2009年10月07日

toujyouka016.jpg 在日民主党?

9月28日エントリのコメント欄に、「在日民主党」と名乗る人が、
なにやらよくわからない反対論を、書きなぐって行きました。

 
========
夫婦別姓を主張してきたのは、左翼のいる民主党と
連立を組んだ社民党の福島瑞穂(日本人の血は流れていない)である。
福島瑞穂は夫婦別姓を昔から実践しており、夫は左翼活動家の海渡雄一である。
法律で自分の行為を正当化すると同時に、日本において半強制的に
夫婦別姓を推進し、社会と家族の不安定化をねらう意図がある。

沖縄は戦後27年間に亘り米国に占領されていた。
福島瑞穂は夫と共に沖縄は日本の領土ではないとして、
日本への返還阻止活動を行ってきた実績がある。
千葉景子や福島瑞穂らは、生得的に反日活動に生きがいを求め、
見い出してきた女性である。

Posted by 在日民主党 at 2009年09月29日 06:13
========

「在日民主党」氏は、ほとんど同じ内容のコメントを、
あちこちのブログで書き込んでいて、たとえばここにもいらっしゃります。
http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20090918/1253249073#c1254043336

たぶん、わたしのところが最初だと思うのですが、
千葉景子の名前が新しく加えられて、取って付けたようです。
夫婦別姓なら、福島みずほをアジればいいと思ったけれど、
わたしのブログを見て、千葉景子がたくさん出てくるので、
つけ加えたほうが効果的と思ったのかもしれないです。


この「在日民主党」のコメント内容は、つぎで検証されています。
沖縄の返還が盛り上がっていたころは、福島氏は中学生になります。
そんな歳から政治活動をやっていたのでしょうか?
百歩ゆずって、中学生のときから活動していたとしても、
すでにいまの夫と知り合っていたのでしょうか?
http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20090930/1254274901

「沖縄の返還阻止活動」が、当時の日本にあったかもわからないです。
当時の多くの左翼が言っていた「沖縄解放」は、
日本への復帰ではなく、沖縄の「自立」のことでした。
中核派は、「沖縄奪還」を唱えていたのですが、
「在日民主党」氏は、これを支持するのでしょうか?

(謝辞:PledgeCrewさま、情報ありがとうございます
当エントリのコメント欄でのご指摘も、まことにありがとうございました。)


民法改正に関しては、「日本において半強制的に夫婦別姓を推進し、
社会と家族の不安定化をねらう意図がある」が、とても不可解です。
推進しているのは、同姓でも別姓でも選べるという、
「選択制」ですから、苗字の選択を強制していないです。
「半強制的」は、「日本人全員に結婚したら別姓をなかば強制する」
という意味ではなさそうですね。

「在日民主党」氏に言わせると、選択別姓の導入は「反日」のようです。
夫婦同姓が日本の「伝統」だから、夫婦別姓は「反日」的なのでしょうか?
わたしには、まったく意味不明なのですが、
「夫婦別姓を導入するのは、家族解体をたくらむ左翼」というのは、
一部の反対論者たちには説得力があるらしく、よく言われるようです。

このような「陰謀論」は、自分たちのかかえている社会への不満を、
なにかに転嫁して晴らそうという、自慰的な効果をもたらします。
また「そうか、そうだったのか!」と、一般の人たちが
知らない事実を知って、「意識が高くなった」気分にもなれます。
反対論者たちの、民主党や、選択別姓に対する不満が、
それだけ鬱積しているのかもしれないです。


8月30日の衆院選の前に、自民党は、民主党に対して、
ネガティブキャンペーンを張っていました。
「在日民主党」のコメントと同程度の、ナンセンスな内容でした。
民法改正を公約にしていることも、ここではアジられています
このキャンペーンは、自民党のほうが悪い印象を持たれて、
かえって逆効果だったのですが、これはどう思っているのでしょうか?

「在日民主党」は、反対派とおぼしき人のブログにコメントすると、
結構好意的に受け入れられているみたいです。
「キャンペーン自体は説得力があるが、自分たちのがんばりが
たりないから浸透しない」と、本気で思っているのかもしれないです。

わたしのサイトの関連コンテンツ:
「フェミニズム・共産主義陰謀論」
http://taraxacum.hp.infoseek.co.jp/teardrops/against/intrigue.html

posted by たんぽぽ at 23:46 | Comment(10) | TrackBack(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

はてなブックマーク - 在日民主党? web拍手
この記事へのコメント
私もさすがにその時代を直接には知りません。
なにしろ沖縄返還の年には高校に入ったばかりでしたから。
sumitaさんも書いてますが、当時、中核派などは「沖縄奪還」をスローガンにしていて、それに対し他の多くの党派は「沖縄解放」を掲げていたという話です。Wikipediaの「反戦青年委員会」の項にそのへんのことは書いてあります。しかし、あちらにまた同じコメントをしたのを見ると、「在日民主党」氏は、いまだに簡単な算数の年齢計算ができないようですね。

余談ですが、大学に入ったばかりの年に、ひめゆりの壕に隠れていた「沖縄解放同盟」のメンバーが沖縄を訪問した皇太子(現在の天皇)に火炎瓶を投げるという事件がありまして、こっちは直接覚えています。そこの党派のメンバーが大学にいて、機関紙が食堂にでかでかと貼ってありましたから(歳がばれますね。どこかで「いい歳して」とか言われそう)。
Posted by かつ at 2009年10月08日 01:06
 たんぽぽさん、ご無沙汰です。
 トピ違いですが、コシミズが訴えられそうで焦ってますね。
 1 日に3,4本あげて誹謗を書きなぐってるあたり、そうとう焦っているのがバレバレです。
 裁判が怖いなら、中傷しなかったらいいだけなのに。
 やっぱり子供ですね。
Posted by 桜の木 at 2009年10月08日 09:51
こんにちは。。
 在日なんとかという人のコメント↓でも見かけました。
http://blog.goo.ne.jp/harumi-s_2005/e/f186d364821b88aa85253d2ccfd9e32f
 右翼、中山成杉氏はじめ 夫婦別姓法案、戸籍法の廃止などなどについて
のデモ行進の呼びかけのようです。
 中山成杉氏、、前文科大臣だったんですね。無関心を反省。
 ヤンキー先生も名前に上がってます。
選挙権は成人にあるのだから
しっかりと議員を選ばないといけないと改めて思いました。


Posted by ゆうゆう at 2009年10月08日 15:45
ゆうゆうさん
ご紹介の「薔薇、または陽だまりの猫」のサイトを見てきました。
さっそく「土井たか子の次は瑞穂タンか。」とツッコミがはいってましたね。
中山成彬は、地元の宮崎からは選挙敗北の責任者としてすでに見限られ、党本部への除名処分要求も出てますが(議員経験者は県連では除名できないそうで)、まだ「政治家」のつもりなんでしょうか。
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/121557
Posted by かつ at 2009年10月08日 18:33
夫婦同姓が日本の「伝統」ですか....

江戸時代に遡れば武士以外「姓」なんて無かったんじゃないですか?
「姓」なんて明治以降だろ。

「在日民主党」ねえ当然「在韓民主党」とか「在独民主党」とかあるんでしょうね。
在日というのは在日朝鮮人のみを指す言葉では無いですよ在日米軍基地も在日ですね。
Posted by gingin1919 at 2009年10月09日 11:18
かつさま、こんにちは。
コメント、まことにありがとうございます。

(お返事が遅くなってすみませんです。ゆうべは疲れて寝てしまいました。)


>当時、中核派などは「沖縄奪還」をスローガンにしていて、
>それに対し他の多くの党派は「沖縄解放」を掲げていたという話です。
>Wikipediaの「反戦青年委員会」の項にそのへんのことは書いてあります。

ご指摘、まことにありがとうございます。
以下のくだりですね。
(非常におはずかしいことに、「奪還」と「解放」がどうちがうのか、
わたしは、わかっていなかった...)
わたしのエントリの当該箇所は、ちょっとだけ書き直しておきます。

http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20090930/1254274901
========
左翼は「沖縄解放」とか「沖縄奪還」とかいうスローガンを掲げており、
「沖縄奪還」を叫んでいた中核派は「在日民主党」から見て
〈愛国〉的な存在なのかどうか。
========

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%8D%E6%88%A6%E9%9D%92%E5%B9%B4%E5%A7%94%E5%93%A1%E4%BC%9A
========
その内部で主に沖縄本土復帰運動の方針をめぐって対立が先鋭化する。
沖縄県民の本土復帰の要求を支持して「沖縄奪還」をスローガンとする中核派、
「沖縄人民の本土復帰運動支持・沖縄労農自治政府樹立」を掲げる
第四インターの「復帰派」ブロックと、
「沖縄解放」「沖縄独立」などを掲げる解放派、フロント派、構造改革派の
「反復帰派」ブロックが形成されていく。
========


>あちらにまた同じコメントをしたのを見ると、
>「在日民主党」氏は、いまだに簡単な算数の年齢計算ができないようですね。

この人は、自分のコメントにどういう反応があったのか、
ろくに確かめてないのかもしれないです。
(福島みずほ氏が、本当に中学生のころから、いまの夫と知り合って、
運動をやっていたのか、コメントがほしいところだけど...)


>ひめゆりの壕に隠れていた「沖縄解放同盟」のメンバーが
>沖縄を訪問した皇太子(現在の天皇)に火炎瓶を投げるという事件がありまして、

寡聞にしてはじめて聞きました。(恥)
「ひめゆりの塔事件」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%B2%E3%82%81%E3%82%86%E3%82%8A%E3%81%AE%E5%A1%94%E4%BA%8B%E4%BB%B6
Posted by たんぽぽ at 2009年10月09日 22:09
桜の木さま、こんにちは。
コメントありがとうございます。

コシミズが訴えられそうというのは、これですね。
(告訴しそうなかたを朝鮮人と決めつけたり、あいかわらずですね。)
http://richardkoshimizu.at.webry.info/200910/article_15.html

ついでにコメント欄もすさまじいですね。
相手が女性だというので、年齢や容姿をあげつらった
誹謗中傷が多いけれど、彼らの女性観が現われていると思います。
(「2ちゃんねる」の「吐きだめ」にいる人たちと同じですね。)


それから、こないだ教えてくださった、
「命名ソン・テジャク」が、わかりましたよ、これですね。
オフレコじゃなくて、れっきとした講演でしゃべっていたんですね。
(しっかり証拠が残っている。)
http://blog.goo.ne.jp/candy-cats7/e/118c92a3974deba64c79d64fb545019a
http://www.youtube.com/watch?v=GG7cOEZ87yk
Posted by たんぽぽ at 2009年10月09日 22:12
ゆうゆうさま
またお越しくださってありがとうございます。

>http://blog.goo.ne.jp/harumi-s_2005/e/f186d364821b88aa85253d2ccfd9e32f

ご紹介ありがとうございます。
そこでは、「在日民主党」氏は、しっかり揶揄されてますね。


リンクさきの集会だけど、そうそうたる(笑)メンバーが集まってますね。
赤字になってないけれど、西川京子、岡本明子なんてのも、
バックラッシュないし、民法改正の反対派としては有名どころです。

ヤンキー先生も、右翼っぽい考えをする人だと思ったけれど、
こういうところにも参加しているのですね。
(こうした集会の参加者リストは、チェックしておくといいと思います。
国会議員や識者の本性がわかりますからね...)
Posted by たんぽぽ at 2009年10月09日 22:14
gingin1919さま、いらっしゃいませ。
コメントありがとうございます。

たぶん、「夫婦別姓は日本の伝統であり、
反日左翼がそれを破壊しようとするのだ」という発想なのでしょう。

そういう人たちにとっての「伝統」は、明治以後のようです。
まがりなりにも、明治維新体制の末裔なので、
それより前の時代には、さかのぼれないのかもしれないです。


ついでながら、「伝統」と言うようになったのも、わりあい最近で、
高だか20年くらい前からではないかと思いますよ。

明治時代はなおさらですが、大平洋戦争後も、
多くの日本人は、欧米コンプレックスがまだまだ強く、
日本古来の「伝統」には、あまり自信が持てなかったと思います。
そして、自分たちがやっているのは、欧米からの輸入ものであることも、
じゅうぶん自覚していたでしょう。
Posted by たんぽぽ at 2009年10月09日 22:16
こんにちは
いろんな人のブログを見ていました。
参考にしたいと思います。
私のブログも見てください。

興味がなければ、すいません。スルーしてください。






Posted by ただ at 2009年10月22日 22:29
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック