『買ってはいけない』のとんでもぶりが批判されたことがありました。
このころ、『週刊金曜日』に愛想をつかして、たもとをわけた、
「本多批判派」とでも呼べる人たちがいたのを、ずっと前にお話したのでした。
(参照1)(参照2)(参照3)(参照4)
その「本多批判派」は、「ホロコーストなかった」の木村愛二氏を、
持ち上げたり、お仲間に取り込んだりしていたのでした。
「研究会発足:本多勝一研究会へのお誘い」
「 本多勝一研究会への「自己紹介」転載」
「「自由主義史観」を疑似科学的と言えるほど金曜日は科学的か? 」
「人権を侵害する「言論の自由」は権力で抑圧されるべきか 」
これらの人たちの言いぶんは、おそらくこうでしょう。
「われわれは、本多批判という目的のために、協力しているだけだ。
ホロコースト否定論になど賛成していないが、多様なものの見かたは
容認しなければならないし、否定してはならない。」
こういうもの言いをするなら、ビリーバーより、信用していないけれど、
「カチカンの多様性」を楯に取ってかばう人たちのほうが、
「たちが悪い」という意見があることを、ご紹介しておきましょう。
実際、偽善的でさえあると、わたしも思います。(参照1)(参照2)
「2008/06/07 911陰謀論と授業」
陰謀論を信じてもいないくせに「多様なものの見方」などという言葉で
陰謀論を許す連中のほうがたちが悪いですよ
彼ら「本多批判派」は、いまから9年前から、「左右共闘国民戦線」を、
やっていたとも言えて、きょうびのさきがけとも言えそうです。
右の人から近付いて、お仲間になろうとしているところも、おなじです。
「佐藤優現象」ならぬ「木村愛二現象」ですよ。
排外・国粋主義のきわみである、ネオナチと組んでいるのですから、
きょうびの「左右共闘」よりも、強烈かもしれないです。
しょせんはエピゴーネン、本家以上に劣化していた、ということでしょうか?