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「2009年総選挙・政権交代!」
「衆院でも女性議員過去最多」
3月8日の「国際女性の日」にさきだって、
列国議会同盟(Inter-Parliamentary Union)が、
各国の女性議員の割合のデータを更新しています。
「Women in National Paeliament」
それを報じた記事があったのですが(3月6日の毎日新聞)、
ここにアフリカの小国ルワンダが、過半数を超えていて、
世界1位である理由が、簡単に触れられていました。
「女性議員:ルワンダ56%で世界1位、日本11%で97位」
ルワンダは大虐殺による動乱の後、国連の指導で憲法に
「女性議員を全体の30%以上とする」クオータ制を規定。
こちらのエントリにも、ルワンダのことが触れられています。
「国際シンポジウム「世界は進む、日本は進まず」」
背景には虐殺の悲劇があったわけですから手放しで喜べることではないですし、保守派の人は、戦争で男がいなくなれば女がやってるだけだよと反論するかもしれませんが、先進国だけではなく途上国での女性進出開放にルワンダが一助になればよいな、と、思ったりしました。
うーん...アフリカは女性差別的、
というイメージは、わたしもありますね...
(それ以上に、同性愛禁止のイメージが強いけれど。)
8年前にナイジェリアで、婚外妊娠をした女性に
死刑判決が出て、この国で開かれる
ミスワールド・コンテストをボイコットする
参加予定者が続出した、なんてこともありましたし。
http://homepage.mac.com/naoyuki_hashimoto/lemonde/lemonde20021125.html
それにしても、ルワンダの女性議員の数は
驚異的だと、わたしも思います。
(半分を超えている国は、さすがにほかにないですしね。)
憲法でクォータ制を定めるよう指導した、
国連のスタッフも、びっくりではないかと思います。
これを期にルワンダで女性進出が進んで、
モデル国家になればいいなと、わたしも思います。
(もっとくわしい事情がわかればいいんだけど、
ちょっとわからなくて残念です。)