って頂くために、自分のところでエントリーを書いたというのが真相なのでした。(本来なら彼女のところで議論した方が良かったのだと今も思っています)

鍵コメのことを書いたり、エントリ中に「水葉さんの旧blogエントリ『週刊金曜日3/14号あとがきに「水騒動」が!』にコメントを書いた」=当時から読んでいた。ということを明らかにしたのも、誰かがこの関連に気づいてくれたらいいなという思いからでした。(遠回りし過ぎ>自分)

ながながと書きました。
今回は、エントリーに関連したコメントを書けたかなと思います。(苦笑)
Posted by akira at 2008年10月04日 01:47
akiraさま、コメントありがとうございます。

>これを伺ってホッとしました。
>私のところにもコメントを頂きありがとうございました。
>レスを書きましたので、読んで頂ければ嬉しいです。

貴ブログのレスも、拝見しました。
やはりというか、わたしが思っていた「そういう人」は、
ちゃんと伝わっていたのですね。


>「深読みの理由」で書けなかった事情の一部をこちらで書かせて頂こうと思いました。

わたしも、おなじことを考えていましたよ。
(エントリには、わざと書かないで、読者に考えてもらう、
というかたちにしているけれど。)
akiraさまも、しっかりわかっていた、ということですね。


>ja e w ckさんの過去のエントリを読んで、彼女の言っていたことが、
>実は自分中心に語られていたことなのだと知りました。
>(あのエントリーのTBを貰っても、絶交宣言とは思えません)

わたしも、jabberwockさまから、トラックバックを送られた、
くらいでは、絶交宣言とは言えないと思います。
実際以上に、ひどい目にあっているように、事情にうといかたに、
信じ込ませようという印象操作も、たぶんあるのでしょうね...
(リンクしないとか、名前を出さないで、ほのめかすだけなのは、
読者が事実確認をしにくくするため、というのもあるのでしょう...)

水葉さんは、もともと、被害妄想的なところもあるみたいなので、
本当に誇大に受け止めているところも、多少はあるのかもしれないけれど。


>私の元コメントが表に出されない限り、事情を知らない人は
>「鍵コメで、彼女に言いがかりを付けて来た人がいたんだな」と
>思うだろうと想像ました。

水葉さんは、そのように思わせたいのだなと、わたしも思いましたよ。
だれがなにを書いたかは、akiraさま自身が明かさないかぎり、
読者にはわからないですからね...

水葉さんは、「性暴力被害の告白」に、よりによって、
akiraさまがレスするとは、思わなかったのかもしれないです。
内容もまともで反論できないし、「不愉快なので削除」とも言えないので、
(「不愉快」うんぬんは、もともとは、ネットウヨクや、
バックラッシュのようなコメント対策と思われる。)
「投稿者に気を遣って、鍵コメントを削除した」ことにしたんでしょう。


>今回は、エントリーに関連したコメントを書けたかなと思います。(苦笑)

いえいえ、いままでのも、関連してない、なんてことないですよ。
Posted by たんぽぽ at 2008年10月05日 00:10

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