2009年03月24日

toujyouka016.jpg 改正国籍法その後

1月から施行の改正国籍法に関して、見過ごせないものがありました。
12月3日エントリでご紹介の、城内実氏による、偏見があらわで、
ひどさがきわだっていた「あのエントリ」を、評価する人がいたのです。

つぎのエントリについた、最初のコメントです。
http://d.hatena.ne.jp/vanacoral/20090316#c1237210132
========
城内実さんの文章に関しては、
もっとも中核にあるのは、子供を「食いもの」にする
貪欲で下劣な大人たちへの激しい怒りである、と指摘させていただきます。
そういう城内さんが私(喜八)は好きなのですね。
========(2009/03/16 22:28)

 
このコメントを書いたのは、喜八氏です。
「居候」の「r」氏ともども、城内実氏を支持していらしゃるかたです。
12月5日エントリでご紹介したときは、国籍法反対のことは、
ふたりとも、なんとも言っていなかったのでした。
それで、さすがに「あのエントリ」を、直接擁護するほど、
無節操ではなかったかと思ったのですが、そうではなかったようです。

城内氏が書いたみたいなことなど、ありそうにないことは、
入出国管理にくわしいかたが、検証をしたものです。
ところが、喜八氏は、こんな虚構を評価していながら、
「我々は現実的な政治集団であって「評論家もどき」では
ありませんから」と言うのですから、失笑してしまいます。

ついでですが、気に入らない批判する人を「評論家」と言って、
役立たずのように決め込むのは、「現実的な活動をしている」という
自負の強い人に、ありがちだったりしますよ。
(「またか」と言われそうだけれど、わたしがおつき合いした、
インターネットの選択別姓の市民団体が、まさにそうでした。
そういう人は、おうおうにして、現実が見えていなかったりします。)

posted by たんぽぽ at 22:38 | Comment(5) | TrackBack(1) | 家族・ジェンダー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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この記事へのコメント
喜八氏は、どういうわけかユダヤ陰謀論者のヘンリー・オーツ氏に接近したらしくて、ヘンリー氏が平沼赳夫を称賛してたとか言ってのぼせ上がってました。

カルト同士気が合うなんて当たり前の話で、いったい何を喜んでるんだろうかと、私なんかは不思議に思っていたのですが、うまいこと「自エンド」主流のさるお方と気が合ったみたいで、「自民党」トラックバック・ピープルへの復帰を認めてもらったりして、ちょっと有頂天気味のようです。

もっとも、喜八氏の復帰と時を同じくして、突如として「自民党」トラックバック・ピープルへのTBがえらく不活発になってしまったんですが...

「評論家」呼ばわりは、喜八氏はあちこちでやってますね。ここまで己の卑小さをさらけ出すかと思えるほどのサイテーぶりに、「ついに馬脚を現したな」と思ってしまいました。そのあまりのくだらなさに、かえって、「こんなのが気になってたなんてどうかいしてたな、俺も」と思って、気持ちが吹っ切れたくらいです。
Posted by kojitaken at 2009年03月25日 00:05
>ちょっと有頂天気味のようです。

想像するに、あっちこっちの人から遠ざけられて、
疎外感を味わっていた(いる)感じですね。
(最近まで、TBP「自民党」から、はずされていたとは知らなかった...)
それで、自分を仲間にしてくれるとうれしくて、
「多様性を重んずる寛容の精神」なんて持ち上げるのかもしれないです。

そこに出てくる、『晴天とら日和』の作者のかたの、
「政権交代を目指すブログ結集!」は、「とんだ茶番で恣意的で」なんて、
言ってのけたかたが、すこし前にいたのでした。
http://blog.livedoor.jp/hanatora53bann/archives/51321782.html

娘さんが泣いたというから、「とんだ茶番」発言のかたは、
「痛々しい」発言のかたよりひどいと思うのですが、
なぜか喜八氏は、「とんだ茶番」発言の人を、なんとも言わないですね。
(仲が悪くないのかな...?)


>「評論家」呼ばわりは、

あっちこっちで批判されて、返せなくなってきたのかもしれないです。
(元祖「スルー作戦」のかただけあって、
もともと批判から逃げ回る人のようだけど...)
Posted by たんぽぽ at 2009年03月25日 23:42
> 「とんだ茶番で恣意的で」なんて、言ってのけたかた

この人のコメントって結構面白くて、「『自エンド』主流のさるお方」が作った「政権交代を目指すブログ結集!」から、共産党系のブログが漏れてるって批判してました。ご自身が、何かというと人を「日共」扱いしてたことなんて忘れたみたいに(笑)。

でも、かつてあれほど悪態をついた『世に倦む日日』を評価してみせたりなどと、是々非々の態度がとれるあたりは買いたいですね。もしかしたら、喜八氏はおろか、「政権交代を目指すブログ結集!」を作った方なんかよりも、柔軟な精神の持ち主かもしれないと、最近少し見直しています(笑)。
Posted by kojitaken at 2009年03月27日 21:55
喜八氏の件ですが、

> 分を仲間にしてくれるとうれしくて、
> 「多様性を重んずる寛容の精神」なんて持ち上げるのかもしれないです。

なんか、自分に対する「やさしさ」を強要した『らんきーブログ』を思い出させますね。

さすがはお仲間。
Posted by kojitaken at 2009年03月27日 23:10
>共産党系のブログが漏れてるって批判してました。

「政権交代をめざす」のだから、「確かな野党」を標榜する
共産党の支持者が入ってこないのは、むしろとうぜんだと思うので、
わたしは、納得したんですけどねえ...
(気に入らないものに難くせをつけているの感、なきにしもあらず...)

>是々非々の態度がとれるあたりは

そういえば、わたしのことを「日共」と言っていたのを
おわびしていたけど、もしかするとこれを見たのかもしれないです。
(そのかたのエントリがリンクされている。)
http://taraxacum.hp.infoseek.co.jp/teardrops/movement/jcp.html

「あちら側」のほとんど全員が、反省のない二次加害を
続けている現状を考えると、謝罪してくれたことは、
もっと評価しなければならないかな、とも思っています。


>自分に対する「やさしさ」を強要した『らんきーブログ』を思い出させますね。

ははは...(そうかも。(笑))
Posted by たんぽぽ at 2009年03月28日 15:53

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Tracked: 2009-03-27 20:07