「女子差別撤廃条約」を補強する「選択議定書」批准に反対する
自民党議員の名前が出ている記事があったので、ご紹介したいと思います。
(TBで教えてくださった、村野瀬玲奈さま、ありがとうございます。)
「女子差別撤廃条約の選択議定書を嫌がる意味が分からない」
http://d.hatena.ne.jp/sube-sube/20090421/p1
「この問題に関する自民党内での議論はどうなっているのでしょうか?」
http://www7.atwiki.jp/epolitics/pages/289.html#id_c131944e
このエントリのリンクをたどると、岡本明子氏という
バックラッシュから来た記事を転載しているブログがあります。
そこにも、4月21日の朝日の記事にあった、自民党の部会の様子が出ています。
反対派の集会案内なので、信用してよいだろうと思います。
「『我が国には伝統文化に根ざした法制度がある』と慎重論を唱え」た、
「ある女性議員」は、どうやら稲田朋美のようです。
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議定書批准に反対意見を述べたのは、
稲田朋美、西田昌二、馬渡龍治、戸井田徹、稲葉大和、赤池誠章、
各議員だったとのことです。
西川京子議員は、どうしても外せない他の部会が重なっており、
こうした党内で議論のある重要な問題を簡単に扱おうとすることに、
外務省の説明前に異義を唱えて退出されたとのことです。
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以下の記事に、よりくわしい4月の部会の内容が出ています。
「よく訓練された「生む機械」の目には女性差別は存在しない」
http://d.hatena.ne.jp/umeten/20090423/p2
「女性差別撤廃条約の「選択議定書」批准問題 自民党部会で批判続出」
http://www7.atwiki.jp/epolitics/pages/289.html#id_c131944e
「理想の家族」幻想にしがみつこうとして、
ひたすら女性差別を否認して、存在から眼を背け、
「中絶推進」だとか、虚構の主張を楯にとって反対する、
バックラッシュ議員たちの醜悪さを、ご覧になることができるでしょう。
「自民党でも意見が割れているセンシティブな問題」などと
稲田朋美は言うのですが、それは議定書に反対する意見があるからで、
そんな主張をする議員がたくさんいるのが、まちがっていると言えます。
条約を守れない議員のせいで「センシティブ」だと言うなら、
そんな政党はただちに下野して、政権を手放していただきたいところです。
2009年08月12日
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