2009年09月11日

toujyouka016.jpg 金曜討論で夫婦別姓

9月4日の産経新聞「金曜討論」は、夫婦別姓です。
(すでに先週だけど。(苦笑))

「夫婦別姓 八木秀次氏、青野慶久氏」

先日ご紹介のアンケートは、9月3日の発表でした。
この記事はその翌日なのでして、産経はときどき「私も言いたい」と
「金曜討論」を、同じテーマで連続させることがあるらしいです。
ネットユーザも参加できるコーナーを作って、
問題提起をしようというのかもしれないです。

gegengaさま、情報提供とTBでご連絡、ありがとうです。
http://blog.livedoor.jp/gegenga/archives/51718031.html

 
反対論者は、例の八木秀次が登場です。
同姓を強制すれば、家族のきずなが保てるとか、
別姓だと離婚が増えるとか、どれも実体のある裏付けがないもので、
いつもどおりの虚構にまみれた主張を展開しています。
読むだけたいくつかもしれないです。

2ページ目のはじめで、「夫婦を結び付けるものの中でも、
愛情は年月がたつと割合としては下降し、子供を育て上げる
責任の共有や信頼関係が高くなる」などと言っています。
これは、現在の同姓夫婦で、起きていることでしょうから、
苗字が同じでも、愛情が薄れると言っていることになります。
「語りに落ちた」ような気がします。


賛成のかたは、なんとサイボウズの青野慶久氏です。
こちらは読んで得るものがあると思います。
メインは通称使用にともなう苦労話です。
「青野」姓が、じつは旧姓で、通称だったというのは、
はじめて聞いたかたも、いらっしゃるのではないかと思います。

とくに結婚したとき、所有している株式の名義の書き換えに、
数百万の手数料というのは、おどろきではないかと思います。
おおいなる資産の損失と言えるでしょう。
ほかにも契約書など会社の公式文書や、株主総会でも旧姓が使えず、
戸籍姓の「西端」を使わざるをえないそうです。

青野慶久氏のコメントは、実際の体験にもとづいたことで、
ご覧になったかたも説得力を感じると思います。
株式は持っていないにしても、名義変更をすれば、
庶民なりに時間とお金がかかりますし、会社を経営していなくても、
通称姓を使えば、戸籍姓との使い分けが悩ましいことも、
じゅうぶん現実味のあることだからです。

八木秀次は、「旧姓使用は、もはや民法を改正するまでもなく
行き渡りつつある」などと、のんき(?)なことを言うのですが、
いったいどこを見ているのか?と思いたくなってきます。

posted by たんぽぽ at 23:17 | Comment(8) | TrackBack(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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この記事へのコメント
私が結婚する際、初めは夫が改姓する約束だったのですが
夫が勤務する会社の関係会社の役員になっていたので
(名ばかりですがw)
登記の変更が必要で会社に迷惑をかけるという理由で
結局私が改姓することになりました。
もっとも私の不満は
会社に相談したわけでもなく
自分一人で勝手に判断して不便を私に押しつけた
夫の態度であります(むかっ)
Posted by さくら at 2009年09月12日 09:50
さくらさま

貴重な(?)体験談、ありがとうです。
(そういえば前に、ご自分のブログで書いていらしたかな...?)

>(むかっ)

お怒りごもっともだと思います。

苗字を変えると、思ったより大変になるとわかって、
あわてたのかもしれないです。
ある意味とっても男の人っぽいものを、わたしは感じたけれど。

男の人って、自分が不便なら苗字を変えなくていいのはとうぜん、
という感覚が結構あるように思います。
(でもって、「女の人は不便があっても、多少のことは
甘んじなければならない」と、なんとなく思っていたりして...)
Posted by たんぽぽ at 2009年09月12日 17:14
>そういえば前に、ご自分のブログで書いていらしたかな...?
どうだったかな。
夫が約束を反故にしたために
泣く泣く改姓したことは、あちこちで公表しています。

>あ苗字を変えると、思ったより大変になるとわかって、
>あわてたのかもしれないです。
まさに、そうですね。
そんな覚悟で大丈夫かなーと思ってたら
やっぱり駄目だったか、と。
まぁ、私は役員どころか職にも就いていなくて
客観的・社会的には改姓による不便は私の方が少ないので
夫が約束を守るべく努力をしてくれたなら
もう少し納得して改姓したと思います。
Posted by さくら at 2009年09月13日 19:10
さくらさんのコメントを読むと、そもそも男性とは結婚したくなくなるのですが……。
この時代になっても日本では、同性結婚推進が積極的に行われているように見えないのはどうしてでしょう。憲法改正が必要だからでしょうか?
Posted by nanami at 2009年09月13日 19:59
さくらさま

>夫が約束を反故にしたために
>泣く泣く改姓したことは、あちこちで公表しています。

断片的に読みかじっていたような気がします。
(でもって、今回はじめて、まとめて聞いたなという感じ...)


>そんな覚悟で大丈夫かなーと思ってたら
>やっぱり駄目だったか、と。

単にあわててしまい、あなたのことまで、考えが回らなかったのか、
それとも、学生さんなら、不便はすくないから、
問題ないに決まっていると、暗黙のうちに決めちゃったのか...
あるいは、さくらさまに相談すると、絶対に反対されると思ったのか...

どこかべつのところで、埋め合わせてはくれなかったんですか?
(なんて、立ち入ったことをお聞きしていいのかな?
差し支えがあったら、ここはパスして結構です、はい。)
Posted by たんぽぽ at 2009年09月13日 23:40
nanamiさま、いらっしゃいませ。
コメントありがとうございます。

>この時代になっても日本では、同性結婚推進が積極的に
>行われているように見えないのはどうしてでしょう。

同性結婚の運動は、わたしは関わってないので、どうなっているのか、
わからないんだけど、わたしもぜんぜん聞かないですね...

そういえば、「夫婦別姓さえ認められないのだから、
夫婦同性なんて、なおさら無理だろう」と言われていて、
具体的な動きにならない、みたいなことは聞いたことがあります。

同性結婚だと、改姓の問題がかならず出てくるから、
選択別姓が認められているのはとうぜんで、
その前提もクリアできていないうちは無理と、
思われているのかもしれないです。
Posted by たんぽぽ at 2009年09月13日 23:42
>相談すると、絶対に反対される
一応、相談されたというか
改姓か事実婚かの決断を私に丸投げしてきましたよ(苦笑)
健保や年金で配偶者扱いになると知ってたら
事実婚を選んだかもしれません。

>埋め合わせ
うーん、何かあったかなー。
改姓はものすごく嫌だけど
それを差し引いても、余人に代え難い人材なので
そのまま結婚したように思います。

初めの頃は、戸籍名で届く郵便物は
一切自分で開封せずに
「こんな人知らない」と夫に開封させていました。
戸籍名で届くのは、どうせ私信ではないし。
今は、平凡な戸籍姓を仮名的に使うという
お遊びができるくらいに、余裕ができました。
Posted by さくら at 2009年09月14日 19:21
さくらさま、コメントありがとうございます。

いろいろと、思い出話もたくさんありそうですね〜。


>健保や年金で配偶者扱いになると知ってたら

「配偶者扱い」にこだわるのも、男の人にありがちなんですよね〜。

>うーん、何かあったかなー。

この際だから、なにかねだっちゃえばよかったのに。

>それを差し引いても、余人に代え難い人材なので

まあ、それはそれで、よいことだと思います。
(ははは...)

>「こんな人知らない」と夫に開封させていました。

それくらいは、やってもらっていいかも、です。
約束を反故にしたこと、そのつど思い出してもらえるし。
(なんて、いじわるな言いかたかしら...?)
Posted by たんぽぽ at 2009年09月15日 00:36
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