朝日の誤報？

きのうの続きで、マニフェストの民法改正のことですが、
朝日新聞の記事は「誤報」というのが、民主党の回答となっています。
トラックバックで連絡くださった、さくらさま、ありがとうございます。
「続報・民主党と民法改正」
http://blog.livedoor.jp/himawari_p/archives/51458520.html

上のエントリの孫引きで恐縮ですが、民主党に問い合わせて
連絡を受けたかたによると、いままでは民法改正は、
マニフェスト本体にはないですが、付属する「政策集」には入っていました。
（本体ではなく「政策集」なのは、予算が付かない政策だから。）

今回もこれまでと同じ扱いで、政策集に載せる予定ですし、
民法改正が民主党の政策であることに、変わりはないとのことです。

　
民主党の過去のマニフェストですが、右側の列が「政策集」です。
つぎのように民法改正は含まれていて、これは民主党の回答通りですね。
「マニフェスト／政策集」
http://www.dpj.or.jp/policy/manifesto/index.html

2007政策リスト300
「子ども・男女共同参画」の項目に、
「選択的夫婦別姓の導入と婚外子差別の解消」（39ページ）。

政策インデックス２００７
「7. 法務」の項目に、「10. 選択的夫婦別姓の早期実現」（41ページ）、
「9. 子ども・男女共同参画」の項目に、
「17. 選択的夫婦別姓と婚外子差別の解消」（52ページ）。

政策ＩＮＤＥＸ２００５
「【２】消費者・人権・共同参画」-「暮らしと人権」にある。
http://www.dpj.or.jp/policy/manifesto/seisaku2005/02_03.html#15

Comments

本当に、誤報だったら良いんですけど。
こういう報道が出てくるってことは
いざ与党になって法案提出ってときにゴタゴタしそうで
心配です。

Posted by さくら at 2009年07月17日 23:03

　あたしも、意見の返事として、
「マニフェストはスペースが限られているので、載せきれないものは別途政策集に掲載する」
「政権獲得後には当然実現に向けて努力する」
という旨のメールはもらってました。

　まあ、右派も抱える政党には違いないので、監視は必要でしょうね。
今回の件は、個人的には「投票して終わり、ではなく監視が必要」を実感する、いい教訓でした（＾＾；

Posted by 七重 at 2009年07月17日 23:58

お返事をいただけない、私（涙）
なんでだろう。
住所書かなかったからかな？
（地元議員あてには区までは書いたけど）
問い合わせではなく、怒りのメールだったからかな？
返事が来たという報告をあちこちで見るので
ちょっと寂しいです（笑）

Posted by さくら at 2009年07月18日 08:42

さくらさま、七重さま、コメントありがとうです。

朝日の報道をそのまま信用するのも、問題ありのようだけど、
「誤報」というのも、慎重に判断したほうがよさそうですね。
民主党はいまマニフェストを作っていますし、
mネットも緊急にアンケートをしてくださるので、
これらの結果を見てから考えればよいだろうと思います。

反対派議員は、離党や除籍でなどで一時期より数が減って、
このところは、ずっとおとなしかったんだけど．．．
mネットのVol.205を見ると、「異論のある方もいて」なんてあって、
まだまだ警戒は必要だと、わたしも思います。
http://www.ne.jp/asahi/m/net/send-f/keisai.html


あと、さくらさまがお返事をいただけなかったのは、
やはり、書きかたがいささか乱暴だったので、
お話相手にならないと、思われてしまったのかもしれないですよ。（苦笑）

Posted by たんぽぽ at 2009年07月18日 14:37

mネットのアンケート、結果が出始めましたね。
16日17時現在で、反対はひとりもいないです。
http://www.ne.jp/asahi/m/net/

Posted by たんぽぽ at 2009年07月19日 11:30

池田信夫氏への好き嫌いはともかくとして、
http://agora-web.jp/archives/694535.html
のやりとりを見ていると、明記されたマニフェストがなんであれ達成出来ないのではないかという気がします。

Posted by どんどこ at 2009年07月21日 00:22

どんどこさま、いらっしゃいませ。
（はじめまして、だったかな？）

政策立案能力は、民主党の結党のころからの最重要課題でした。
それで議席が100もなかったころから、
政策好きの議員が多くいて、法制局をさかんに使っていたのでした。
1993-94年の細川・羽田内閣のときよりは、
格段に政策を作る能力は上がっているでしょう。

あまり知られてないけれど、民主党の政策決定システムは、
なにが必要かを、じゅうぶん議論したうえで、政策を作るそうです。
そのときのはやりすたりで飛びついたりしないので、
そのあたりはだいじょうぶだろうと思いますよ。

Posted by たんぽぽ at 2009年07月22日 23:07

たんぽぽさま、御教授ありがとうございます。
（はい、はじめまして、です。(^^;)）
これからも教えてくださいませ。(_ _)

Posted by どんどこ at 2009年07月23日 09:41

やっぱり、はじめてお越しでしたのね。
（どこかで見たことあるような気がしたもので．．．）

>これからも教えてくださいませ。(_ _)

ああ、いえいえ。
わたしも、たいしてくわしいわけじゃないので、
かしこまられると、かえって恐縮してしまいます、はい。

Posted by たんぽぽ at 2009年07月23日 22:44

こちらの記事によると、政策集に選択的夫婦別姓は載るとありますね。
「民主党政策集の要旨…マニフェストの基」
http://news.www.infoseek.co.jp/politics/story/20090722_yol_oyt1t01255/
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【子ども・男女共同参画】月額２万６０００円の子ども手当支給
▽５５万円の出産助成金支給
▽選択的夫婦別姓導入
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早く原物が見たいところだけど。

Posted by たんぽぽ at 2009年07月23日 22:45