12月30日エントリで、「無徴」ということに触れたのでした。
http://d.hatena.ne.jp/tikani_nemuru_M/20081219/1229670656
http://d.hatena.ne.jp/hituzinosanpo/20081215/1229343507
「水からの伝言」騒動で、わたしを叩き続けた人たちも、
ネットの世界に、「無徴」を過度に期待しているのかもしれないです。
これらの人たちは、「権力だけ批判すればいい、
一般市民を批判するべきでない」と、いつも言っています。
「一般市民」は、「無徴」で、「だれでもない」存在でしょう。
「あちら側」の人たちは、「属性が ないという権力!」
「属性からの自由という権力!」を得たつもりで、
「だれでもないという安全地帯」にいるつもりなのでしょう。
それで、好き勝手なことを言い散らしても、批判も反論もされない
「特権」がある気分になるのかもしれないです。
それから、12月27日エントリでリンクした、
『地下生活者の手遊び』の「世界を変えたい君へ」ですが、
つぎのくだりは、まさに、連合赤軍発言のカウンセラーと、
その取り巻きたちのことですね。(苦笑)
http://d.hatena.ne.jp/tikani_nemuru_M/20081211/1228928743
|世の中には「文句をつけられている・騒がれている」というだけで、
|中身も検証せずに否定的な判断をするヒトが大勢いるよ。
|さらに、その白痴的判断をブログに書くヒトまでいくらでも涌いてでる。
|さあわかったらチミも大騒ぎしよう!
|論理なんて関係ない! 事実なんてどうでもいい!
|声のでかい奴の勝ちだ!!
「あちら側」の人たちは、あれだけでたらめなやりかたで、
わたし(たち)を叩いていながら、10か月以上も続いた
(いまもまだ、くすぶっている)のは驚異的だ、
という見かたもできるのですよね。
これもひとえに、「声がでかい」ことのたまものなのでしょう。
なんかを見てると、本家本元の姿勢自体が「騒動」の前の1年前と全く変わってないから、そりゃその取り巻きの人たちの思考や行動の様式も変わりようがないって感じですね。
「らんきーブログ」の論理は、まさにこのエントリに指摘されている論理であって、あれだけの騒動を経ても何も変わらないのだから、この1年は彼にとって一体なんだったんだろうと思ってしまいます。
それにしても、「声のでかい無徴」とは言い得て妙。これは、「鵺のような全体主義」と直結すると私は考えます。
>http://rankeyblog.blog68.fc2.com/blog-entry-873.html
最近になっても、まだぐちぐちやってますね。
(そうか、これも「くすぶっている」と言えるんだ。(笑))
>この1年は彼にとって一体なんだったんだろうと
「贋モノがたくさん見抜けたのも今年の収穫」なんて言っているけど、
「贋モノ」って、ご自分と取り巻きたちのことかな...?(笑)
「いつも言っている事は一緒だけど」なんて、
自分で言っているくらいですから、いつもおなじところを、
繰り返しているという、自覚はあるみたいですね。(笑)
>「声のでかい無徴」とは言い得て妙。
『地下生活者の手遊び』に出てくるキーワードを、
組み合わせたんだけど、ほんと「まさにそう」ですよね...
>タイトルで笑いころげてしまった。
どうもありがとうございます。(笑)
(そういえば、自己矛盾的だよね...)
タイトルが受けたのは、「ふたりは陰謀論者」以来かな...?
>今年は冒頭からホントにご苦労様でした。
じつは、「らんきーブログ」に見つかったとき、
2008年は、論争の年になるって、予感がしていました。
その予感は、見事にあたったことになります。
>来年がたんぽぽさんにとって良い年でありますように
お心づかい、ありがとうございます。
NORTON3rdさまも、よいお年をお迎えくださいね。
>http://rankeyblog.blog68.fc2.com/blog-entry-873.html
本題からは逸れますが、上記のサイトは私はあまり見ていなかったのですが、
(私がこの界隈を巡回するようになった頃には既に開店休業状態でしたから…)
このエントリーや騒動の発端となったエントリーを見る限り、
ブログ主さんからは、いわゆるニューエイジの影響を強く感じます。
実は5年ほど前、ニューエイジに少々興味を持っていたので、
そっち系のHPや掲示板のいくつかを巡回していたんですよ。
(やはり性に合わなくて(笑)自然と離れましたが)
その頃巡回してた先で、あの手の文章は散々読んだ記憶があります。
他者に対する批判を良しとしない姿勢とか、
意識が変われば一気に状況も好転するかのような物言いとか…
ちなみにその当時、ニューエイジ界隈でも「水伝」は話題になっていましたね。
(少なくとも私の巡回先ではメインストリームではなかったけれど)
今年もよろしくお願いいたしますね。
>本題からは逸れますが、上記のサイトは私はあまり見ていなかったのですが、
>(私がこの界隈を巡回するようになった頃には既に開店休業状態でしたから…)
わたしは、じつはカウンセラー氏を意識して、書いていたんだけど、
『らんきーブログ』が出てきて、そのお話になりました。(苦笑)
>ニューエイジ
なるほどねえ...
(情報まことにありがとうございます。)
もともと、オカルトがかった人だったのかな...?
それで、疑似科学や陰謀論とも、相性がいいのかも...
「水からの伝言」も、内心では信じていたっぽいですね。
「科学的根拠はなくても、そんなことはどうでもいい」なんて
書いていたけれど、こんなのもオカルト的発想の現われみたいですし。
そうそう、「ありがとうと言おう」とか「気づき」なんていう言葉も、日本のニューエイジにおいては定番中の定番です。
ただ、ブログ主さんが意識して直接的な影響を受けたのかまでは分かりかねます。
というのも、ニューエイジ的な思想に、そうとは知らずに感化されてしまうケースも少なくないからです。
例えば成功哲学の類なんかは、ニューエイジ的な要素を含む物が多いです。
(ぶっちゃけた話、私がかつてあの方面に興味を持ったきっかけもそれですし)
とらこ様のところの「わたビリ」シリーズも、そういった例のひとつかと思います。
http://sea.ap.teacup.com/mimizuku/19.html?rev=1
特に日本ではオウムの事件以来、宗教やオカルトに対するアレルギーみたいなものが少なからずありますから、そういった面を見せないようにして思想を広めようとする例も結構あります。
まあいずれにせよ、ニューエイジ的な思想と非常に親和性が高い方だということは、少なくとも言えると思います。
余談ですが、こんなのも問題になっていますよ。
「宗教団体、霊感商法による被害リンク集まとめ@Wiki - ありがとう教」
http://www11.atwiki.jp/anti-religion/pages/10.html
>「ありがとうと言おう」とか「気づき」なんていう言葉も、
>日本のニューエイジにおいては定番中の定番です。
あらあら...
まあ、それでも、直接影響受けたとはかぎらず、
無意識のうちに感化された可能性も、高そうですね。
「水からの伝言」に関しては、いままで何度も意識を変えようとしても、
ぜんぜん状況が好転しないこと続きだったんだけど、
このあたりは、どう思ったのかな?(笑)
(好転させない、たんぽぽが悪いって、「人のせい」だったり。(笑))
>とらこ様のところの「わたビリ」シリーズも、
>そういった例のひとつかと思います。
>http://sea.ap.teacup.com/mimizuku/19.html?rev=1
これも、「水からの伝言」は非科学的だ、にせものだと知りつつ、
「いいお話だ」と礼讃する、というパターンでしたね。
とらこさまが説得できなかったビリーバーは、どうなのか知らないけど、
「らんきー」はそういうのは偽善的だというのは、
わからないというか、わかろうとしなかったですね。
(やはり、オカルト信者らしい、確信犯なんでしょうか?)
>http://www11.atwiki.jp/anti-religion/pages/10.html
これは、マインドコントロールで、ハレムを作っていた、
とかいう、おじさんでしたっけ...?
それとはまたべつなのかな...?
>とかいう、おじさんでしたっけ...?
そうそう、その話です。
そのおじさんの話は代表的な例の一つですが、Wikiの本文にある、
>『感謝』や『ありがとう連呼』を教義とする宗教及び団体
に該当する団体は、取り上げられている以外にも色々あるようです。
取り上げられていない団体は(教義(?)の胡散臭さはともかくとして)さほど有害ではないのかもしれませんが。
ハレムおじさんって、「ありがとう教」だったんだ...
(いや〜)
こんなのを見ていると、「水からの伝言」を信じる人、
「非科学的とわかっていても、いい話だ」と言いたがる人が、
あとを断たないのも、無理もないのかもしれないです。
「感謝」とか、「ありがとう連呼」というと、
無批判にいいことだと思いたがる人が、
ことのほか、たくさんいるみたいだから、だけど。