2010年02月22日

toujyouka016.jpg 首相が賛成を表明

最近でいちばん話題になっていると思うニュース。
鳩山由紀夫首相が、民法改正に賛成を表明です。

「夫婦別姓「前から賛成」=民法改正案提出を後押し−鳩山首相」
「首相、夫婦別姓に前から賛成」

もとから賛成ではあったのですが、首相になってから
はじめてそれを言ったのが、ポイントでしょう。
この賛成表明で、民法改正の実現にはずみもつくでしょうか?

 
いまはむかしの2002年、山谷えり子が反対声明をあげて
民主党内の反対派議員が造反したときでした。
選択別姓に関して反対派と議論になると、
おさまりがつかなくなるのですが、最後は鳩山氏(当時も代表)が、
トップダウンで決着をつけたのでした。

その蒸し返しの議論の中で、鳩山由紀夫氏が、
「民主党は多くの人が言うからやるという政党ではない。
正しいことは初めはマイノリティであることが多いが、
正しいと信じたら実行していくのが民主党だ」と
なかなかかっこいいことをコメントしていましたよ。

http://www.mizu.cx/kokkai/kokkai89.html
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民主党は大部分の人が賛成するからやるという党なのか、
少数の人の問題にも優しく目を向けていく政党なのか、
基本的な姿勢を代表に問いたい」と発言した。

会議の終わりに、鳩山代表が私の発言に対して
「民主党は多くの人が言うからやるという政党ではない。
正しいことは初めはマイノリティであることが多いが、
正しいと信じたら実行していくのが民主党だ」と答えた。
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ときはふたたび現在ですが、こちらの記事に法案の概要が出ています。
(なぜか、ほとんど同じ内容の記事がふたつ。)

「選択的夫婦別姓:法務省が改正案概要 法相「覚悟決める」」
「法務省民法改正案、概要提示 閣内に賛否 千葉法相「ぜひやりたい」」
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改正案概要によると、選択的夫婦別姓が導入されれば、
夫婦は婚姻時に同姓とするか別姓とするかを選択できる。
いったん姓を決めたら変更はできない。
生まれた子の姓はどちらかの姓に統一する。
既に婚姻している夫婦も、
法施行後1年以内に届け出れば別姓に変えられる。

また、婚姻していない男女間に生まれた非嫡出子の相続分については、
嫡出子と同一(現行は嫡出子の半分)とする。
女性の婚姻年齢は、現行の16歳から男性と同じ18歳にそろえ、
女性の再婚禁止期間を離婚後6カ月から100日に短縮する。
関連する戸籍法も改正する。
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最後の世論調査は、前にご紹介したものです。
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選択的夫婦別姓は世論の賛否が拮抗(きっこう)しているともされ、
毎日新聞が09年12月に実施した世論調査では
「賛成」が50%で「反対」の42%をわずかに上回った。
民主党内にも反対意見があるとみられる。
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亀井静香氏は、「頑迷きわまりない反対派」の様相を強めていますね。
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その後に亀井氏が「絶対に成立しない。法案提出もできない」と述べ、
法案提出の閣議決定にも反対する姿勢を強めている。

だが亀井氏は同日夜、記者団に「国民新党は絶対反対。
民主党がどんな手続きを進めても無駄」と改めて強調した。
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posted by たんぽぽ at 22:47 | Comment(5) | TrackBack(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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この記事へのコメント
「正しいことは初めはマイノリティであることが多い」か...
Posted by たんぽぽ at 2010年02月24日 23:53
亀井静香(もう呼び捨て!)は、こんなこと言ってます。
「熱望する方々ご愁傷さま」
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100224-OYT1T01021.htm

選挙戦術としても、あまりに酷い言い方です。
Posted by さくら at 2010年02月25日 08:51
またまた情報ありがとうございます。

亀井静香は、いったいなにを考えているのか、という感じですね。

連立政権内で埋没するって、野党じゃないんだし、
協調しなければだめじゃないかと思います。
(それとも民主党は、絶対に連立政権から
国民新党ははずさないと見ているんでしょうか?)

選挙対策というのは、じつは反対派の団体が
支持層についたので、その支持を取り付けるためとも
言われているみたいだけど。
Posted by たんぽぽ at 2010年02月25日 22:38
その亀井大臣に頭が上がらない民主党にはもっと失望しましたね。あれだけ選挙で大勝したのに弱小政党の言いなりですから。逆に参院選の選挙対策をちらつかせて黙らせるくらいのことができなければ、本来の民主党支持者からも見放されて政権なんて持たないだろうに。

民主党政権になっても実現しないのであればもう絶望的です。参院選後まで待つ気分にはならないので、法案提出にもいたらなかったらもう民主党には投票しません。
Posted by Adipocyte at 2010年02月28日 05:44
Adipocyteさま、はじめまして。
しばらくウェブログをお休みしていたので、
お返事が非常に遅くなってしまい、もうしわけありません。

民主党としては、亀井静香のことは、
影響力はごく小さいと見て、放置しているんじゃないかな?
(説得の労力を考えたら、放置のほうがいいと思いますよ。)

千葉法相と法務省との協議の様子を見た感じでは、
順調に進んでいると思います。
閣議決定が延びたけれど、政府提出が無理なら、
民主と社民だけで提出すればいいだけでしょうからね。
党議拘束を外すことも考えているみたいですし。
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100311/plc1003112311020-n1.htm
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100305-00000516-san-pol


亀井静香も、本当に法案提出が阻止できるとは、
思っていないんじゃないかな?
おそらく支持層と思われる反対派に納得してもらうために、
法案成立の最後まで、反対を貫きとおした、
という「実績」を作ればいいのかもしれないです。

政府提出にならなければ(自分が賛成しなければ)、
おそらくは「御の字」なのではないかと思いますよ。
Posted by たんぽぽ at 2010年03月17日 21:06
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