2月23日から、「子ども手当て」の審議が、
衆議院ではじまりました。(3月16日に衆院可決です。)
「子ども手当法案が審議入り=3月中の成立目指す−衆院」
「子ども手当法案の審議始まる 自民は審議拒否を継続」
「子どもの応援は未来への投資 中根議員 子ども手当法案で」
>マスコミ
あっちこっちのマスコミの論調を見ていると、
ネガティブな雰囲気を蔓延させていますね。
「財源確保に不安 満額、政府内にも慎重論」
「子ども手当 社会にどう位置づける(2月25日)」
「子ども手当 「満額」より条件整備を」
いちばん批判が集中するのは財源です。
攻撃しやすいので、槍玉に挙げられるのでしょうか?
どうしてもたりないなら、減額でもいいではないかと思います。
このあたり、反対論者によって、批判のために、
強調されているきらいもあるように思います。
「子ども手当ては、子どもたちのためにぜひとも必要だから、
鳩山政権はなんとか財源をねん出して、
満額支給を目指すように」という主張が
見当たらないのも特徴的ですね。(あってもいいのに。)
>自民党
自民党が審議拒否と、横路衆議院議長の不信任で
応酬しようとして、茶番劇に終わっていますね。
(小沢一郎氏の「政治とカネ」問題が、
クリアされていない(と考えた)ことと、
長崎県知事選、町田市長選の連勝が背景になっている。)
「審議拒否にも強硬貫く=国会招致応ぜず、世論を懸念も-民主」
「欠席戦術、成果なく=執行部批判も−自民」
「子ども手当て」の内容自体に、異論もあるようですが、
(外国人にも開かれているのが気に入らないみたい。)
こういう、かつて批判した「万年野党」的やりかたは、
よほどのことがないかぎり、よくないだろうと思います。
審議拒否のときは、強気とか、駆け引きが活発化とか言われて、
マスコミがあおった感、なきにしもあらずです。
民主党の対応は、淡々とやっているという感じで、
(強硬姿勢というほどでもないように思う。)
こちらは率直に評価しておきたいと思います。
>その後
DV被害者対策。
「定額給付金」の失敗を避けました。
「DV別居の子ども手当、逃避母子など被害者へ」
衆院厚生労働委員会で12日に可決。
「子ども手当法案を衆院厚労委で可決=
公明、共産も賛成−政府・与党、月内成立目指す」
「<衆院委>子ども手当法案可決 自民、みんなの党は反対」
16日に衆院で可決。
この調子でいけば、予定通り6月から支給ですよ。
「 <子ども手当>6月支給開始へ 高校無償化は4月」
「<高校無償化>法案可決 子ども手当法案も 衆院本会議」