2009年02月16日

toujyouka016.jpg 小選挙区勝ち抜き優先

民主党が政権を取ったあかつきには、閣僚などの重要ポストは、
当選回数に関係なく、小選挙区で勝ち上がった議員を優遇し、
比例復活当選は優先しない方針を、あきらかにしましたよ。

「小沢代表「小選挙区の勝者に重要ポスト」 政権交代へ引き締め 」
「小沢一郎代表「政権の役職は小選挙区勝ち上がりだけ」と至極当然の発言」
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民主党の小沢一郎代表は8日、新潟市内の会合であいさつし
「われわれが政権を担うことになったとしても、
小選挙区で勝ち上がった者でなければ、重要な役割を担う機会はない」と述べた。
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これは有権者に対しては、自民党のように、
だれもが重要ポストが経験できるよう、議員みんなのあいだで、
うまく持ち回りさせて、議員の当選回数や派閥間で
「公平」にしたりはしないことを、アピールするものと思います。

しかしそれ以上に、新政権で活躍したければ、
自力で小選挙区当選をしていただきたいという、
党内の候補者に対する「引き締め」が、目的だろうと思います。
自前の支持基盤を堅める努力に、あまり熱心でない候補者が
まだまだたくさんいる、ということなのでしょう。

ずいぶん前(1次公認が出た9月ごろ)ですが、
「一体いままで何をやってきたのかという人もいる」と、
岡田克也氏も言っていましたが、これもおそらくは、
票堅めに不熱心な人がいる、ということだと思います。


民主党は、「選挙に強い候補者」を作ることに、
こだわりがありまして、類似の方針として、
「3回続けて小選挙区で自力当選できなかった候補者は、
つぎからは公認を出さない(!)」という規則が決められています。

これは何回選挙を経ても、比例復活当選に頼ってしまい、
支持基盤の強化をおこたる議員が出てくることをふせぐためです。
自民党と闘って勝ち抜くには、党のカンバンをはずしても、
自前の基盤だけで勝てる「平沼赳夫のような市民派議員」(参照)を、
増やす必要があると、考えてのことでしょう。


ところがこうしてしまうと、対立候補が強い選挙区の候補者が、
不利になるという、不公平が出てくるのでは?という気もします。
相手がものすごく強ければ、何度選挙をやっても、
比例復活で当選するのもやっとでしょう。
そんな選挙区から出馬する候補者が、いなくなるおそれもあります。

それから、いまのように、党勢が拡大しているならともかく、
党勢が後退したとき(縁起でもないこと言うなよって?)、
比例復活を余儀無くされる候補者が、
たくさん出てくることにもなるでしょう。

こうした場合どうするかの方策は、取り決められていないみたいです。
いまはそんな心配をするのは早すぎる、「選挙に強い候補者」を作るのが
ずっと先決だと、考えているのだとは思いますが。

posted by たんぽぽ at 22:49 | Comment(0) | TrackBack(0) | 政治・社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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