2010年06月24日

toujyouka016.jpg 誤解されている?

はてなブックマーク。

「官房長官、夫婦別姓と外国人参政権に前向き」
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民主党, 外国人参政権, 夫婦別姓, 政治
枝野や前原はどうするのかな。
党内に反対派が存在することを、官房長官忘れたのか
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これは、枝野幸男氏や、前原誠司氏が、
反対派だと思われている、ということなのかな?
そう思っている人も、結構たくさんいそうなので、
今回はこのお話をしたいと思います。

 
枝野幸男氏は、これをご覧のかたには、
言うまでもないことけれど、民法改正の推進派として、
ずっと民主党でイニシアチブを取ってきたかたですね。

すこし古いですが、2005年の夫婦別姓の院内集会で、
枝野幸男さんがあいさつしている様子が、
つぎの記事に紹介されています。
「それぞれの社会生活のあり方を求めて―夫婦別姓で院内集会」

この集会は、じつは自民と公明(当時の与党)だけが
対象だったのですが、民主党の議員が聞き付けて、
招かれていないのに、どんどん割り込んで来たという
いわくつきのものだったりします。
「選択別姓の院内集会(2)」


前原誠司氏は(枝野氏以上に誤解されていそうだけれど)、
いまから約2年前、2008年の民法改正の院内集会で、
賛成派として出席しています。
(残念ながら、08年の参議院では、可決しなかったですが。)
「20080306[vol:170]
【国会】民法改正の実現を求め院内集会を開催 3月5日」

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民主党副代表の前原誠司議員が「民主党は14回法案を提出している。
一致結束してこの問題を早期に解決しようということで
頑張っており、党内の意見の乱れは全くない。
夫婦別姓は個人の自由の問題であり、
憲法で保障されている基本的人権の問題。
多数を占める参議院で可決させ、それをプレッシャーにして
衆議院でも可決させたい」と、今国会に取り組む姿勢を示しました。
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この集会で、従軍慰安婦の見解についても、述べています。
(なぜ夫婦別姓の集会で言うのかって...? 
たぶん、安倍の同類でないことを、示したかったのでは...?)
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従軍慰安婦問題について「自民党の議論は偏狭なナショナリズム。
狭義、広義の強制性の議論をしても意味がない。
強制化下に置かれて人権侵害された事実がある。
極めて偏狭な議論で、歴史を歪曲したり、
公正な社会の妨げになることはよくない」と批判しました。
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それから、菅新内閣の閣僚は、つぎのようです。
中井洽氏だけが反対派ですが、閣議決定にしたがう意向を
しめしてはいるとあります。
(そういえば、3月に亀井静香が閣議決定に反対したときも、
中井洽はなんとも言っていなかったですね。)

「20100611[vol:230]
【国会1】新閣僚、民主党新役員人事 6月8日」

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千葉景子法務大臣と枝野幸男幹事長は、
法案の筆頭提出者(参議院は発議者)として、最も尽力しています。
また、菅総理をはじめ、閣僚と三役の多くが、
提出者や賛同者として名前を連ねています。

法案提出も賛同もないのは、長妻昭厚生労働大臣、
中井洽国家公安委員会委員長、山田正彦農水大臣です。
しかし、長妻大臣と山田大臣はこれまで反対を表明したことはなく、
中井大臣は新進党時代に高市早苗議員らと猛反対していましたが、
閣議決定には従う意向を明らかにしています。
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民主党に反対派はいないのかというと、そうではないです。
残念ながら、いることはたしかなのでして、
どんな人がいて、いまどういう状況にあるのかは、
つぎのコンテンツをご覧ください。

「反対派の勢力はどのくらいか」
「反対派の勢力」
「宮城県の候補者」

posted by たんぽぽ at 23:01 | Comment(0) | TrackBack(0) | 民法改正一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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