2009年10月16日

toujyouka016.jpg 応援されたい

夫婦別姓について、とてもよく調べてあるエントリがあります。
ご紹介したいと思います。

「選択的夫婦別姓法案を応援したいです」
http://d.hatena.ne.jp/yuripop/20091001/p1

これから結婚する際、具体的に直面することについても
くわしく書かれていて、たいへん現実的なお話になっています。
(ぜひぜひ応援してくださいね。)

 
セクションのサブタイトルだけ、ここに引用しておきます。

「夫婦同姓に関する法的なアレコレ」
「現行法で夫婦別姓は不可能なのか」
「「世論」はどんな感じか」
「夫婦別姓に関する案いろいろ」
「自分はどう思っているのか、現場の声」
「「嫌だ」をもう少し詳しく」
「夫が話し合ってくれないというのも聞きます」
「法案はどうすれば可決されるのか」
「戸籍は?」
「まとめ」


結婚改姓について、女性だけでなく、男性の意見も聞いています。
「妻の姓を名乗るという選択についてどう思う?」と、
知り合いの男性にお尋ねしたところ、つぎのような意見でした。
========
「そんな選択肢があるということを知らなかった」
「当然、夫の姓に合わせるものと思っていた」
「(夫の姓に統一するのが)慣例だから」
「外聞がよくないし」といった意見を聞くことができました。
妻の姓を名乗っている男性は、知り合いに一人もいませんでした。
========

これを見ていると、男性は結婚改姓に直面することが
ほとんどありえないせいか、女性ほど考えていない感じがします。
「外聞がよくない」なんて、世間体にこだわるのが、
いかにも男の人だなと、わたしは思ってしまいます。
多数派と異なることに抵抗を感じるとか、
苗字が変わると従属感がするとか、そんなところなのでしょうか。


>婿養子

よくある誤解ですが、男性が改姓しただけなら、「婿養子」ではないです。
いまの民法で、あえて法的な「婿養子」に近いことをするなら、
婚姻届けを出すとともに、妻の両親と夫とのあいだで、
「養子縁組み」するという、ふたつの手続きを行なうことになります。

ところが、コメント欄の最初の、男性のかたのコメントを見ると
「『婿養子』と称したほうが、むしろ改姓の抵抗がすくない」
という意見があって、わたしには、ちょっとした発見でした。
(手続き上養子縁組みしたほうがいい、というのもあると思いますが、
誤用でも「婿養子」と言ったほうがいい、ということだと思います。)

妻の苗字を名乗っても、自分が「あるじ」と思えるとか、
男性の改姓は、きわめて特別な事情であり、それを説明する理由として、
「婿養子」が具合がよいとか、そんなところのようです。


>なぜ改姓させたい?

女性が改姓を拒むと、「ぼくのこと愛してないの?」なんて
言い出す男の人を、ときどき見かけることがあります。
自分が改姓したくないのは、まだわかるのですが、
女性が改姓してくれないと、なにが不満なのかわからないです。

男の人にも、お相手の女の人が、自分の苗字を名乗って、
結婚した気分になれるみたいな、すりこみがあるのでしょうか?
それともやはり、相手の女性に自分の苗字を名乗らせることで、
所有意識みたいなものを、感じたいのでしょうか?

当該エントリ
作者も「どうしてなのかよく分かりません」と
書いているのですが、たんぽぽも、よくわからないです。
選択制に反対する心理の核心とも関係がありそうですが、
わたしにも、どうにもならないので、これでおしまいです。


わたしのサイトの関連コンテンツ:
「婿養子」
http://taraxacum.hp.infoseek.co.jp/teardrops/related/adopted.html

「改姓させたい男の子たち」
http://taraxacum.hp.infoseek.co.jp/teardrops/against/boys.html

posted by たんぽぽ at 23:18 | Comment(2) | TrackBack(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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この記事へのコメント
こんにちは。
 いつも拝見させて頂いて、なるほどなあ、、と感じてます。
先日も リンク先も頂き 色々教えて頂きました。
 性教育の裁判の件、それにしても ふざけた奴が議員にのさばっていますね。議員を辞めて頂きたい。

 面白い記事見つけましたよ。
http://stopyanba.gunmablog.jp/e26136.html
 ダムを作りたい人と男子校を守りたい人は一致。
この記事を読んで 確かになあと思いますね。
 それにしても 公立校は男女共学が普通と思ってましたが
そうで無い所もあるんですね。びっくりしました。
 この方たちに 選択性夫婦別姓なんて とんでもない話なんでしょう。
 上の議員にしても この件にしても 選択性別姓を強固に反対する人も
つながってますねえ。まあ 日本は男性優位社会で男性の価値観のみで
動いているということでしょう。情けない。
Posted by ゆうゆう at 2009年10月19日 12:30
コメントまことにありがとうございます。

ああ、いえいえ。
わたしのブログは、とってもつたないしろものだけど、
ささやかでもお役に立てればさいわいです。

>性教育の裁判の件、それにしても

七生養護学校の性教育裁判のエントリ、ご覧くださったのですね。
ありがとうございます。

都議は3人いたけれど、先日の都議会選でひとり落選しました。
落選の可能性があったのは、そのひとりだけだったので、
考えられる最善の結果にはなったと思います。
http://taraxacum.seesaa.net/article/123759972.html


>http://stopyanba.gunmablog.jp/e26136.html

ご紹介ありがとうございます。
男女別学校が多いのが、群馬と栃木というのは意外でした。
東北のほうが多いと思っていたんだけど...
(エントリにもあるように、宮城県は浅野氏が知事のとき、
かなりがんばっていましたからね...)

>ダムを作りたい人と男子校を守りたい人は一致

それは、おそらくこういうことだと思います。
http://taraxacum.seesaa.net/article/125983889.html

自民党の支持者は、おらが地元の代議士センセイが、
公共事業のための補助金を取ってくることを
期待する人たちからなっています。
それで地元がうるおうと思っているので、
ダムを作りたい人が多いんだと思います。

でもって、自民党を支持するくらいですから、
ジェンダーや家族に関しては、言わずもがなでしょう。
それで同じ人たちが、男子高を守りたがるのでは?と思います。
Posted by たんぽぽ at 2009年10月19日 21:48
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