「選択的夫婦別姓制度について」
エントリ本文では、とても衝撃的(笑)な指摘があるのです。
法律上の婚姻関係において、離婚に至ったカップルはすべて同姓なのであった!
データの出所はあえて秘すが、法律上の離婚者は100%同姓である。
姓と離婚の関係について、これほど確かなデータは今のところ日本国内にはない。
きわめて明白な事実ですが、反対派はなぜかこれを無視します。
反対派の書いているものを読んでも、反対派と議論になっても、
満足の行く回答を述べているのは、見たことがないです。
追記にある「衝撃の結論」も、とってもいいですよ。
「衝撃の結論「選択的夫婦同姓制度」の導入を!」
名称が「選択的夫婦別姓」だからよくない。
これでは夫婦別姓は選べるが同姓は選べないように感じてしまう人が多い。
そこで、「選択的夫婦同姓制度」を導入すればよい、ということでした。
選択的夫婦同姓制度とは、法律上の婚姻において、すなわち入籍の際に、
希望する場合は夫婦間で姓を統一してもよいし、しなくてもよいという、
困る人はいないけれども喜ぶ人はいるという制度です。
これなら問題の多い「選択的夫婦別姓」の真逆ですから、
離婚も減るし、子どもも幸せ、八方丸くおさまります
(根拠は特にありません)。
まじめなお話、「選択的夫婦別氏制度」は、
名前のつけかたを、ちょっと失敗した感があると思います。
せめて「選択的婚氏制度」くらいにすれば、よかったかもしれないです。
ところで、このエントリを見て、わたしが連想したのが、
「異性愛者への12の質問」です。
おなじようなものが、「同姓夫婦」にしても作れそうです。
たとえば...
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凶悪な少年犯罪は、夫婦同姓の家族から起きています。
あなたは、自分の子どもを、同姓夫婦の家族で育てることを
安全だと思いますか?
夫婦同姓の婚姻は、完全な社会のサポートが受けられるにもかかわらず、
今日では、結婚する夫婦の何割かが、やがて離婚すると言われています。
なぜ夫婦同姓の関係というのは、こんなにうまくいかないのでしょうか?
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ところで:
エントリ作者のかたが、コメント欄で、わたしのことを、
「高名」とおっしゃってくださって、まことに光栄で恐縮なんだけど、
たんぽぽは、高名ではぜんぜんないですよ。
知らない人から、「独りよがりたんぽぽ嬢」と、
言われたことがあるので、きっと「悪名」が高いんだと思います。