2009年07月06日

toujyouka016.jpg たんぽぽの原点

きのう、「なにか」のこと(笑)を書いていたら、
むかしの議論のことを、思い出してしまいました。
(ログその1)(ログその2)(ログその3)(ログその4)
「たんぽぽ排除される」

場所は、例のインターネットの選択別姓の
市民団体の関係者たちが集まっている掲示板です。
そこに、夫婦別姓に疑問があるという人が、入りこんでいたのですが、
その人が、「子どもに母性を伝える必要があるから、
保育所にあずけたりせず、母親が手元で育てなければならない」
なんて言っていたので、わたしがそれに反論したのでした。

 
結果は...わたしは、完膚なきまでに潰されました。(激泣)
といっても、わたしの主張が間違っていたのではないです。
相手が、卑怯な手を使って、ねじ伏せてきたからです。
不覚にも、卑怯な手段を使われることに、まったく無防備だったわたしは、
あっさりと叩き潰されてしまったのでした。

ものわかりのよさそうな反対派をかばって、
「多様なカチカンの尊重」をしていると思われたい、
市民団体の人たちは、反対派を的確に批判するのは、
「不寛容」に見えると思っていたのでしょう。
わたしが執拗に食い下がるので、都合が悪い批判者をだまらせるのに、
手段を選んではいられなくなったのだと思います。

的確な根拠とロジックを持って、誠実な態度で臨めば、
かならず受け入れられる(その掲示板にいるのは、
すくなくとも、そういう人たちばかりである)と、
わたしは無邪気にも信じていたので、これにはとても深く傷付きましたよ。
とくに、掲示板の管理者や、ほかの参加者たちまで、
卑劣行為に加担や賛同をしたので、いっそうショックでした。


完敗を喫したわたしは、しばらく泣きじゃくっていましたよ。
でも、すぐに考え直して、なみだを拭いて、
市民団体の人たちに、立ち向かうことに決めましたよ。
「都合の悪い人を排除したければ、卑怯な手で打ち負かして、
傷つけてしまえばいい」などと、かかる「別姓を望む人たち」に、
自信を持たせてはならないと考えたからです。

もちろん、まわりはほとんど「敵」ばっかりなのは、承知の上です。
不利とわかって吠え続ける「政治的狂気」でしょうか?)

このとき泣いたまま、掲示板から静かに退場していたら、
おそらく、いまのたんぽぽはいなかったと思います。
(「水からの伝言」騒動なんて、もっとずっと早く、
闘いを続けることができなくなって、挫折していたでしょう。
その前に、議論自体しなかったかもしれないけれど。)

このときの決心があったから、現在のわたしがいるのだと思います。
(わたしの議論対策の課題は、ほとんどが「卑怯者対策」でした。)
「母性本能」の議論は、「論客たんぽぽ」を誕生させたのであり、
わたしの「原点」だったのかもしれないです。

posted by たんぽぽ at 21:52 | Comment(0) | TrackBack(2) | 政治活動・市民運動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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