2009年03月22日

toujyouka016.jpg コシミズの本に載った

リチャード・コシミズが、『小説「911」』という新刊を出しています。
自費出版らしいですが、大きな本屋さんに行けば、棚にあるでしょう。
9.11同時多発テロと、その周辺についての「真実」を、
コシミズ氏の「認識」にしたがって書いた、
かぎりなくノンフィクションに近いらしい、フィクションです。
(固有名詞がちょっとずつ変えてある。)

コシミズにとっての「真実」なので、同時テロの当日、
WTCにユダヤ人はひとりもいなかったし、ユダヤ人が作った
「純粋水爆」で、WTCビルが破壊されたことになっています

「アポロ計画」も出てくるのですが、これもしっかり「陰謀」で、
人類はお月さまに、着陸していないことになっています。
放射線帯を宇宙船が通れないとか、宇宙飛行士の宇宙服は
薄っぺらいとか言っていて、副島隆彦の受け売りでしょうか?)

 
6章の最後の節で、常温核融合のことが出て来ます。
こないだ話題になった、A先生(荒田氏のこと)が
公開実験に「成功」したことや、K(コシミズのこと)が
研究費を集めるために、寄付金をつのったことも出て来ます。

でもって、おどろくなかれ、320-330ページあたりに、
わたし、たんぽぽと、アルバイシンの丘さま
こちらのコメント欄で活躍していた、shinok30さまや、
菊池誠先生も名指しで登場します。(ハンドルが一部伏せ字。)

なんでも、上記4名は、ユダヤ権力の手先であり、
A先生の研究を妨害するために、「常温核融合はいんちきだ」とか、
「Kが寄付金を着服している」とか、吹聴するのだそうです。
こういうところや、ああいうところの
ブログのコメントやエントリの一部が、引用もされています。

「とんでも本」とはいえ、自分の文章が活字になったので、
思わずびっくりして、感無量の気分になってしまいましたよ。
(願わくば、まともな本で載りたいのは、言わずもがなだけれど。(笑))

posted by たんぽぽ at 23:21 | Comment(10) | TrackBack(2) | 疑似科学(にせ科学) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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この記事へのコメント
コシミズとかフルフォードが書いたり話したりしていることって、昔の少年誌の巻頭特集にあったりした2色刷の「驚異の世界」とか「ヒマラヤの雪男」とか「ネス湖の恐竜」みたいな記事と変わりませんね。もっともらしく書いてても、想像の産物でしかない。読者もオモシロ半分で読んでいれば害が少なくてすむのですけどね。
Posted by タツ at 2009年03月23日 08:30
虚構世界へのご進出、おめでとうございます(笑)。

個人的には、レプティリアンとかイノベーターとかザケンナーとか、もっと怪しげな仕掛けがないことには今イチ面白みに欠けるよなあ、というのが正直な印象ですが、「ユダヤ四刺客、あるいはユダヤの手先四人衆(?)」のご活躍は必見ですね。どんなふうに描写されていることやら。

書店で探して立ち読みします。320-330ページあたりですね。しっかり覚えとこう(^^;)。
Posted by 仲@ukiuki at 2009年03月23日 12:09
うーむ,どうしてわかったんだろう・・・?
片隅でひっそりと目立たぬようにしていたのに・・・
ガザの攻撃ではユダヤの大批判をしたのに・・
カムフラージュだとばれたのか・・・?
その後に書いたユダヤ人論がユダヤをかばっているようにとられたのか・・・?
バレてしまったからにはもう解任です
皆さんお元気で・・

ちっとも面白くない?
Posted by アルバイシンの丘 at 2009年03月23日 23:11
タツさま

>「驚異の世界」とか「ヒマラヤの雪男」とか「ネス湖の恐竜」

いいオトナが「霊は実在するのです」なんて、
まじめにやっているのと同じようなものですね。(笑)

>読者もオモシロ半分で読んでいれば害が少なくてすむのですけどね。

ところが、本当に寄付する人がいるんですよね...
http://debu-data-studio.cocolog-nifty.com/blog/2009/03/post-b3ab.html



仲@ukiukiさま

>虚構世界へのご進出、おめでとうございます(笑)。

ありがとうございます。(笑)
出演料として、本を一冊寄贈してほしいところです。
きくち先生も、くれるならもらうと言ってるし。(笑)
http://www.cp.cmc.osaka-u.ac.jp/~kikuchi/weblog/index.php?UID=1211901606#CID1236577610

>今イチ面白みに欠けるよなあ、

コシミズ陰謀論をよく知っている人には、ちょっとたいくつかも...



アルバイシンの丘さま

>うーむ,どうしてわかったんだろう・・・?

わたしの場合、コシミズが出没する池袋に、用事があって行ったとき、
(池袋でホッピーを飲んでるって、本に書いてあった)、
ノーマン・コーンのユダヤ陰謀論批判の本↓を、
読みあさっていたのが、見つかったのかもしれないです。(笑)
http://www.bk1.jp/product/02770606
Posted by たんぽぽ at 2009年03月24日 00:06
たんぽぽ様。

虚構世界への進出おめでとうございます。コシミズ陰謀論を批判すると小説に登場できるので、私もやってみようかなぁ〜。
でもまともな人は買わないから不名誉なことか(笑)

本人も「小説」と言っているのでこれは虚構と言っているのと同義でしょう。
信者は真実と思っているかもですが、「小説」を読んで「真実」と思い込むのもある意味、ファンタジーですね(笑)

というか、たんぽぽさんの正体が完全につかめるほどに監視していたことを暗に告白していたとすれば、それはそれで「私、コシミズはストーカーやってます。」という暴露本だったりして(笑)

こうして私も書き込むと正体が暴かれるかも知れません。それが怖いのでこの辺にします(笑)

私の正体は何を隠そう、池田大作とロックフェラーと金正日と面識があって、毎日、彼らとインターネットのチャットで会話を楽しんでいます。
コシミズに公安警察に告発されるのも怖いのでこの辺で(爆)
Posted by ドミトリー at 2009年03月28日 12:32
ドミトリーさま、コメントどうもです。


>虚構世界への進出おめでとうございます。

ありがとうです。
でもまだ、出演料はいただいてないです。(笑)

>でもまともな人は買わないから不名誉なことか(笑)

「と学会」が取り上げたら、ひとかどの「とんでも本」として、
認めてあげるんだけどね。(笑)

>本人も「小説」と言っているのでこれは虚構と言っているのと同義でしょう。

「小説」と言っても、ノンフィクションなのだから、
事実と言っているのとおなじだと思うけどね....
(いざとなったら、「小説だから虚構です」って、
言いわけするのだったりして...)


>こうして私も書き込むと正体が暴かれるかも知れません。

池袋に注意してください。(笑)

>池田大作とロックフェラーと金正日と面識があって、

おおおお、そうだったのかー。(笑)
最近、金正日はテポドンの準備をしているらしいけど、
くわしいことがわかったら、教えてくださいね♪(笑)
Posted by たんぽぽ at 2009年03月29日 00:49
通りかかりましておじゃましました、桜の木と申します。

小説911にだまされそうになった友人がいまして、本の中に数々並んでいる与太話をひとつひとつ解説してあげて、コシミズの洗脳から解いてあげました。

今では「何であんなものにハマりそうになったんだろう」って笑っています。

ミクシーで山本弘さんもおっしゃっておられましたが、ビリーバーを説得するのは無理ですので、トンデモにはまりそうな人を救っていくのが大事なことだなぁと、認識を新たにしました。

ネットでも直接対話でも地道に取り組んで、妄想の氾濫に立ち向かわなければと思います。

突然の訪問と失礼をお許しください。ではでは…
Posted by 桜の木 at 2009年04月08日 11:35
桜の木さま、いらっしゃいませ。
コメント、ありがとうございます。

>小説911にだまされそうになった友人がいまして、
>本の中に数々並んでいる与太話をひとつひとつ解説してあげて、
>コシミズの洗脳から解いてあげました。

おおおお、それはとてもよかったです。
おめでとうございます。
(ウェブに結局説得できなくて、寄付払っちゃった人がいるからね...)

>ミクシーで山本弘さんもおっしゃっておられましたが、

「と学会」は、コシミズの本を取り上げそうですか?(笑)


>ビリーバーを説得するのは無理ですので、
>トンデモにはまりそうな人を救っていくのが大事なことだなぁと、

そうそう、説得できるのは、相手に聞く姿勢があるときですし、
それは「はまりそうな人」であって、「ビリーバー」ではないんですよね。

「ビリーバー」は、聞く姿勢がぜんぜんないのが通常なので、
たいていは説得をあきらめていて、できることはせいぜい、
うそを流すことの妨害くらいだと思います。

>突然の訪問と失礼をお許しください。

いえいえ。
こんなブログだけれど、もしよろしければ、またいらしてくださいね。
Posted by たんぽぽ at 2009年04月09日 00:27
たんぽぽ様、お返事ありがとうございます。

コシミズの見苦しいブログでは、盛んに情報拡散だとか騒いでいましたが、友人のソレを見せてもらって驚きました。

宇野正美よりも程度が低い、なんといいますか、トンデモ本にすらならない内容で、買った友人も「お金がもったいない」と悔やんでいました。

始めに結論ありきで、妙な断定口調のコシミズ特有の言い回しが、なんとも読みにくく、こんなものを目の中に星を輝かせて読んでいる、独立党の「カモ」党員たちが哀れに思えてなりませんでしたねぇ。

もうドップリはまってしまった奴はしょうがないですが、はまりそうな人を助けるために、それこそ「情報拡散」しなければなりませんねぇ。

私もブログを立ち上げましょうか。

今後とも、色々参考にさせてください。よろしくお願いいたします。
Posted by 桜の木 at 2009年04月09日 15:49
桜の木さま、またお越しくださって、ありがとうです。

>なんといいますか、トンデモ本にすらならない内容で、
>買った友人も「お金がもったいない」と悔やんでいました。

あらあら、「と学会」も歯牙にもかけない、
「とんでも」本としても、半人前というわけね。(笑)

コシミズも、オウム真理教だか、太田竜だかの劣化版みたなものですからね。
「粛正」なんてのも、ときどき起きていて、
疑心暗鬼にかられたコシミズが、お仲間をときどき
「工作員だ」などと決めつけて排除するんだけど...
ネット中心の人間関係だから、この程度ですんでいるとも言えるけど。
http://taraxacum.seesaa.net/article/102901907.html


>私もブログを立ち上げましょうか。

おおお、それはたいへん結構なことだと思います。
ぜひ、がんばってみてくださいね。

>今後とも、色々参考にさせてください。よろしくお願いいたします。

わたしごときで、力添えになれることがありましたら、
なんなりとおっしゃってくださいね。
Posted by たんぽぽ at 2009年04月09日 23:49

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