女性議員が過去最多、というニュースのメモ。
07年の参院選に続いて、2回連続の記録更新なのですが、
なぜかあまり話題にならないのだった。
(新聞記事ふたつなんて、世襲の話題といっしょだし。)
「【国会】衆院選で女性54人が当選 8月30日」
「女性、最多の54人当選 衆院議員、全体の45%が交代」
「世襲候補、民主・自民で明暗 女性議員初の1割超え」
当選者全員のリストは、「mネット」のページにあります。
女性の当選者は54人、全体の11.25%で、10%を超えたのもはじめてです。
記録を塗り替えたとはいえ、やっと1割を超えたかという感じで、
諸外国とくらべると、ずっとすくないのは、言わずもがなだと思います。
これはとりもなおさず、いままでがあまりに少なすぎたのでして、
2005年の郵政選挙のときは、女性当選者は43人で8.96%でした。
コイズミが「刺客」と称して、女性の候補者をたくさん立てたので、
多かった印象があるし、このときも記録更新だったのですが、
それでも10%には達しなかったのでした。
今回の総選挙で、女性当選者がいちばん多いのは、民主党で40人です。
自民と公明の大物相手に、女性の候補者をぶつけて、
つぎつぎと当選したのが、大きかったです。
全体の当選者は308人なので、12.99%になります。
民主党の目標値は、じつは30%なので、まだまだおよばないのですが。