とつぜんですが、国籍法改正に関して、意外なところに
かわった主張をなさるがいらっしゃりましたよ。
ちょっと前に、あちこちで、だいぶ話題になっていたみたいです。
「思想の問題というよりも、信用されてないだけなんじゃ……」
http://www.cml-office.org/archive/1228710191201.html
「議論のテーマが違う」
http://www.cml-office.org/archive/1229050890209.html
ご覧の通り、「水商売ウォッチング」の、apjさまです。
なんなのかというと、国籍法改正の反対派が、
きゅうにふってわいたのは、外国人の入出国についての政府の対応が、
信頼されていないからだと、apjさまは、お考えでいるのです。
国籍法改正の反対派たちが、実際に主張していたことは、
偽装認知が増えることと、それを防ぐためのDNA鑑定の義務化でした。
これはもちろん、日本人の「血筋」を守るための、
外国人の排除と、婚外子に対する差別が根底でしょう。
(参照1)(参照2)
偽装認知が増えると、児童売春といった犯罪が増えるとも、
言っていたのですが、これはいまの法律を改正すれば悪用される、
ということで、多くの場合、現行法を疑っている様子はなかったです。
apjさまが考えるような、現在の入国管理とむすびつけた主張は、
見当たらなかったし、メインではなさそうです。
反対派の主流は、女性や子どもの権利の拡大というだけで、
やみくもに反対する、バックラッシュのようなタイプでしょう。
「偽装認知」のように、可能性が小さい未来の「リスク」を楯にして、
いまある権利侵害を正当化する、彼らの常套手段を使っているだけです。
ありそうにない「リスク」でも、「可能性が否定できない」と言えば、
「反証不可能」ですから、正当化がしやすいことになります。
apjさまは、上述のバックラッシュタイプのような、
「かたくな」な人とはべつに、思想的背景はなく、説得可能だが、
入国審査に不信感を持つ人が反対しているのだろうと、おっしゃっています。
http://www.cml-office.org/archive/1229050890209.html
|しかし、後の方を主張している人は、
|ズルできるようにはなっていないことが普段から伝わっていたら、
|現場の人の意見を知らなかったとしても、反対しなかったんじゃないか
これまでに見たところでは、「ずる(偽装認知)されたくない」は、
「かたくな」な人たちが、「理由づけ」に持ち出したものです。
別人ではないですから、「ずるできない」ことをどう伝えても、
説得不可能でしょうし、実際に理解せずじまいでした。
|同調している人が居るのではないか。
|じゃあ、同調する人が出てきたのはどうしてか、と考えて、
|入管に対する不信感があるのではないか、
田中康夫氏のように、きゅうに反対した議員はいましたが、
彼らの言いぶんは、「かたくな」な人の主張をコピーしたものでした。
「外国人排斥や婚外子差別は反対だが、入国審査が信用できないから、
国籍法改正は反対」と、言ってはいなかったです。
さしずめ、反対の声がにわかに大きくなったので、
「流されやすい」雰囲気が、国会とその周辺にできて、
その影響を受けたのでしょう。[2008年12月18日 23:19]
「リスク」を並べると、不安をあおれるので、
人の判断力を鈍らせたり、反対の雰囲気を作ることもあるわけです。
また川田龍平氏は、大量のFAXに怖れをなした疑いもあります。
|反対を主張するサイトの数やコメントの数とか、
|送られたFAXの数が業務妨害として問題になる程だ、というあたりで多い、
大量FAX攻撃も、「かたくな」な人たちの常套手段ですよ。
送られたFAXは、手書きのものをふくめて、同一人物によると
思われるものが多かったそうです。[2008年12月17日 23:00]
おそらく同じ内容のものを、ひとりで大量に送っているのでしょう。
また反対派の中には、組織力があるものもいるようで、
彼らが動員されているのもあるのでしょう。
|思想的にかたくなな人は存在するだろうが、そんなに数が多いのか?
|いくら煽ったところで、かたくなな人だけだったら大騒動にはならないだろうし、
民法改正(夫婦別姓、婚外子の相続差別)も、
「かたくな」な人はごく一部ですが、10年前からずっと大騒ぎですよ。
自民党の法務部会なんて、「一部のかたくなな人」のおかげで、
いつも「大騒動」で、新聞記事にもなります。
(反対派たちは、一般に組織力や政治的影響力があります。
それで少人数でも、かなり煽動できることになります。)
2008年12月25日
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まだ言い足りないので
Excerpt: 法改正してまでバカ親のフォロー? (by apj) sodaさん、 >国籍法の不備により、人生がメチャメチャになる子ども達が現実に沢山いる じゃあ、子供を作ることを決めた親の判断について責..
Weblog: PledgeCrewの日記
Tracked: 2008-12-26 02:05
責任回避の経済界と自公政権
Excerpt: 中小企業のオヤジ連中と顔を会わせると、皆ひまでイライラし、銀行員に勘ぐられまいと遠くを眺めている風情である。全く注文がなくなり、見えない将来を見ようとするが見えっこないことを承知の浮かなさである。 ..
Weblog: 関係性
Tracked: 2008-12-26 16:14


