2005年12月27日

toujyouka016.jpg 猪口大臣への要望書

mネットが、公明党から猪口大臣へわたされた、
例の共同参画についての要望書の、全文を載せたのでご紹介します。
http://www.ne.jp/asahi/m/net/GenderEqualityAT_kohmei.html

選択別姓の実現のことも、つぎのように書かれてはいるけれど...
一 男女共同参画の視点に立って社会制度・慣行の見直しを進めること。
中でも、選択的夫婦別姓制度の早期導入を図ること。

 
このあと、他党もこれにならったようで、
つぎつぎと、猪口大臣に申し入れをしていました。
(上から2番目の自民党PT以外は、みな選択別姓に言及しています。)

日本共産党
http://www.ne.jp/asahi/m/net/GenderEqualityAT_kyosan.html

自由民主党過激な性教育・ジェンダーフリー教育
実態調査プロジェクトチーム
http://www.ne.jp/asahi/m/net/GenderEqualityAT_jiminBashing.html

自由民主党男女共同参画新人議員勉強会
http://www.ne.jp/asahi/m/net/GenderEqualityAT_jiminShinjin.html

社会民主党
http://www.ne.jp/asahi/m/net/GenderEqualityAT_syamin.html


自民党PT(上から2番目ね...)は、「過激な性教育」や
「家族否定教育」が行なわれていると、まじめに主張する、
いつもどおりのヒステリーぶりを、発揮しています。
ほかの要望書がみな、女性の権利や機会均等の保証を
うたっている中、ひとつだけ異様であり、浮いている感じです。

もうひとつ、自民党の新人議員勉強会のほうは、ずっとまともです。
それでも、「過激な性教育」や「家族否定教育」については、
「教育現場でこのような事例が起こらないよう
徹底して是正すべきである」と、書いていて、
これらがどこかに、実際にあるとは思っているみたいだ...


posted by たんぽぽ at 22:09 | Comment(5) | TrackBack(0) | 家族・ジェンダー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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この記事へのコメント
教育現場では,確かにジェンダーバイアスフリーの考え方をちょっと感情的になって伝えようとすることもあるし,そういう人もいます。でも行き過ぎた考えは生徒が受け付けないことで,陶冶されていくと思います。私自身がそうでしたから。男と女が逆転したって意味のないことですから。かえって教育委員会の,形式的なジェンダーフリー研修のほうが問題ありそうな気がします。
Posted by KATEK at 2005年12月30日 19:11
KATEKさま、こんにちは。 
コメント、ありがとうございます。

わたしは、教育現場のことは、くわしくなくて恐縮ですが、
教育委員会の研修の影響を受けて、いささか教条的になるかたが
いらっしゃる、ということでしょうか...?
(それとも、形式的な研修って、意味もないことを、
儀式的にやっている、ということ...?)

すくなくとも、自民党PTの言う、「過激な性教育」
「家族否定の教育」は、こんな調子ですからね...
どこにも存在しないシロモノなんだろうと、思います。
http://seijotcp.hp.infoseek.co.jp/genderfreeQandA.html#14
http://d.hatena.ne.jp/seijotcp/20051112
Posted by たんぽぽ at 2005年12月31日 07:42
教育委員会の研修内容の意味のなさに,それにもかかわらず,教員の各自の工夫に口出しする傲慢さにはらがたちます。OOくんという「くん」付けを「さん」付けに変えていくことが大事だなんてことを言ったり,いっぽうでは「過激な性教育」と断定したり。ひどいものです。・・・という意味でした。うまくかけなくてごめんなさい。
Posted by KATEK at 2006年01月01日 20:01
KATEKさま、こんにちは。
新年あけまして、おめでとうございます。

いえいえ、わたしこそ、飲み込みが悪くてすみませんです。
中途半端にわかったつもりの「外野」が、
ごちゃごちゃくちばしをはさむ、という感じでしたのね...
Posted by たんぽぽ at 2006年01月02日 20:15
こいつまだあきらめねえで
こんなクソブログやってんの?(ゲラ
Posted by 通行人 at 2006年01月16日 18:09
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