このところ、ヒダリのほうの「政治ブログ」界隈では、
民主党中心の政権にすっかり嫌気がさしたみたいで、
「共産党に投票する」と言うかたが、多くなっています。
小池晃氏(東京)なんて、メディア出演が多いこともあって、
ネット界隈でも、かなり人気があるようですよ。
そして、そういうウェブログやブックマークを、
いっぱい見ちゃったかたもいると思います。
そんなあなたのために、つぎのサイトをご紹介しておきますね。
「10年参院選の共産党比例代表・東京選挙区予想」
本当はこういうのは、「共産党に投票する」と
言っているかたが、眼を通すものだと思います。
ところがなかなか、興味を持っていただけないみたいです。
(わたしのブログで紹介しても、見てくれないですし...(苦笑))
一般に、リベラルなかたで、共産党の批判をするかたは、
(元党員とか、なんらかのかたちで、
共産党と縁があったのでもないかぎり)あまり見かけないです。
共産党の都合の悪い部分を、はっきり知らなかったり、
知っていても、眼をそらすことが多いように思います。
民主党に批判的なブログやブックマークは、
内容の妥当性はともかく、そこらじゅうにあります。
(最近は枝野幸男氏への攻撃がおさかんです。(参照))
わたしなんて、いやおうなしに眼に入ってきて、
見ないでいることが、ほとんどできない状態ですよ。
これに対して、リベラル政治ブログのかたが、
共産党に批判的なサイトやブログを、見ないですませる
(見なかったことにする)のは、わりと簡単みたいです。
快適なネットライフを送るには、いいのかもしれないですが、
情報リテラシーの観点からは、困ったことでしょう。
みると、レトリックでそう言っているのではなく、
民主党をそうやって弾圧しなければ日本の危機、のように本気で思っているようでした。
ためしに「民主党 破防法」で検索したら同種の主張がたくさんありました(多くは孫引きかもしれませんが)。
ネットはむしろそう言う非理性的なトンデモ主張ばかりが目に付いてしまうメディアだと思います。
(Googleシステムの構造的欠点かもしれない)
ああ、これはミギの人たちですね。
それも、あきらかに「いってる」レベル。(苦笑)
ネットはリアルで言いにくいことが、言えてしまいますし、
情報発信をする際も、「査読」みたいな、
質を保つフィルタがぜんぜんないですからね。
この組み合わせで、ネットには得体の知れない情報が
氾濫しやすくなるのでしょう。