「お玉おばさん」さまが、城内実氏を「温かく見守る」という宣言。
とうぜんながら、「あの城内を好意的に見るなんて、
いったいなにがあったんだ!?」と、大騒ぎになりました。
http://potthi.blog107.fc2.com/blog-entry-782.html
http://potthi.blog107.fc2.com/blog-entry-781.html
http://potthi.blog107.fc2.com/blog-entry-780.html
http://potthi.blog107.fc2.com/blog-entry-777.html
わたしが、ひっかかったのは、最初の9月7日エントリのおしまいでした。
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彼を大きく評価できるポイントは、自らの判断が間違っていた時、
正直にそれを認めることができるところだとお玉は思ったのよね。
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城内実が最近やったことで、わたしが思い当たるのは、
国籍法改正反対と、真鍋かをりさんのポスターです。
これらに対する、城内氏の対応は「間違っていた時、
正直にそれを認める」とは、おせじにも言えないものでしょう。
お玉おばさんは、「城内さんを違う目で見ている」とも言います。
わたしの知らないことを、ご存知なのかもしれないです。
それで、「自らの判断が間違っていた時、正直にそれを認める」とは、
どんなことがあったのかと、わたしはコメント欄でお尋ねしたのでした。
これがはっきりすれば、城内氏の主義主張に
賛同できない人でも、「そんな見どころもあるのか」と、
「違う目」で見ることもあるかもしれないです。
ところが、お玉おばさんは、結局なにもおっしゃらず、
自分の見解は変更しないと言って、ブログでは打ち切ってしまいました。
9月13日エントリ「総括」では、国籍法改正について、
ご自分がむかし書いたエントリが並べてあります。
しかしここでは、単に自分の考えを書くのではなく、
ご自分の立場と、城内氏を温かく見守ることが、
どのようにして矛盾なく結びつくかを、述べるところだと思います。
(「カチカンの多様性」といったお題目が好きなかたに
多いような気がするのですが)意見が異なることを承知の上で、
城内実を好意的に扱うことが、問題になっているのですから、
城内と自分の意見が異なることをいくら強調しても、
お答えにはならないでしょう。
そのつぎの太い黒字で書いてあるところですが、
よそさまのブログを批判しないことを、「美徳」と考えているのが、
いわゆる「政治系ブログ」にありがちだと思います。
(まちがった情報がネットに氾濫したら、
ネットにアクセスする人の「知る権利」の侵害でしょう。
また、まちがった認識を、リアルへ持っていって
運動なんかやったら、たいへんなことになるでしょう。
でもいわゆる「政治系ブログ」は、そうは考えないみたいだ...)
ここで言う「よそのブログ」は、お玉おばさんのところへ、
トラックバックを送ったかたたちになるのでしょうか?
これらは、根拠を挙げて、異論反論を述べているだけで、
差別意識や攻撃性のあらわれではないでしょう。
いわゆる「政治系ブログ」の人たちはいざ知らず、
わたしの見たところ、TBを送った人たちのほとんどは、
根拠のある正当な批判を、「差別意識や攻撃性のあらわれ」と受け取る、
話し合いのできない狭量なかたがたではないようですよ。
はてなのSBMコメントをつけた人たちも、そうだと思います。
安心してお返事をさしあげて、だいじょうぶだと思うのですが。
もっとたいへんなのは、最後の太い赤字で書かれたところです。
お玉おばさんは、城内実氏が護憲派だと、本気で思っているみたいなのです。
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今後、城内さんが一転、平和主義を返上し、
東アジアの恒久平和や他国との友好関係を述べるのをやめて、
よその右翼系議員同様に安易に、九条を変えるとブログで言い出したならば、
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(ええー!?)城内実は、ばりばりの改憲派、
「自主憲法制定」とまで言っている、筋金入りだと思うけれど...
http://d.hatena.ne.jp/canneddolphin/20090912/1252739438
http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20090913/1252780686
http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20090914/1252865497
なぜだかわからないけれど(この人の影響...?)、
城内が「9条を守れ〜」の人だと、単に思い込んでいただけかもしれないです。
2009年09月15日
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喜八に影響力があるとは思いませんが、リンク先を見ると城内が極右だから批判されてるように書いてますね。
実際は、城内を批判し、お玉さんのエントリーに驚いた人たちの多くは、反トンデモから、城内のレイシズムや歴史修正主義を批判している人たちなんですが、喜八はそれには全く反論しないので、城内批判が政治的な立場からだと誤解していることはあるかもしれません。
喜八が「女性には誠意を尽くす」とか書いていますけれど、社会的抑圧を受け入れざるを得ない女性への態度、というよりも、抑圧の背景を疑わない無自覚なセクシストのようで、個人よりも属性に対する偏見を優先させているように思うのですが、そうなら、レイシストとしての城内がなぜ批判されるのか理解できないのかもしれません。
反論できないというより、批判が理解できないわけで、それで、批判を「政治的な立場から」や悪意と思いこむ袋小路に陥っている。
まあ、喜八と違って、お玉さんを大きく評価できるポイントは、自らの判断が間違っていた時、正直にそれを認めることができるところだと私は思いますが。
>うっかりリンク踏んじゃったじゃないですか。
おおっと、これは失礼しました。(笑)
>喜八に影響力があるとは思いませんが、
喜八氏と、お玉おばさんは、オフで直接会ったことが
何度かあって、最近も会ったみたいです。
そのとき、喜八氏が「城内は護憲派だ」なんて言って、
お玉おばさんがそれを信じこんだ、ということもあるのでは?と思います。
http://kihachin.net/klog/archives/2009/08/otama090815.html
>リンク先を見ると城内が極右だから批判されてるように書いてますね。
これは意図的な印象操作もあるんじゃないかな?
以下が指している人物と、喜八氏の仲を考えれば、さもありなんだと思います。
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城内さんにしつこく「極右」のレッテルを張り続けている人の中には、
2001年に米国で発生した「9.11テロ」に際して
「アメリカはテロを起こされても仕方のない国」と言い放ち、
「快哉を叫んだ」ような人物もいます。
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>城内批判が政治的な立場からだと誤解していることはあるかもしれません。
自分や周辺の人たちのところに来る批判は、
ことこどく「政治的」と受け止めるところは、たしかにありますね。
(「政治的」以外の立場を、そもそも理解しないのか、
意図的に「政治的」と解釈しようとするのかは、わからないけれど...)
その「政治的」立場も、左右の両側だけという感じですね。
中道というか、左右のイデオロギー色のうすい政治的課題が、
ほとんど念頭にないみたいで、お越しになるかたを、
かならず「左派」と「右派」のどちらかに入れようとする感じです。
>まあ、喜八と違って、お玉さんを
ここの追記を見たところでは、
喜八氏の「印象操作」は、あまり効を奏していないみたいですね。
http://potthi.blog107.fc2.com/blog-entry-785.html