東京都議会選挙

7月12日に行なわれた、東京都議会選挙のメモ。
民主党が54議席を取って、はじめて第1党になりました。
自民と公明は合わせて61議席で、過半数割れです。

「自公過半数割れ　都議会、民主が第一党　『麻生降ろし』強まる」
「自公過半数割れ　民主５４議席を獲得、初の第１党」
「都議選　民主が圧勝第１党、自公は過半数割れ」
「大勝利５５議席獲得、第一党に　自公石原与党過半数割れの目標も達成」

「党派別獲得議席数」（合計127）
自民=38、公明=23、民主=54、共産=8、生活ネット=2、無所属=2。
投票率は54.49%で、前回の43.99%を上回りました。

「東京都議会議員選挙」（当選者一覧）

　
石原都政と民主党の政策との違いが出ているのはこれ。
「石原都政、窮地に　新銀行・市場移転…民主「対峙する」」
「東京都議選　与党大敗、石原都政は波乱含み　築地、新銀行…民主と対立激化」

目玉は、築地市場の移転と、新銀行東京の追加出資の反対でしょうか。
東京オリンピックは、誘致は反対しないけれど、
メインスタジアムなどの大型施設の建設は反対で対立しています。
「「これで築地市場の移転はなくなった」中央区・岡田氏初当選」

あと、地味だけど、重点をどこに置くかの違いがあって、
石原都知事は、都市整備に力を入れているのに対し、
民主党は、暮らしや福祉分野をすすめようとしています。
これで給食代がひとり36円の保育園も、改善されるでしょうか？

女性の当選者は24人で、前回の22人より増えて過去最多を更新です。
党派別では、民主の10人がいちばん多くなっています。
「新人３４人　全体の２６％　　都議選・当選者の分析」


石原都知事は、自民公明の敗北を、自分の都政のせいではなく、
国政のとばっちりと思いたいようで、「総選挙の前相撲にされ、
東京にとっては大迷惑な結果」なんて言っています。
「石原知事が見解」

イシハラはおととしの都知事選で、3選を決めたとき、
「みんな応援してくれてありがとう、民主党はどこかへ行っちゃったけど」
などと言ってくれて、わたしは「かちん」と来たのでした。
今回のイシハラのむかつきぶりには、ほくそ笑んでおきましょう。