2009年08月20日

toujyouka016.jpg 宮城県の候補者

『別姓を考える会』が、オンラインのニューズレター
「別姓通信」100号に、衆院選の宮城県の候補者に対して行なった、
民法改正についての公開質問状の結果が出ています。
宮城にお住まいのかたは、投票の参考にされたいと思います。

「5月16日「夫婦別姓ってどんな暮らしなの?体験談を聞く会」報告」
「選択的夫婦別姓の法制化に関わる公開質問」

質問内容はつぎのようです。
1. 選択的夫婦別姓の導入
2. 婚外子差別の撤廃
3. 別姓夫婦の子どもの苗字の届け出
4. 家族のありかた
5. メッセージを自由に記入

 
こちらは、回答のない候補者が多くて、いささか残念です。
注目というか要注意なのは、宮城4区の民主党候補、石山けいき氏ですよ。
このかたは、選択別姓に反対している(!)のです。
(でも、婚外子差別の撤廃は、賛成している。)
========
1.選択的夫婦別姓の法制化に 反対
 戸籍上のミドルネームをつけるならいいと思うが、
子供がどちらかの名字を選ばねばならないのはかわいそう。
2.婚外子差別撤廃に 賛成
(無記入)
3.別姓夫婦の子の姓について、
 夫婦別姓を前提とした問にはお答えできない
4.家族とは、どのようにあるべきか
 社会を構成する最少因子であり、家族同士が仲良く信頼と愛情に満ちたものであるべき
5.メッセージなど
(無記入)
========

ミドルネームは、日本ではあまり習慣がないですし、
じっさいに付けてみても、しっくり来なくて使いにくかったりします。
戸籍にそんな欄を増やしても、あまり使う人はいなさそうです。
その前に、戸籍のフォーマットを変更することに、
猛烈なアレルギーをしめす人たちの、激しい抵抗に合いそうです。

子どもの苗字は、産まれたときに親が決めるのであって、
子どもが自分で決めるのではないです(あたりまえですが)。
成人するときに、自分で選ぶことはできますが、
これは希望すればであって、強制ではないです。
選ばせると、どうして「かわいそう」なのかも、よくわからないです。
ありがちな「子どもがかわいそう論」を、信じているのでしょうか?


民主党にこういう候補者がいると、はなはだやっかいです。
プロフィールを見ると、新人候補となっています。
政権公約を守らなくていいのか?」と思ったかたは、
いまのうちに、こちらから連絡をしておくといいでしょう。

「現職はよくても、新しく当選した人に、反対派がいるかもしれないので、
たくさん当選したら、紛れ込む可能性も高くなるよ」と、
言われたことはあるのですが、本当にいらっしゃりました。
こういうかたは、あとどれだけいるのかと、気になるところです。

posted by たんぽぽ at 23:13 | Comment(0) | TrackBack(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

はてなブックマーク - 宮城県の候補者 web拍手
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック