一部で話題になっていますが、七生養護学校裁判なるものがありましたよ。
「性教育めぐる都議の視察「不当な支配」 東京地裁認定」
「独自の性教育 都議らの介入は不当 地裁、210万円賠償命令」
都立七生養護学校では、障害のある子どもに教えるために、
長年苦労して作り出した性教育の授業と教材がありました。
ところが、この内容が過激だというので、東京都議3人
(民主党の土屋たかゆきと、自民党の田代ひろし、古賀俊昭)が、
七生学校に圧力をかけ、産経新聞がこれを煽っていました。
この圧力は不当な言いがかりだというので、七生学校の教員と保護者が、
3都議と東京都、および産経新聞を相手に、裁判を起こしていました。
1審判決が3月12日に下り、原告側の教員、保護者の勝訴となり、
東京地裁は、3都議と東京都に、210万円の賠償命令を出しました。
(産経新聞への請求は棄却された。)
これをご覧のみなさまは、よくご存知と思いますが、
某宗教の影響とされる「純潔思想」にもとづいて、
性教育を徹底的に否定する人たちが、バックラッシュの中にいます。
さらにこの反性教育が、「ジェンダーフリーバッシング」とも、
むすびつくのですが、七生学校は、このあおりを受けて
いわば、バックラッシュの「いけにえ」とされたのでした。
被告の都議たちはどうするのかわからないですが、
1審で原告の勝訴が、とてもよかったのは言うまでもないことですね。
「でたらめ」は糾弾され、事実と根拠にもとづいた主張が
受け入れられるという、ひとつの前例になったと思います。
まだまだ、世の中捨てたものではない、でしょうか。
こちらは裁判支援サイトです。
「こころとからだの学習」裁判支援」
http://kokokara.org/index.html
裁判の傍聴記は、つぎの『janjan』の記事にくわしいです。
「「七生養護学校『ここから』裁判」傍聴報告」
「産経記者「記憶なし」連発 養護学校の性教育裁判」
「ジェンダーフリーバッシング」を長いあいだ扱ってきた
『荻上式BLOG』のエントリです。
「七生養護学校の件について」
http://d.hatena.ne.jp/seijotcp/20090317
そのほか、七生養護学校裁判を扱ったエントリです。
『かめ?』
http://blog.livedoor.jp/gegenga/archives/51619344.html
http://blog.livedoor.jp/gegenga/archives/51619837.html
http://blog.livedoor.jp/gegenga/archives/51621557.html
http://blog.livedoor.jp/gegenga/archives/51624227.html
『今宵,バーボンハウスで』
http://blog.goo.ne.jp/ikafurai007/e/51c82a974fa17673a4b085d39946dd80
『夕暮菜日記』
http://blog.goo.ne.jp/midorimushi666/e/9d07963862657722b5af7c86a0ada353
2009年03月23日
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『産経の感覚は独創的』 パート5;DVへの感覚
Excerpt: はてなブックマーク経由で、こんなエントリを拝見した。 「kei999の日記」さんの2009-04-04 付「で夫から妻へのDVは「多発」してないの?」 ...
Weblog: Gazing at the Celestial Blue
Tracked: 2009-04-05 13:30
硝子の十字架、ただし磔用。
Excerpt: 他所のブログで、障害のある子ども達への性教育に対して議員が介入した件を、裁判所が「不当な介入」と認定したというニュースを取り上げていた。そこの記事のコメント欄で、あたしは 「包括的性教育に触れて、..
Weblog: 七重のまったり日記
Tracked: 2009-04-10 19:13
>都立七生養護学校では、障害のある子どもに教えるために、
長年苦労して作り出した性教育の授業と教材がありました。
と、おっしゃるように考えるのが普通かと思います。
ところが、世の中には、
「このような馬鹿げた「性教育」を行う前に古今東西の恋愛小説などによって男女間の愛情を学び、情緒形成を図ることが先決であることは言うまでもなかろう。」と、言う方がおり、
http://blog.livedoor.jp/patriotism_japan/archives/51479337.html#comments
「それが無理だからこその工夫ではないでしょうか?」と言う趣旨のコメントをしたところ、
「障害者を人間あつかいしていない。」等といわれました。
その時に「どうしたものか」として、書き込みましたので、こちらでもそのようにさせていただきます。(ブログを持っておりませんが、書き捨てなどとお怒りにならないでください。)
この凪と名乗るブログ主の言動は、知的障害を持つお子さんとその保護者を愚弄し傷つけるものではないでしょうか。
このような人には、どうしたものでしょうか。
「水伝」についてです。寡聞にしてたんぽぽさんのこのブログで、その存在を知りました。
(エントリーをざっと読みました。コメントのすべて、リンク先のすべてまでは読めてません。あまりに膨大でしたので。)
水には聴力も、言語理解能力もありません。
この自明のことを認められないのは、
この誤りを前提とした言説を守りたいからに
ほかならないのではないでしょうか?
ちょっと飛躍するかもしれませんが、
過去あるいは現在も学問的な言説を前提とする
権力の不正な行使や人権侵害の正当化が
行われてきた、あるいは、いるのではないかということです。
そのような人達にとっては、前提が否定されることは脅威です。真の立ち位置があらわになるかもしれないからです。
なんとか、けんか両成敗でおさめさせようと、
たんぽぽさんに圧力をかけてきました。
反権力を標榜しながら、女性を黙らせるには、
暴力、それも性的暴力が有効だと考え、
実行した者すらいました。
そのような人物の信頼性は地に落ちました。
圧力に屈しなかったたんぽぽさんはみごとです。
たんぽぽさんのガンバリに、心より敬意を表します。
コメントありがとうございます。
>http://blog.livedoor.jp/patriotism_japan/archives/51479337.html#comments
夏目漱石の『こころ』なんて、高校生の教科書によく出てくる
恋愛小説だけど、「親友から奪っちゃえ!」なんてのを、
教えろって言うのかな?(笑)
それはともかく、恋愛小説で情緒形成なんて、
障害のない高校生とか中学生でも、むずかしいんじゃないかと思いますよ。
多少とも恋愛経験があって、わかっているから、
読んで鑑賞ができるのでして、そうでもなければ、
恋愛感情なんて、なかなかわからないものだと思いますよ。
それに恋愛小説なんて、あたりまえのように性描写が出てくると思います。
これまた高校生の教科書でお目にかかる、太宰治の『葉桜と魔笛』も、
セックスがあったことをほのめかす描写がありますね。
教科書用の作品でさえ、遠慮がちながら出て来ますから、
ほかの小説なんて推して知るべしでしょう...
セックスに対して、おかしなアレルギーがあるかたは、
かえって恋愛小説は読めないんじゃないかな...?
文学部の授業で、学生に小説を読ませたら、性描写のシーンが出て来て、
学生が抵抗をしめした、なんてこともあるらしいけれど、
こんなお話を聞くと、恋愛小説を読ませる前に
性教育がいるのでは?なんて気もしてきますよ。
>このような人には、どうしたものでしょうか。
たぶん、どうしようもないと思います。
こちらについても、ご覧くださって、ありがとうございます。
でも彼らは、「水からの伝言」を信じていたわけではないです。
「とんでもを取り上げたのを批判された」という事実を、
「なかったこと」にしたかったんだと思います。
「身内の恥は揉み消せ」ですよ。
そのほかのところは、おっしゃる通りですね。
「反権力」とか「人権」とか、いつもはきれいごとを言っていても、
「身内」になると、もろに自己中心的になる、大いなる見本だと思います。
人はこうも信用できないのかと、目の前が暗くなってきそうです。
「女を黙らせるには、性暴力が有効」なんてところには、
ふだんは性暴力の否定を訴え、指導もしている人まで、
二次加害に加担したことは、ショックが大きかったと思います。
>圧力に屈しなかったたんぽぽさんはみごとです。
>たんぽぽさんのガンバリに、心より敬意を表します。
あらためて、どうもありがとうございます。
(わたしひとりでなく、応援してくださったかたも
たくさんいらしたので、できたことでもあるんだけど...)
ちゃんと見てくださるかたもいると思うと、とてもうれしいです。
障害のない高校生とか中学生でも、むずかしいんじゃないかと思いますよ。
実際、東大出で、それどころか大学院まで出て博士号を持っている人でも、恋愛小説が理解できていない人もいましたし、ね。
>この凪と名乗るブログ主の言動は、知的障害を持つお子さんとその保護者を愚弄し傷つけるものではないでしょうか。
実際、現場にいる人達の話を聞くと、知的障害を持っているコたちが、それ故に性暴力の被害者になってしまうケースも少なくないようです。
性教育=性行為推奨、という、一体全体、どっから出てきたのか理解不能な偏見に凝り固まった輩は、せめてネットでぐぐる位はすればいいのに。
しっかし、上に出てくる凪って人、本当にバカですね。どうしたものか、とおっしゃりたくなるお気持ちも解りますが、つける薬が無い、とあきらめるしかないと思います(ーー;)
横レス失礼致します。
>性教育=性行為推奨?
私は、いわゆる「包括的性教育」に触れる機会を持ち、自分の平穏を保つために(恋愛に対してひねくれた思考の持ち主なのと、月経困難症傾向なので)その路線で調べて自主的に勉強をした結果、リスクを冒すことに慎重になって、感情の充足よりもリスクを回避することを重視するようになったんですが…こういうお歴々は、私のようなケースは想定外なんでしょうかね。
自分の思考ルートを一般化する気はないですが、それを措いてもリスクの存在を知らずにどうしろというのだ、とは思います。
>でも彼らは、「水からの伝言」を信じていたわけではないです。
人間100%信じていないことを論拠にすることは、
めったにないと思います。
半ばくらいは信じていて、指摘されて
あわてて取り繕ったのではないかと。
イカフライさん、はじめまして。
たんぽぽさんもおっしゃっているように、
「どうしようもない。」のでしょうね。
ただ、凪氏の問い掛けから逃げ回り、
印象操作のみに走る様は、
誰かさん達にそっくりに見えます。
>実際、東大出で、それどころか大学院まで出て博士号を持っている人でも、
>恋愛小説が理解できていない人もいましたし、ね。
そうそう、いましたねー。
(でもって、そういう人が、学生相手に文学を教えていたりする...(悲))
>性教育=性行為推奨、という、一体全体、
>どっから出てきたのか理解不能な偏見に凝り固まった輩は、
アメリカ合衆国のバックラッシュも、妊娠中絶の解禁や教育は、
中絶の推奨だから反対、なんて言っていますよ。
どこへ行っても、発想はおんなじみたいです。
http://taraxacum.seesaa.net/article/114132875.html
>しっかし、上に出てくる凪って人、本当にバカですね。
本当に恋愛小説を読んだら、「こんな卑猥な描写がある」なんて言って、
「いまどきの学生」みたいな拒絶反応を起こすのかな...?
七重さま
性教育を行なう大きな理由は、適切な知識を身に付けて、
性交によるリスクを減らすことだと思います。
なので、七重さまのケースは、「正統」なんじゃないかな?
>自分の思考ルートを一般化する気はないですが、
性教育を導入したら、10代の妊娠が減ったというようなデータも、
アメリカだけどあったように思います。(どこだか思い出せない...)
それはともかく、「性教育反対」の人たちは、
性教育の導入で、危険なセックスや、望まない妊娠が増えた
というデータは、出さないみたいですね。
>人間100%信じていないことを論拠にすることは、
>めったにないと思います。
ああ、いや、まじめに信じていたのがいるとしたら、
最初のぶいっちゃんと、その周辺くらいだと思いますよ。
なにせ、ほとんどの議論は、「批判のしかたが悪い」とか、
「水からの伝言」の中身と関係のないことばっかりだしね...
中には、「免罪符」になると思っているのか、
「自分は『水からの伝言』を信じていない」なんて強調する人もいましたし。
(「とんでも」自体を信じていることではなく、お仲間をかばったり、
批判を揉み消そうとすることが、批判されているんだけど。)
ああいう政治スタンスの人たちは、自分たちは「正義」だから
批判されない特権があるとでも、思っているのかもしれないです。
あるいは、閉塞感が強くて、分裂して勢力が小さくなると思って、
批判されると揉み消そうとするのかもしれないです。
こういう自己保身的で、批判と向き合わない態度ゆえに、
第三者からの信頼をなくして、ますます小さくなると思うんだけど...
(本当に信頼をなくしても、自分たちを批判したやつが悪いって、
責任転嫁するから、さらに悪循環におちいる...)
「正統」といいますか、「包括的性教育」の狙いを過剰なまでに体現しているといいますか。
…詳しいことは書けないのですが(苦笑)
>10代の妊娠に関するデータ
似たような(性教育の導入で減少)傾向の似たようなデータは一杯ありますからねぇ…(笑)
日本では近代的避妊法の理解があまり進んでなくて、利用するにもヨーロッパ諸国にはないような障壁があったりするのですよね。
個人的には、公教育での性教育はもっと充実させていいくらいだと思っています。
(一応、身近な人と性に関しての会話をする場合、私からの発話はこういう実用的なレベルの話を基本にするようにしています)
ああなんだ、
性教育の実態については、わたしより、ずっとくわしいんじゃん。
(わたし、ちょっと恥ずかしかったかも...)
>身近な人と性に関しての会話をする場合、
>私からの発話はこういう実用的なレベルの話を基本にするようにしています
まったくそうですね。
現実的なこととか、科学的なことのお話を持って来て、
「事実」を中心に据えるのがいいと思います。
(避妊法もそうだけど、イデオロギーとか思想の話題に
すり替えられると、やりにくくなってしまうのだ...)
まあ、数年前に実際に学校で触れたわけですから(笑)
(高校生の時にコンドームの使い方の話を聞いたのは普通なのか早いのか)
>性に関しての会話
私周辺の世代だと、実践がメインになって、その際の安全確保というか、まあそういう実用的な話が二の次になってしまうみたいなんですよね。
(緊急避妊ピル、知らない人は知らない…)
こういう知識を得て、無防備な性行為の怖さを過剰に内面化してしまっている身にとっては、そういうところを配慮するというのも、快楽にとって大事になってくるので。
>イデオロギーとか思想とか
基本的には
「選択肢は多いに越したことはない」
だけの話なんですがねぇ…
「自分のことは、決められるなら自分で決める」
って、イデオロギーとか思想とかいうような話なのかなぁ…orz
>某宗教の影響とされる「純潔思想」にもとづいて、
>性教育を徹底的に否定する人たちが、バックラッシュの中にいます。
>優健美館: 2007年12月11日 性モラルの崩壊(2)
http://blog.livedoor.jp/yu_kenbi/archives/350713.html
でもコメントしたのですが,
アメリカでもブッシュ政権の新保守主義は
国連が薦めている「包括的セクシュアリティ教育」を拒否し,
「結婚まで禁欲のみの教育のプログラム」を推奨していました
>質の高いセクシュアリティ教育のプログラムは、まず知識を増す。価値観を明確に
>する、親子のコミュニケーションを増す、思春期の早期を対象にした場合には性交
>の開始を遅らせる、避妊やコンドームの使用率を高め、一方において、若者たちに
>性交の開始を進めたり、性交の態度を増させたりしないということが認められている。
>
>米国のブッシュ政権の新保守主義が、中絶禁止を強く主張するプロライフ
>とも提携し、国連人口基金など、中絶を容認する機関や施設への拠金をすべて打ち
>切って、多額な予算を使い若者に「結婚まで禁欲のみ教育のプログラム」を推奨し
>ている。
>結婚まで禁欲のみの性教育と、包括的セクシュアリティ教育との特徴を比較すると、
>包括的性教育では「セクシュアリティは自然で普通な、健康な人生の一部分である」
>と教えているのに対し、禁欲のみ性教育では「結婚前の性行動は社会的心理的身体
>的悪影響を招く」と教えている。
>包括的性教育では「性交しないことが妊娠や性感染症の予防に最も効果的」と教えて
>いるのに対して、禁欲のみ性教育では「結婚まで性交しないことが唯一の正しい行動」
>と教えているのである。
http://www.jfpa.or.jp/02-kikanshi1/593.html
その結果,アメリカが禁欲政策(ABCアプローチ)を持ち込んでから,
ウガンダではコンドーム不足が深刻化し,
HIV感染から身を守る情報を得ることも難しくなりました
>2007.07.13 Friday ウガンダにインチキ伝道師を派遣したアメリカの宗教右翼
>
>ウガンダでは1986年からエイズ対策に取り組みHIV感染率を減少させてきたが、2001年に
>アメリカがウガンダに禁欲政策(ABCアプローチ)を持ち込んでから事態が悪化した。
>
>国連事務総長HIV/AIDS特別代表であるスティーブン・ルイス氏 Steven Lewis は
>8月29日、「禁欲のみを重視する米国のエイズ政策はコンドームの役割を軽視し、
>アフリカにおけるエイズとの闘いの妨げになっている。」と米国の政策を批判した。
>ルイス氏によると、米国が実施する「大統領エイズ救済緊急計画」(PEPFAR)は、
>キリスト教原理主義の影響を強く受けている。実際、PEPFARによるプロジェクトの
>重点対象国であるウガンダでは、コンドームの不足が深刻化する事態が生じている。
>ウガンダではエイズ予防対策として2001年には1億個以上のコンドームが配布され、
>コンドーム使用率も上昇していた。ところがアメリカの援助がコンドームに使われる
>ことを好まないアメリカの宗教右派団体は、ウガンダで禁欲教育を推進するために
>反コンドーム宣伝を行った。2004年にウガンダ国内のコンドーム価格は関税により
>3〜5倍に上昇し、コンドームの無料配布も行われなくなった。
>
>この流れは現在の日本の状況にも重なる部分がある。日本では宗教右翼議員らが
>マスコミを利用して行った性教育バッシングなどにより学校の保健の授業では
>コンドームや性感染症について詳しく教えなくなった。この影響もあって日本国内
>のコンドーム販売数は減少し、HIVの感染拡大にもつながっている。こうした状況を
>招いた日本の宗教右翼議員がアメリカや韓国の宗教右派の影響を強く受けているのは
>明らかだ。
http://2xxx.jugem.jp/?eid=18#
お返事が遅くなってもうしわけないです。
>まあ、数年前に実際に学校で触れたわけですから(笑)
そうそう、そんなにむかしでもないのでしたね。(笑)
>(緊急避妊ピル、知らない人は知らない…)
ピルついての知識って、全体的に知らない人、多そうですよね。
(上で紹介したけれど、「ピルは常用するから、セックスが日常的であり、
フリーセックスのすすめだ」なんで、デマが吐けるのも、
ピルについての無知を利用しているのも、あるのかもしれないです。)
http://d.hatena.ne.jp/seijotcp/20090317
>「自分のことは、決められるなら自分で決める」
女性がそれをやろうとすると、反対する人が多いんですよね...
>イデオロギーとか思想とかいうような話なのかなぁ
「イデオロギー」とか「思想」というのは、さすがに大げさだったかな?
「モラル・イシュー(道徳的争点)」と言うのかな?
(日本でピルの解禁が遅れたのは、「女性の自己決定権」なんて、
「道徳的争点」と思われたのもあったりする...)
わたしのブログにコメント、ありがとうです。
レスが遅れまして、ごめんなさいです。
そうそう、アメリカの本家のバックラッシュも、
某宗教(統一教会のことだけど)の影響は、受けているんですよね...
ブッシュ大統領(当時)本人だったか、夫人だったかが、
韓鶴子(文鮮明の妻)の講演に賛辞を送ったこともあるといいますし。
サイトのご紹介は、ありがとうございます。
http://www.jfpa.or.jp/02-kikanshi1/593.html
http://2xxx.jugem.jp/?eid=18#
ウガンダでは、科学的な方法を取り入れることで、
HIV感染率が下がってきて、めでたかったのに、
宗教右翼勢力が余計なことをして、感染率を上げてしまったのですね。
避妊器具の供給を減らして、「とんでも」をばらまく
伝道師を送るというのは、かなり悪質ですね...
「純潔家族」とかいう虚構が、現実の壁にぶちあたったんだけど、
被害を受けたのが当人たちではなく、ウガンダの人たちだった、
というのは、とんだとばっちりだと思います。
あと、でぶちん氏というかたのブログでのコメント、拝見しておりました。
わたしなんて、すでにアクセス禁止にした相手(と思われる)なのに、
ずっとお相手を続けられて、粘り強いなと思って見ています。
上でも書いたけれど、あなたも、わたしとおなじように、
コシミズの本で、「ユダヤの手先」として出演することに、
なってしまったけれど...(苦笑)
http://taraxacum.seesaa.net/article/116070025.html