2010年06月05日

toujyouka016.jpg 子ども手当て開始

今月6月から、子ども手当ての支給が、ついにはじまりました。
そこで、いくつか記事をご紹介です。
(kirikoさんのエントリとその孫引きだけど。)

「子ども手当の意義」
「子ども手当・支給開始」

「『子ども手当』の意義とは」
「岐路に立つ子ども手当」

 
kirikoさまは、子ども手当てについて、
いつもいろいろと調べていらっしゃり、
わたしも、お勉強になることが多いです。

今回は、わたしのウェブログでは、
つぎのくだりを、取り上げたいと思います。
http://ryuseisya.cocolog-nifty.com/hakata/2010/05/post-1802.html
「こんなに経済が厳しい時・税収が少ない時に、
子どもに金使うべきでない」という意見は多いけれど、
好景気で税収が多い時期だって
子どもへの税支出は少なかったのだよね。
そういう時期は、親の収入も増えていることだし、
教育費が高くても自分でなんとかせい、
とばかりにほったらかされてしまった。

財源が苦しいのに「ばらまき」なんて...
という意見は、あいかわらず多いです。
それなら財源があれば、予算がまわってくるかというと、
やはりそうではないもののようです。
親に経済的余裕があるんだから、各家庭でなんとかしろと、
「小さな政府」主義を取られるのでした。

根本的には、子どもや家族政策に対する意識が
高くないことにあるのだと思います。
これが改まらないかぎり、財源などあってもなくても
理由をつけて「あと回し」にされるのでしょう。


それにしても、かつてはヒダリの人たちは、
北欧的な福祉国家にあこがれたものです。
それに対して、ホシュの人たちが、
「北欧は税金が高いんだからな」と苦言を呈する、
というのが、定番の図式だったと思います。

ところが、「子ども手当て」という、
北欧なみの福祉が本当に導入されたのに、
いまのヒダリの人たちは、あまり喜んでなさそうです。
ある人は、かつてのホシュ同様、財源を問題にし、
べつのある人は、所得制限を言い出し、
またある人は、「手当てより保育所」と言うのですから。

(「財源をねん出してでも満額支給を」と
主張している人もいるけど、総研会社ですよ。)

posted by たんぽぽ at 07:43 | Comment(24) | TrackBack(0) | 家族・ジェンダー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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この記事へのコメント
 子ども手当ては 確かに助かると思います。
子ども手当ては 子ども版ベーシックインカムかもしれませんが これでは 根本の解決にはならないと思います。

私は 子供手当てより ベーシックインカム=BIに注目してます。(以下BI)
BI=全国民に 最低所得保障をする ということが
より有効で 好転すると考えられるからです。
 これは 山森亮著のベーシックインカム入門によると アメリカの黒人人権運動のキング牧師は この最低所得保障を訴えてたらしい。それは 最底辺で暮らす黒人のシングルマザーの活動がきっかけのようです。世界の女性運動とBIは関連しているらしい。
現実、ある報告では BIを試験的に実地した結果、次の事が報告されたと言う事です。以下。
********************
二年前に、世界の中でも最も貧困な中央アフリカでベーシックインカムのパイロット活動を始めました。
中央アフリカのある国のある村にいる、男性・女性そして子どもたち全員に、金銭での助成金といいますか、そういうものを支払いました。
それで結果がどうなるか、ということで二年間行って、調査を行いました。
第一に子どもの栄養失調が劇的に改善いたしましたし、子どもの就学率も劇的に改善いたしました。
そして女性の社会における地位も大幅に高まってきた―――というのが結果であります。
そしてまた、医療を受けるということに関しましても(おもにエイズなんですけれども)受診率、また治療を受ける率も高まっております。
そしてコミュニティーの中でコミュニティー自身の力をつけましょうといったような制度などが設立されました。
そして所得の分配ですけれども、こちらも改善されている。
なぜかといいますと、村の中でも最も最貧困に置かれていた人たちが、このお金を使って種ですとか、その他の機械を購入して自分たちの生活の向上に使うことができるからです。
こういったパイロットプロジェクトを開始する以前は、世界中の人たちがこれを批判したわけです。
IMFも世界銀行もそうだったのですが、そんなお金をあげてしまたら人々はなにもしない、仕事もしないしお金が無駄に浪費させるだけだと、だからこれは無駄なことであると、役に立たないと言ったのですけれども、このような批判をする人たちは、みんな間違っていたわけです。以上。」

 BIが実現すれば DVから逃げられる、子供達の虐待が減るなど 考えられるのですが。。
 新党日本はBIをマニュフェストに挙げていて、
田中康夫氏は BIしか日本を救う道はないと言ってますが 私もほぼ同感です。
 私は夫婦別姓と経済システムの考えを根幹から変えるBIを両輪で考えていく必要があると思っています。
 詳しくは ご興味のある方は こちらをご覧下さい。(政党の宣伝ではないんで ご注意を)
 http://bijp.net/
(BIとは何なのかが わかります)
http://www.love-nippon.com/4_kikai2010.htm#225

どうでしょうか?
 もちろんBIのやり方によって 社会が悪くなっては いけませんので十分な検討が必要でしょう。
しかし 高度経済成長のままの考えでは 衰退していくでしょう。
 今 子供達が虐待、犯罪などで犠牲になってますから、子供にとって幸せな社会になってほしいと願うばかりです。
 長文失礼致しました、。
Posted by ゆうゆう at 2010年06月07日 10:14
ベーシックインカムというと、無条件でお金が支給されることに対する
旧来の労働モラル論が根底にある感情的反発がよくあり、
財源論を武器に猛反論する人がいますね。
経済システムの根底からの変革なのでその辺はある意味どうでもいいと思いますが、
Posted by pulin at 2010年06月07日 13:33
 
pulinさん まさにそうなんですよ。
 <旧来の労働モラル論が根底にある感情的反発
 働かなくなるとか言う人がいますが、富裕層は働く必要がないんですよ。我々 労働者は 従順に働くように奴隷洗脳の教育を受けてきているわけです。BIにより 過酷な労働から解放され 本当に好きなことができて それが 経済発展につながる可能性もあります。現在の詰め込み教育も変化するのではと思います。

<財源論を武器に猛反論する人がいますね。
経済システムの根底からの変革なのでその辺はある意味どうでもいいと思いますが

 同感です。↓田中康夫氏が 財源のことで言ってますが、「財源がない」というのは 財務省の手のひらの上であること、赤字国債44兆円出していることなど。
http://www.choujintairiku.com/tanakay/

 ↓田中氏とBI実現代表の人の対談動画の冒頭で
今もまだ世帯という考え方だが 家族の形態が変化してきているのに 経済のシステムが追いついてないと言ってますが。田中氏は事実婚のようですね。
http://bijp.net/data/article/182

 原口大臣も一応の認識はあるようです。
http://twitter.com/kharaguchi/status/10101771439

 BIの認知度が上がってきているようです。
子供手当てよりもBIの方が子供にとっても良いと思うのですが、、。
 保育所増設がマスコミで強調されてるように思いますが、もっと時間的にゆとりがある社会で 家族で他の先進国のように夕飯を摂れるような生活が 子供にとって嬉しいのではないでしょうか。
 また 自分や子供が病気の時は 気兼ねなく仕事を休める許容ある社会になってほしいものです。

田中氏のBI施策については なかなか良策だと思いますが 個人的にBIについて探っているところです。
Posted by ゆうゆう at 2010年06月07日 22:27
ベーシックインカムという構想に対しては、
「金持ち」はかえって鷹揚で、「貧乏人」ほど
金は働いて得るものだ、という意識が染みついているので
反発も大きいような感じがします。
必ずそうだといえる話ではありませんが。
Posted by pulin at 2010年06月08日 00:22
わーい、わたしのブログとは思えないほど(笑)、
コメントがいっぱい来てる。



ゆうゆうさま、いらっしゃいませ。

ベーシックインカムのご紹介ありがとうございます。
お示しのリンク先も拝見しました。
じつは、わたしはBIのことは、くわしくないんだけど、
これを見たところでは、実効性はありそうですね。
http://www.love-nippon.com/4_kikai2010.htm#225

でも、いまの日本から見ると、「理想郷のお話」というか、
「遠い将来のお話」という感はありますね。(苦笑)
「子ども手当て」なんて、ヨーロッパのどこにでも
ある制度でさえ、けんけんがくがくやってますからね。
北欧の福祉国家でさえ検討中のものなど、日本で導入するのは、
なおさら大騒ぎになるのではないかと思います。

あと、ご紹介のサイトは新党日本だけど、
彼らの政治目的を言えば、民主党と同じことを言っても
差がつかないので、もっと斬新にして
画期的なことを言う、というのもあると思います。


>個人的にBIについて探っているところです。

これからも、いろいろ調べてみて、なにかわかったら
また教えてくださいね。



pulinさま、
こちらにもコメントありがとうです。

ベーシックインカムの議論、くわしそうですね。
機会があったら、なにか教えていただくかも、です。
Posted by たんぽぽ at 2010年06月08日 04:42
 たんぽぽさん、pulinさんコメント有難うございます。
<でも、いまの日本から見ると、「理想郷のお話」というか、
「遠い将来のお話」という感はありますね。(苦笑)
 
 いいえ。実は これは絵空事ではなく 実効性があるものなんです。精査が厳しい、公務員の人件費が多額など生活保護制度に問題がありますし、年金制度が破綻していますし、日本の過酷労働で自殺や鬱などの疾病が急増し 医療費も財政を圧迫しています。BIでこれらを解決し 財政破綻を救うことになるとの認識があります。
 また BIの導入は 女性解放、男性解放になると思うのです。経済的自立が阻まれることで 女性は男性の支配下という形になっていますが これは殆どの女性が改姓を自動的にしているということにも関連があります。男女差別は家庭から始まっていますから より多くがお金を稼ぐという価値観からの脱却が必要です。国民全員に最低所得保障をするいうことは 生きていること自体に価値があるという価値観の転換になるのではないでしょうか。あらゆることは お金の問題にたどりつきます。世帯という考えから個人という単位での経済保障になれば、
選択性夫婦別姓も進みやすく、 姓は どんな人でも自由に選択できるということになっていくと思うのです。

 ホリエモンもBIを賛成してますが。(意見は少し私と違いますけど)
 BIは 国民の水面下で 認知度が上がってきており、おそらく若者の支持が得られてるように思います。現在の民主党政権はまだ 高度経済成長の価値観ままですので この政策では 日本が好転することは無理です。

 山森亮のベーシックインカム入門について↓
http://tkm132.blog129.fc2.com/blog-entry-1.html
 先日リンクしました田中代表とBI実現の会の代表者の対談の動画でも言っていますように、ここにも書いてありますように 現在の日本のあらゆる問題をBIは解決できるのではないかということです。

  BI最低所得保障導入で 労働に対する考え方、お金に対する価値観が転換すれば、 現在 女性が殆ど自動的に改姓している状況、家制度による抑圧、嫁からの解放ができるのではと 期待をしているのです。世界のBI運動は女性の解放運動と関連しているようですしね。

 近い将来 主に若者からBIを支持する声が高まってきて、国民の声も多くなり、財政面から見ても
BIを導入せざるえない時期がくると予測してます。

 もちろん BIが利用され 社会が悪くなってはいけません。
 私なりに探っていきます。
Posted by ゆうゆう at 2010年06月08日 14:23
こんにちは。

BI(=無条件で給付)をやったら働かなくなる、という考えは間違いだと私も思います。
条件付きで給付(や減税)をやるから、わざと仕事を休んだり小細工をするのだと。
ボーダー付近で「働くほうが損」な仕組みだから働かない選択になるので、ボーダー自体がなければそうはならないでしょう。
(月額30万円保障とかのレベルなら働かない選択をする人が多そうですが、8万円レベルなら働くほうが良いです)
Posted by kiriko at 2010年06月08日 19:13
ゆうゆうさま
またまたコメント、ありがとうございます。

>実は これは絵空事ではなく 実効性があるものなんです

ああ、いえいえ、わたしは、BIは現在の日本に導入しても、
じゅうぶん実効性があると思っています。

前のコメントの「理想郷のお話」というのは、
実際に導入されるようになるのは、
ずっと将来のことになりそうだ、という予測です。
(BIの理解が浸透するのに時間がかかりそうだ、
という意味であって、効果を疑っているのではないです。
誤解させてしまって、ごめんなさいね。)


それから、BIについてくわしいコメントを、
またしてくださり、まことにありがとうございます。
(というか、わたしが誤解させたばかりに
お手数をおかけしたみたいで、もうしわけないです。)

ご紹介のURLも、目を通してみたいと思います。
(いまは、これを読んで検討する時間がないので、
お返事はのちほどとしたいと思います。)
http://tkm132.blog129.fc2.com/blog-entry-1.html



kirikoさまも、コメントありがとうございます。

みなさん、あれこれと勉強されているようで、
いろいろとくわしいですね。

わたしは、まだまだですね...
もっともっと精進したいと思います、はい。
Posted by たんぽぽ at 2010年06月09日 01:36
 たんぽぽさん こちらこそ誤解してごめんなさい。リンク先の件 お気遣いなさらにように。興味のある方にご覧頂ければと思っております。

 kilikoさん 私も同感です。
<BI(=無条件で給付)をやったら働かなくなる、という考えは間違いだと私も思います。
 
 逆に本当に好きなことをやって それが良い商品を生み出したり 無償で社会に何かしたいという人も出てくるでしょう。人が嫌がる仕事の社会的地位を上げて 給与を上げるという価値観の転換が出くるかもとも思います。また、何割か働かない人がいることが 社会を調和させているという面もあるとも言いますし。働けない人への世間の冷たい目や差別、働かなければならないという呪縛からの開放も必要だと思います。 ↓ニートさんのブログからですが
http://www.slideshare.net/pha22/ss-3749605
 (途中からリンクしてます) めくって読んでいくと 心がほっとする人も多いわけです。

 山森亮著のベーシックインカム入門から↓

*1920年代末に 早くも日本に詳細に紹介されてた。
 「国民的配分が成立すれば、.....
各人は経済的に独立的となるから、
例えば家庭でも今日の如く妻は夫に従属するという様なことがなくなる」*

↑ 私にとってこれがすごく重要なのです。
BIをここでコメントさせて頂いているのは その理由です。
選択性夫婦別姓法案が成立しても 経済の根幹が変わらないと ↑の状況は変わらないし、従来どおり夫の姓を自動的に名乗る状況は変わらないと思うからです。


BIの詳しい山崎元氏は 子供手当てについてこう言ってます。
*ベーシックインカム、あるいはこども手当のような現金による給付を嫌う意見もあるかも知れません。しかし、どのみち国家による富の再配分が必要なら、これを公共事業や複雑な基金システム(=天下りと利権の巣窟でもある)を持つ各種の社会福祉
のような、関係者による「中抜き」の多い、かつ配分が不透明な仕組みを採るよりは、お金で配分する方がいいように私は思います。ただ、国家が介在する何らかの事業を絡ませないと、関係者の権力と利益が発生しないので、官僚や政治家、あるいは国家
に関わる事業で潤っている企業人は、現金給付型の仕組みを嫌う傾向があるようです。

 また、現金給付に対しては、その使い途に介入したがる人がいますが。これこそは個人の自由を認めないお節介というものでしょう。(たとえば子ども手当を現金で渡すと、パチンコ代に使う母親もいるのではないかと難癖を付けるような議論がありま
したが、「余計なお世話」でしょう。ダメな政治家への献金に使うよりもパチンコの方が余程ましです!)*
http://ryumurakami.jmm.co.jp/dynamic/economy/article591_5.html

 マスコミの子供手当て批判や増税や財源がどうのこうのと マスコミ情報に流されず 判断したいものです。

 たんぽぽさん 返信コメントはお気遣いなく!
 




Posted by ゆうゆう at 2010年06月09日 08:53
福祉関係の手当てでも使い道を厳密に限定した(つまり娯楽などには使えない)金券・クーポン券で給付すべきだという論を見たりもします。
それにより経費がかさんでも「社会正義」のためだから仕方ないというのですね。
いろんな発想をする人がいるものですよ。
Posted by pulin at 2010年06月09日 13:45
民主党の目玉施策だった子ども手当は、11年度からの
満額支給2万6000円が実現しない見通しとなった。
8日の会見で長妻昭厚生労働相が、これまでの姿勢を
転換し、満額支給を事実上断念する考えを明らかにした。菅内閣が財政再建を重視し、政権公約修正へかじ を切った象徴ともみられる。

ttp://mainichi.jp/life/today/news/20100609dde041010021000c.html

扶養控除と配偶者控除廃止で実質増税
子供手当ては満額出さないのでまんまと増税成功(笑
遣り方が腐ってます。
子供手当て 13000円×12ヶ月=156000円
扶養控除廃止 年間▲380000円

誰が得するんでしょうね?
Posted by 灰汁狸菟簀 at 2010年06月10日 13:05
ゆうゆうさま
コメントありがとうございます。

もしよろしければ、ゆうゆうさまも、ご自分のブログか
サイトをお作りになっては、いかがかと思います。
BIについて、かなりいろいろとご存知ですし、
ブログを書くくらいのものは、お持ちかと思います。

>リンク先の件 お気遣いなさらにように。
>興味のある方にご覧頂ければと思っております。

>たんぽぽさん 返信コメントはお気遣いなく!

ああ、いえいえ。
気を遣わせてしまったみたいで、こちらこそ、すみませんです。
ご紹介のリンクは、機会を見つけて拝読したいと思います。
Posted by たんぽぽ at 2010年06月10日 23:14
pulinさま

>福祉関係の手当てでも使い道を厳密に限定した
>(つまり娯楽などには使えない)金券・クーポン券で
>給付すべきだという論を見たりもします。

子ども手当てのときも、散見されましたね。
でも、この手の意見、控除のときは言われないんですよね。

>それにより経費がかさんでも「社会正義」のためだから
>仕方ないというのですね。

多分にご都合主義的ですよね。
というか、感情的に受け入れるとか、
受け入れないといった感じなんでしょうね。
Posted by たんぽぽ at 2010年06月10日 23:16
灰汁狸菟簀さま

>満額支給2万6000円が実現しない見通しとなった

知ってますよ。

(というか、コメント欄を開ける前から、
どんなコメントなのか、わかってしまった。(笑)
「やっぱりそれか」と思ったけど。)
Posted by たんぽぽ at 2010年06月10日 23:18
灰汁狸菟簀さん

>子供手当て 13000円×12ヶ月=156000円
扶養控除廃止 年間▲380000円

誰が得するんでしょうね?<

扶養控除(所得控除)の意味を誤認されているようなので、取り急ぎコメントします。

扶養控除は38万円まるまる減税されるのではありません。
38万×所得税率 が減税額です。
最低税率の5%であれば38万×0.05=1.9万
最高税率の40%であれば38万×0.4=15.2万

子ども手当が年間15.6万円であっても
低所得者ならばかなりプラスです。
高所得者ではたいして変わりません。
(だから所得制限なしが妥当だと私は考えます)

所得控除、税額控除などの基本知識をお調べになるとよろしいのではないでしょうか。
Posted by kiriko at 2010年06月11日 16:19
kirikoさま
そのかたに対してコメント、ありがとうございます。

そうそう、控除に税率があることが、
さっくり抜けているって、すごいですよね。(苦笑)
Posted by たんぽぽ at 2010年06月12日 00:18
はいはい、民主党の公約違反は美しい公約違反。

それを懸命に擁護する被害者の滑稽さ。
いや、詐欺師共の積極的幇助者か…

子ども手当26,000円!で票を得て置きながら
それを断念するから財政再建にも努力しました(笑 
往復ビンタの詐欺も好い所。
日本国民は右頬叩かれたら左も差し出せと…
詐欺師の主張はおもしろいですね。

http://www.47news.jp/CN/201006/CN2010061101001030.html
Posted by 灰汁狸菟簀 at 2010年06月12日 11:51
「美しい公約違反」ってなんですか?

前に「美しい国」というのがあったけど、
なにか関係があるのかな?
Posted by たんぽぽ at 2010年06月13日 00:26
もし、子供手当てという政策自体に反対なら、増額されたのではなく
一円でも減額されたのなら、喜ぶべきことでは?
Posted by pulin at 2010年06月13日 01:14
たんぽぽさん

>そうそう、控除に税率があることが、
さっくり抜けているって、すごいですよね。<

昨年にも、同じ勘違いのブログを見かけたことがあります。
子ども手当満額31万円、扶養控除38万円、
差し引き7万円の増税だー! と騒いでいました。
そのブログはその後更新もされず、さすがにもうそんなのは出てこないかと思ったら、まだいたんですね。
Posted by kiriko at 2010年06月13日 01:20
灰汁狸菟簀さま

子ども手当ての満額支給が、財政面からむずかしいのは、
選挙前からずっと言われていたことですよ。
今度のことは、とても残念ではあるけれど、
「想定の範囲内」だと思います。

わたしも以前、このように書いています。
http://taraxacum.seesaa.net/article/140829345.html
========
ところで、この子ども手当て、当初は月16000円だったのですが、
2007年3月に、現在のマニフェストにある、
月26000円に引き上げられたのでした。
今後、変化する可能性があるとしたら、
この増額分をどうやりくりするかくらいだろうと思います。
========

減額の程度にもよりますが、
「あら探し」をしたいかたはいざしらず、
子ども手当てが本当に必要と考えているかたは、
やむなしと考えるのではないかと思いますよ。


ところで、こちらにも、満額支給断念を
叩いているかたが、いっぱいいらっしゃりますよ。
多くはヒダリ側の人たちだと思いますが、
あなたとも共闘できそうですね。
http://b.hatena.ne.jp/entry/www.asahi.com/politics/update/0609/TKY201006080540.html

子ども手当てで、左右共闘国民戦線〜♪
Posted by たんぽぽ at 2010年06月13日 21:49
pulinさま

>子供手当てという政策自体に反対なら、

たしか、「外国人に税金を取られるから悪法だ」って、
しきりに繰り返していましたよね。

そういう、「外国人に取られるお金」が、
すこしでも減るのなら、歓迎することだと思うのに、
なぜか「今度の長妻の判断は妥当だ」とは、
思わないみたいですね。



kirikoさま

>さすがにもうそんなのは出てこないかと思ったら、まだいたんですね。

どこかに、テンプレートみたいな情報源があって、
そこから孫引いてくるのかな、という気がしています。

それにしても、「周回遅れ」の感があるって。(苦笑)
Posted by たんぽぽ at 2010年06月13日 21:50
>テンプレートみたいな情報源

よく、例証にしたいのか、箇条書きや、引用を、ずらずら羅列した文章を
ネットで見かけることがありますが、
孫引き、ひ孫引き感が感じられます。ネタ元というか発生源はあるのかもしれません。
Posted by pulin at 2010年06月16日 09:50
pulinさま
お返事が遅くなってごめんなさいね。

>ネットで見かけることがありますが

こういう得体の知れない情報を、
「ネットde真実」とばかりに、よろこんで
飛びつく人は、あとを断たないみたいですね。

はじめにだれが作るかは、わからないけれど、
ある種の人たちにとって、あたまの中に
入って行きやすいものができると、
どんどん孫引きされるんでしょうね。
Posted by たんぽぽ at 2010年06月17日 22:44
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