2009年02月01日

toujyouka016.jpg 離婚の季節

とつぜんですが、いちばん離婚が多い月は、いつでしょうか?
2005年の「少子化社会白書」のコラムを見ると、
02-04年の合計を、月別にグラフにしたものが出ていますが、
3月だけが、やや離婚が多くなっています。

「コラム 結婚・離婚はどの季節が多いのか」



 
婚姻件数、離婚件数

これは、子どもがいると、多くの場合、女性が引き取るからで、
自分が離婚して旧姓にもどると、子どもも苗字が変わるからです。
それで、子どもの生活が新しくなる、進学や進級に合わせる、
つまり子どもの都合を考えて、離婚することが多くなります。

「少子化社会白書」のコラムのグラフでは、顕著ではないのですが、
つぎの記事を見ると、3月についで、8月が多いとなっています。
これも、長い夏休みを利用して、家を探して引っ越すという、
子どもの都合に合わせたもの、ということです。
「妻が3月に離婚したがるワケ」
http://diamond.jp/series/ikeuchi/10010/


それにしても、この記事、2ページ目を見ると、
離婚の時期をきめるのは、妻が主導権を握っていて、
男は決めさせてもらえないとか、ぐちぐちと書かれているのですよ。
http://diamond.jp/series/ikeuchi/10010/?page=2

男性は、子どもを引き取らないことが、多いでしょうし、
苗字が変わるなんて、なおさら少ないでしょう。
女性の主導になるのは、離婚にともなう生活の変化が大きいんだから、
ある意味あたりまえのことでしょう?
離婚によって変化するものが少ないオトコが、
それくらいで、なにをぐちっているんでしょうねー?

...と、思ったんだけど、この記事は、『ダイヤモンド・オンライン』
(ああ、おやじ雑誌ですか、だから、こういう調子なのね。)

posted by たんぽぽ at 23:26 | Comment(0) | TrackBack(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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