2009年03月21日

toujyouka016.jpg 育休切り

育児休暇を取ったことで解雇するという、「育休切り」が、
最近になって、きゅうに増えているというお話です。
「「育休切り」相談、過去最多に 前年度の1.3倍」
「育休切り:不況理由に「戻っても仕事ない」 相談件数3倍」

労働局への相談件数を調べているのですが、
朝日の記事によると、2月までで1107件で、
08年の1.3倍、2001年以来最高記録に達しています。
毎日の記事には、棒グラフが出ていますが、
08年10月までとくらべて、11月以降は約3倍になっています。

 
こういうのは、泣き寝入りすることが多いので、
おもてにあらわれるのは、「氷山の一角」なのですが、
それでも労働局への相談件数が増えるのは、
おもてに出ないものをふくめた全体の数も
増えているからであろうことは、容易に想像がつくと思います。

「育休切り」が増えたのは、言うまでもなく景気が悪いからで、
立場の弱い人間に、しわ寄せが来ていることになります。
産休や育休を理由にした、解雇や降格、正規から非正規への配置替えは、
男女雇用均等法違反であり、禁止されているものです。

法律違反自体も、もちろん許されないことですが、
「子ども産んだ女はクビ」なんて差別がいまだ健在で、
不況で簡単にぶり返すところに、前時代的なものを感じます。

posted by たんぽぽ at 16:21 | Comment(2) | TrackBack(0) | 家族・ジェンダー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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この記事へのコメント
 この記事と「非正規雇用と少子化」をあわせて考えると、見えてくるものがありますね。
 育児休職とってでも働きたいという人は、それだけお金が必要、働かざるを得ない事情がある、ということが大きいのじゃないでしょうか?生きがいだの、自己実現以前に、仕事がお金、生活のため、ですから(別に生きがいなんて仕事以外にもいっくらでも見つけられるし)
Posted by イカフライ at 2009年03月22日 10:46
イカフライさま、コメントどうもです。

ふたつ下の「非正規雇用と少子化」と、
こちらと、両方ご覧になってのコメント、ありがとうございます。

自立の担保とか、カチカンの変化(女性も男性同様
お仕事を持ち続けるのがとうぜん)も、あると思いますが、
生活のため経済的理由で、というかたが多いんだろうと思いますよ。
「育休切り」で、いよいよ生活が苦しくなるかたも、
すくなからずいそうに思います。

「非正規雇用と少子化」で、非正規で出生率がすくないのは、
出産や育児のサポートがふじゅうぶんだからと、
分析されていたけれど、産休や育休を取るとクビを切られるという、
職場の意識や雰囲気もありそうですね。
Posted by たんぽぽ at 2009年03月22日 15:40

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