2010年06月22日

mar0006.gif頼りにならない?

取り調べ可視化を中心に、千葉景子氏批判なのですが...

「頼りにならない大臣」
(はてなブックマーク)

 
選択的夫婦別姓のことも言及があって、こんなです。
選択的夫婦別姓制度導入に関しては、
既に何度も述べているが、法案を繰り返し提出してきた政党が
政権についたのだから、後はやるだけ。
税金はシステムの変更に多少かかるだけ。
それをしないのは、いままで出してきた法案が
無責任なものだったのかということになる。

千葉景子氏に責任がないとは思わないですが、
より大きな原因は、千葉氏以外のところですから、
これはいくらなんでも不公平でしょう。
ブックマークを見ても、この評論に引きずられて、
「やっぱり民主党も、千葉景子もだめだねー」という
論調が多くなって、悪影響を与えているようです。

...というわけで、いままでの繰り返しになりますが、
このあたりの事情についてお話したいと思います。


民法改正法案が政府提出できない、
直接にして最大の原因は、亀井静香氏ですよ。
このかたのかたくなな反対のせいで、
閣議決定にいたらず、足踏みになったのでした。

鳩山首相(当時)も、採決で反対してよいから、
閣議決定にだけ応じてくれと、説得してもいたそうです。
千葉景子氏と福島みずほ氏は、毎日のように、
亀井静香に催促していたと言います。
http://fb-hint.tea-nifty.com/blog/2010/06/post-f01d.html
亀井大臣に話を聞くと「千葉法務大臣や福島さんから
毎日のように民法改正を催促されていた」そうです。
本当に毎日のようにせっついてくれていたとのこと。
それなのに大した理由もなく、「アパートみたい」と
アパート住人を見下すような発言はいかがなものでしょうね。

反対派の精神構造なんて、頑迷そのものですから、
無理だろうとは思ったのでしょうが、
それでもやれることはやった、ということでしょう。


亀井静香が反対する理由は、民法改正反対の団体が、
支持基盤についたからだとされています。
政権内に説得の必要な閣僚が、民主党以外から
出てきたのですから、「後はやるだけ」なんて、
簡単でないことは、あきらかだと思います。

町村泰貴氏は、亀井静香(国民新党)の
反対のことは、ご存知ないのでしょうか?
何度もニュースになったことなのですが。
「既に何度も述べている」と言うので、探してみましたが、
亀井の反対に言及しているエントリは、
わたしには、見つけられなかったです。


政府提出がだめなら、議員立法があるではないか、
というのでしたら、これは政策調査会を廃止して、
議員立法を原則禁止にするという方針を立てた
小沢執行部の責任だろうと思います。

これは、法案作成にかかわれない議員の
フラストレーションが蓄積することになりました。
議員立法を復活させる動きも、とうぜんあったのでした。


野党時代に民主党が提出していた法案は、
子どもの苗字は出生ごとに届ける、というものです。
通常国会で提出を予定していた法案は、
子どもの苗字を統一する、というものです。
おそらく、官僚に譲歩したのでしょう。

したがって、政府案より民主党案のほうが、
すぐれていて、「いままで出してきた法案が無責任」
ということはないですよ。


関連エントリ:

「「可視化」は不可視?」

posted by たんぽぽ at 22:39 | Comment(5) | TrackBack(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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この記事へのコメント
夫婦別姓の件ですが
古い少女漫画などを見ますと、主人公や友達が結婚というのが見えてくると、
もうすぐ私は、××(相手の男の苗字)○○子という名前になるんだと考えて、
至福にひたったりする場面があったりしますが、苗字は同じでも別でもどうでもいいとなると、
そういう「素朴情緒」が失われる寂しさがないこともないですね。
もちろん古い家族意識にとらわれた考えでもあるのですが。

ネットなどで夫婦別姓に猛反対の論陣を張っている人は、そんなことよりも、
夫婦別姓によって日本社会がそして日本が崩壊する第一歩だと本気でおもっているわけですからね。。。
Posted by pulin at 2010年06月23日 17:26
>pulinさんに横レス、失礼します。


>古い少女漫画などを見ますと、主人公や友達が結婚というのが見えてくると、
もうすぐ私は、××(相手の男の苗字)○○子という名前になるんだと考えて、至福にひたったりする場面

 ああ、懐かしいですねえ。今の若い人は知らないでしょうね^^;

 でも、これって象徴的なことだと思います。
例えばヴァージンロードって言葉は残ってますが、今、実際に結婚するまでヴァージンの人ってゼロとは言わないまでもきわめて少数でしょう。

>ネットなどで夫婦別姓に猛反対の論陣を張っている人は、そんなことよりも、
夫婦別姓によって日本社会がそして日本が崩壊する第一歩だと本気でおもっているわけですからね。。。

 でしょうね(ーー;)
 年寄りがそういう事を考えるならまだ解らないでもないのですが、まだ結婚もしていない2−30代とおぼしき人でそういった反対論を唱えている人って、理解できません。
 実際、自分も含めて周囲で結婚している人、結婚を意識して付き合っている人たちを見て、尚そう考えるのかなあ?
Posted by イカフライ at 2010年06月24日 00:56
伝統的家族の価値がどうこうといってる人は他の家はいいから
自分が家父長として立派な家族を築けばいいのですよね。

家父長として真に人徳人格能力が優れていれば虚勢の権威や無理な暴力支配でなくても
家族は自ずと従い纏まるものです。
嫁は二次元でいいとか強がってる人には無理かな。
Posted by pulin at 2010年06月24日 17:17
pulinさま

>そういう「素朴情緒」が失われる寂しさが

その「素朴情緒」は、まだまだあるんじゃないかな?
「結婚して相手の男性の苗字になるのが、
女の子のステータス」という感覚は、
結構さきまで残ると思うからだけど。

それと同時に、「わたし、結婚しても
苗字を変えたくないの...」というのが、
「素朴情緒」となっていくのではないか、とも思うけど。


>自分が家父長として立派な家族を築けばいいのですよね。

自分が満たされないものを、社会に転嫁する、
というか求めているんじゃないか、という気もします。

>嫁は二次元でいいとか強がってる人には無理かな

これの感想を聞いてみたいです。(笑)
(「2次元」と勘違いしてるんじゃないか、
って感じだからなあ...)
http://taraxacum.seesaa.net/article/150001463.html
Posted by たんぽぽ at 2010年06月25日 01:01
イカフライさま

>今の若い人は知らないでしょうね

わたしのときでしたら、リアルでありましたよ。
(イカフライさまよりひとまわり下の世代です。)

好きな男の子の苗字の下に、自分の名前をくっつけて、
「こんなふうになるんだ〜(はあと)」なんてやって、
悦にいるの、小学校とか中学校のころ、
一度や二度はやったんじゃないかな?

それとも、いまどきの子は、もうやらないのかな?
(七重さんとかどうなんだろう?)


>まだ結婚もしていない2−30代とおぼしき人で

感情的に受け入れない
→なにか情報はないかとネットを調べる
→「家族解体」とか、あやしい情報を見つける
→「ネットde真実」とばかりに「理論武装」

という具合だったり。(悲)
Posted by たんぽぽ at 2010年06月25日 01:03
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