2010年03月18日

toujyouka016.jpg 亀井静香が反対

今回のエントリは、国民新党&亀井静香のことです。

「選択的夫婦別姓「絶対に反対」 亀井代表、改めて表明」
「亀井氏、夫婦別姓など「熱望する方々ご愁傷さま」」
「国民新党:「保守」強調 外国人選挙権・別姓反対で」

 
総選挙のすこし前くらいから、国民新党は、
民法改正、選択別姓に反対を唱え出したようです。
ボートマッチでは、国民新党は「反対」になっています。)
政権獲得後も、ことあるごとに反対を主張し続けています。

そのせいか、民法改正のことが新聞記事に載ると、
最後のほうに亀井静香が反対していることが、
すこし書かれることがよくあります。
もちろん、上記リンクのように、国民新党や亀井静香氏だけ
クローズアップした記事もあります。

亀井静香氏は「頑迷きわまりない反対派」の様相を
だんだんと強めています。
「うちが反対する限り絶対日の目を見ない」
なんてもの言いは典型的ですよ。
それから「ご愁傷さま」ってなによ?って、わたしも思いましたよ。


国民新党が、連立政権の中で埋没することを
心配しているみたいですが、野党ではないのですから、
協調しなければイカンのではないかと思います。
それとも、民主党は絶対に、国民新党を
連立政権からはずさないと見ているのでしょうか?

選挙対策だそうですが、あまり非協力的態度を
取りすぎると、有権者の不満を買って、
かえって悪影響ではないかと思うかたもいるでしょう。
おそらく反対派の団体が支持層についたので、
その支持を取り付けるためとも、言われているようですが。

じつは、支持層の反対派に納得してもらうために、
反対を貫いた「実績」を、作ればよいのかもしれないです。
(別姓を望む人たちの、神経を逆撫でしてくれた、
「ご愁傷さま」発言も、そのためのパフォーマンスも
あるのかもしれないです。)

亀井静香氏も、さすがに本当に法案成立が阻止できるとは、
思っていないのではないかと思います。
政府提出にならず、自分が賛成に加わらなければ、
「御の字」なのかもしれないですよ。


民主党ですが、わたしが想像するに、
国民新党と亀井静香のことは、お騒がしいけれど、
影響力が小さいと見て、放置ではないかと思いますよ。
(説得の労力を考えたら、放置のほうがずっといいでしょう。)

民主党、あるいは千葉法相と、法務省との協議の様子
かぎって言えば(マスコミ報道だけですが)、
順調に進んでいるように思います。

それでも、閣議決定が見送られたので、支障は出ています。
予定より遅れが出るのは、やむをえない感じです。
政府提出がどうしても無理なら、民主と社民だけで
提出すればいいのだろうとは思います。
党議拘束をはずすことも、検討しているみたいですよ。

「夫婦別姓関連法案の12日閣議決定を見送り 連立内の調整難航で」
「夫婦別姓法案で千葉法相、党議拘束外しを示唆」

posted by たんぽぽ at 23:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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