きのうの続き。
「国会が終わってしまいました」
今度は、ここに注目したいと思います。
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前々から思っていますが、民法改正が達成できないのは
日本の政治力の限界、ここまでの実力しかないという
表れなのだろうととらえています。
採決すらすることなく、決断をいつまでも先延ばし。
政治の本質とは決断することです。
議論できない、決断できない、合理的な理由なく
感情的に受け入れられなければ先延ばし。
悲しいですが、これが日本の政治力、ここまでしか実力がないのです。
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ここでの話題はふたつあります。
>「感情的に受け入れらない」
わたしも、これまでいろいろ書いてきたけれど、
反対派の反対理由も、突き詰めれば、
ここにくるのだろうと思います。
感情的に受け入れられないけれど、
合理的理由が見つからない、だから議論を拒否して
先延ばしにする、ということなのでしょう。
「家族解体」だのなんだのと、反対論者たちが展開する
得体の知れない主張も、そうした感情を隠しこんで、
表面的に正当化するための、あとづけの
言いわけなのだろうと思います。
反対派諸氏は、自分が切望するものに対して、
おなじやりかたで先延ばしにされたら、納得するのでしょうか?
参院選を予定通りに行なうため、郵政改革法案の可決を、
先送りにしたら、キレて大臣をやめちゃった、
亀井静香にその忍耐力はないだろうと思います。
先日こちらにお越しの反対派のかたは、
「感情的に受け入れられない」と正直に言っていました。
これに対して、「その感情を理不尽なかたちで、
押し付けてよいのか?」という、ご質問があったのですが、
お答えはなさそうですね。
あるいは、だれかが「感情的に受け入れない」と言って、
理不尽なかたちで、ご自分に押し付けられたら、
この反対派のかたは、納得するのでしょうか?
それとも、反対派というのは、自分がされて嫌なことを、
他人に押し付けることができる人たちなのでしょうか?
>「日本の政治力」
「有権者は自分たちのレベルにふさわしい
政治家を持つ」という、おそらくほとんどのかたが、
聞いて不愉快になると思われることばがあります。
とはいえ、政治家のレベルというのは、
有権者の民度をよく表わしていると思いますよ。
感情的に受け入れないものを、議論拒否して
先送りにするやりかたがまかり通る、
あるいは、民法改正が頑迷にいつまでも反対される、
これは非常に残念にして悲しいことですが、
まさに日本の有権者のレベルが
「その程度」であることの反映なんだと思います。
「その程度」であることの反映なんだと思います。
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これはまさにその通りだと思いますね。
別姓や同姓の意義よりも民主党が唱えてることなら何でも反対しとかなきゃという立場でしょうか。
政権党になったらなおさら。
自民党政権時代にも、政府に何でも反対という人も多かったのが別の立場で現われたということです。
>これはまさにその通りだと思いますね
おお、言われても、不愉快ではないのですね。
(それとも、賛成はするけど、不愉快ということかしら?)
それはともかく、言われてみれば、
結構あたってると、実感できるものはありますよね。
pulinさま
>民主党が唱えている政策だから
「子ども手当て」なんかは、そうだと思います。
選択別姓は(そういう人もいるかもしれないけど)、
民主でなくても、どこが推進しても、
反対する人たちなんだろうと思います。
というのは、自民党政権のころも、
自民党の推進派議員が目のカタキにされたり、
大量FAX攻撃があったりしたからだけど。