2009年03月27日

toujyouka016.jpg 小沢一郎代表続投

すでに、さんざん話題になっていますが、西松献金事件で、
小沢代表の秘書大久保隆規氏は、24日に起訴されてしまいました。
「小沢代表秘書を起訴=違法献金総額は3500万円−西松建設の規正法違反事件」
「<違法献金>小沢氏秘書を起訴 3千5百万円虚偽記載」

小沢一郎代表は、辞任せず続投です。
「<民主>小沢代表が続投 緊急役員会で表明」
「小沢代表の決断を受け止め、国民の理解を得られるために頑張っていく」

つぎに24日の記者会見の全文があります。
支持者の励ましに涙ですよ。(相当にダメージを受けているのでしょうか?)
「民主・小沢代表 記者会見の全文」
「小沢一郎、主権者の励ましに涙」
「【ネット中継】小沢代表記者会見」

 
検察はかなり激しく、リークをやっていましたが、
元秘書の石川知裕議員を、参考人聴取したときも、
たいして得られるものはなかったようですし、
ほとんど証拠があがらず、「逮捕事実」だけの起訴のようです。

3月17日の役員会のときから、疑惑が濃くなってもいないですし、
とくに状況が不利になった様子もないようです。
どこもやましくないとなれば、辞任するほうが不自然でしょう。
続投は妥当というか、とうぜんだろうと思います。

記者会見でも、自分ひとりで決めたのではないと、
小沢代表は語っていましたし、民主党としても続投を支持のようです。
「辞任せよ」という意見も、党内にはいちおうあるのですが、
それほど高まっていないようです。
「小沢代表続投 役員会で確認 常任幹事会で了承」

3月26日エントリで触れた、千葉県知事選の吉田平候補は、
民主党の推薦は隠さず、小沢代表を信じるとのことです。
「吉田氏、小沢代表を「信じる」…街頭演説で鳩山幹事長が応援」
「小沢氏秘書起訴で千葉県知事選候補が注文」


つぎに検察に不利な記事を、いくつかご紹介。

「説明責任はない」と主張する検察の姿勢を疑問視。
2ページ目以降を見るには、「日経ビジネスオンライン」の会員になる必要がある。
「検察は説明責任を果たしたか」
「小沢代表秘書刑事処分、注目すべき検察の説明」
「「ガダルカナル」化する特捜捜査」

検察の後退、小沢代表の参考人聴取を見送り。
「小沢代表、続投を表明=聴取見送り、秘書起訴−西松建設の規正法違反事件」

西松建設の政治2団体は、西松側が一方的に偽装したものである、
(小沢事務所は知らなかったと思われる)、という記事。
「小沢氏側へ献金の2政治団体、西松が偽装し実体隠す」
日経ネットではリードしかなく、全文はこちらにあります。
「日経「西松が一方的に2政治団体を偽装」と報道」

posted by たんぽぽ at 23:37 | Comment(4) | TrackBack(0) | 政治・社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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この記事へのコメント
■映画「ワルキューレ」見てきました―これが本当の陰謀というものか?
こんにちは。小沢さんのいう「国策捜査」、いわゆる官邸の陰謀に関して、日本国内では非常に軽く扱われすぎていると思います。日本では、ユダヤの策謀とか、 CIAの暗躍とか、それこそ、国策捜査などと平気で語る人が後をたちません。はっきりいいますが、こうしたことを平気で言う人は、欧米などでは、ナチのユダヤ人迫害を許容する人であるとか、人種差別主義者であるとか、心理学でいうところの合理化をして世の中を見る頭の悪い人間とみなされます。ましてや、政治家などで、影響力の大きい人が簡単に証拠もあげないで「国策捜査」ということは、許されるものではありません。日本の世論やマスコミは、グローバルな視点からすれば、相当ずれていると思います。私のブログでは、映画「ワルキューレ」(ヒトラー暗殺をテーマにした映画)を題材として、陰謀のおこる背景、そうして、現代では陰謀などなかなかあり得ないことを掲載してみました。詳細は、是非私のブログをご覧になってください。
Posted by yutakarlson at 2009年03月28日 10:27
yutakarlson さん,こんにちわ.
御記事拝見しました.なかなかよく整理された考察だと思います.
だけど,陰謀論というものを余りにも大きく捉えすぎておられるのではないでしょうか.
陰謀と言っても,いろんなカテゴリーと言うかレベルがあると思いますよ.
それは『策略』というレベルかもしれません.このレベルになると,あらゆる社会,時代で日常茶飯事として存在する(してきた)でしょう.
社長の解任発議をどのようにするか,理事会で学長追い落としを謀るとか,その他いろいろあることでしょう.そうそう,松川事件など戦後多く発生した冤罪事件もこの範疇に入ると思います.
今回の第一秘書逮捕事件については,小沢さんの「国策捜査」というものには与しませんが,恣意的かつ示威的なものがあるかもしれないというのは考えておくべきだと思います.そうであればそれは一種の謀略だと言えます.このレベルの『陰謀』というのは当然ありえるでしょう(今回の事件が実際にそうだったのかどうかはここでは問いません)
それが直ちに小沢擁護論に走るかどうかはまた別の話です.(道義的責任違反に重きを置くかどうか)
Posted by アルバイシンの丘 at 2009年03月28日 13:14
yutakarlsonさま、はじめまして。
コメントありがとうございます。

>http://yutakarlson.blogspot.com/2009/03/blog-post_26.html

エントリのご紹介、どうもありがとうございます。
拝見いたしました。


小沢一郎代表は、「国策捜査」とは言ってないと思いますよ。
(それに近い意味のことは、言っていたのかな...?)

民主党の関係者で、「国策捜査」とよく言っているのは、鳩山由紀夫氏ですね。
ほかには、新党大地の鈴木宗男氏なんかでしょうか。
どういった「陰謀」を想定しているのか、くわしくはわからないけれど、
検察と政権関係者が内通していたとか、政権関係者が指示かアドバイスを、
検察にしたとか、そういった程度のことかもしれないですよ。

あるいは、ロッキード事件の田中角栄の逮捕みたいなことを
イメージしているのかもしれないです。


「ユダヤの陰謀」とか、「CIAの陰謀」とか、
どうしようもないことを言っているのは、一部のネットユーザですよ。
たとえば、つぎのエントリで批判されているけれど、
貴エントリの批判が当てはまるのは、このような「大陰謀」だと思います。
http://d.hatena.ne.jp/dj19/20090320/p1

よく言われるのが、そこにある「第七艦隊」発言ですね。
これはじつは、アメリカ軍の再編構想に沿ったもので、
オバマ大統領から提案したらしいものなので、
「アメリカの怒り」を買うはずもないとわかるんだけど...
http://www.kamiura.com/new2_2k9.html
http://podcast.tbsradio.jp/st/files/sakasa20090227.mp3
Posted by たんぽぽ at 2009年03月29日 14:45
アルバイシンの丘さま、コメントありがとうです。

>恣意的かつ示威的なものがあるかもしれないというのは
>考えておくべきだと思います.

ユダヤやCIAがどうたらという「大陰謀」は、
いくらなんでもないでしょうけれど、「恣意的かつ示威的な捜査」を
検察がしていることは、じゅうぶん考えられますね。
ある程度の「策略」でしたら、検察はこれまでにも
何度もしてきたことも、知る人ぞ知ることのようですし。


今回の場合、動機があることは、たしかだと思います。
民主党は、政治任用制の拡大など、官僚改革を推し進めていますから、
既得権を維持したい官僚(検察、法務省もそのうち)は、
民主党政権なんか、歓迎しないだろうと思います。
http://taraxacum.seesaa.net/article/114519891.html

また、つぎの記事によると、小沢一郎氏は官界の事情にくわしく、
小沢氏をどかせば、民主党政権になっても、なんとか政権を
自分たちの手玉に取れるだろうという見通しが、
官僚のあいだにはあるようです。
http://news.www.infoseek.co.jp/special/j-is/commons0903_004.html

となれば、検察が、民主党政権ないし、小沢一郎の存在を
うっとうしく思って、なにかすることは考えられるでしょう。

こういうしだいなので、検察が政権関係者とかかわりなく、
独自の判断で「恣意的かつ示威的な捜査」をすることもありえます。
この場合でも、「国策操作」と言うのかどうかはわからないけど。
(検察が意志の主体であっても、国の下部機関だから、
「国策」だと言うことは、できるのかもしれないけれど。)
Posted by たんぽぽ at 2009年03月29日 14:46

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