6月1日に、例のmネットが、民法改正の院内集会を開きました。
「今国会で民法改正の閣議決定を!」(案内)
「今国会で民法改正の閣議決定を!」
実際に参加されたかたのレポートがこちらにあるので
(また他人のだけど)ご紹介したいと思います。
これをご覧になれば、雰囲気がよくわかりそうです。
「緊急院内集会の顔ぶれ」
5月7日の「300日規定」の面会のとき、
千葉法相が、気のない受け答えをしていたので、
どうせ冷めているんじゃないかと、
わたしははじめ、思っていたのですよ。
ところが、この報告を見たかぎりでは、
いつになく熱気につつまれていたようです。
千葉法相も、熱く語っていたとあります。
あとすこしで実現、というところまで来ていて、
ここでがんばらなきゃという気持ちのようですね。
(わたしも、ちょっと安心&元気が出て来ました。)
小宮山洋子議員のメッセ−ジを見ると、
政府内の事情がよくわかると思います。
亀井静香氏が閣議決定に反対するのは、ミギの人対策、
というのは、小宮山さんの分析のようですね。
反対派対策だけでなく、優先度を上げるのも大事で、
そのために、中間派の議員に意見を届けることを
勧めていたりと、なかなか実用的だと思います。
(わたし個人としては、議員立法で提出することは、
どうなったのかな?と思いました。
お話の中に出て来ないので、わからなくて残念です。)
それにしても、千葉法相と福島氏は、
毎日のように亀井氏をせっついていたのですね。
こういうお話はなかなか伝わってこないので、
わかりにくいですが、ちょっと感激しましたよ。
http://fb-hint.tea-nifty.com/blog/2010/06/post-f01d.html
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おなじみ、民主党の小宮山洋子議員。
「本当に申し訳ない」とおわび。
民主党内には賛否両論あるが党として決定したら大丈夫。
むしろ国民新党の亀井議員がネックで、
「右側の人を取り込むために、外国人参政権とセットで
夫婦別姓に反対しているようです」と分析。
また「優先度を上げるために理解を広めるのが大事です。
賛成派の議員は一生懸命やっているので、
“なぜまだできないの?!”とあまりムチ打たないで
あげてください」とのことです。
意見を届けるならまだ賛否を決めかねているような
中間の議員がいいそうです。
事情が分からない議員ですと、反対派からの大量のFAXやメールに
なびいてしまうかもしれないからだそうです。
ここで主催者側からの補足として、
亀井大臣に話を聞くと「千葉法務大臣や福島さんから
毎日のように民法改正を催促されていた」そうです。
本当に毎日のようにせっついてくれていたとのこと。
それなのに大した理由もなく、「アパートみたい」と
アパート住人を見下すような発言はいかがなものでしょうね。
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最後に登壇の福島みずほ議員のメッセージ。
5月26日エントリでご紹介の、「第三次基本計画」の
公聴会のときに、すこし出て来た、選択議定書批准の準備が、
進められていることが、ここでもお話されています。
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罷免直後なので「参議院議員の福島みずほです」
と名乗っていました。
実現できないことについて「残念でならない。
でも頑張る」と力強く話していました。
ただし男女共同参画大臣時代は、民法改正を後押しする文言を
入れた第三次基本計画を準備していましたし、
国連の女性差別撤廃委員会の選択議定書も
着々と進んでいるとのこと。
「これからも責任を持ってやっていきます。政策は超党派で。
連立から外れましたが、またパワーアップして頑張ります」と
意気揚々と話していました。
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