パスポートの旧姓併記の基準が、このたび緩和されるそうです。
(旧姓をかっこつきで、戸籍姓に並べて記載できる、というのね。)
「旅券の旧姓併記、仕事で必要なら容認へ」
3月20日の旅券法改正で、ICチップ入りのパスポートが、
導入されますが、これにともなって、緩和したみたいです。
いままでは、旧姓併記が認められる職種が、
かなり限られていたのですが、これからは、
一般の会社員や公務員でも、認められることもあるみたいです。
併記を申請するには、「職場で通称を使っている」
「業務上の渡航である」「通称使用が仕事に必要である」の3つを、
書類で証明するとありますが、このあたりは、いままでと変わらない感じです。
(外務省旅券課は、「必要のない人には認めない」と、
言っちゃってますが、この「必要」とは、外国でも旧姓を使って、
お仕事をしていることでしょう。)
今回の緩和は、認められる職種が広がるのであって、
審査基準自体は、たぶん、ほとんどそのままなのでしょう。
旧姓が併記されたパスポートを取るには、
やはり、苦労をさせられるでしょうか...?
(それでも、職業を選ばなくなったぶんだけ、朗報だとは思いますが。)
ていうかダブルネーム持って生活する方が面倒だけど・・。
おおげさだけど、詰め寄られたりもすると聞いていますよ。
(意志をくじこうとするのかもしれない。)
外務省としては、「しかたないから認めてやる」
という感じの、お目こぼし的扱いなのかもね...
可能性はあるとはいえ、書類審査はやかましいんでしょうし、
差し支えないなら、ペーパー離婚して、
生来の苗字に戻しておいたほうが、簡単そうだよね...