7月11日の参院選、民主党が大敗です。
http://www2.asahi.com/senkyo2010/
http://mainichi.jp/select/seiji/10saninsen/
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/2010/
民主党は44議席で、改選前の54議席から
10議席も減らしてしまいました。
自民党は51議席で、13議席増えています。
選挙前から民主党の苦戦は予想されていましたが、
自民に7議席も負け越すとは、思わなかったですよ。
自民党は1人区で、かなり勝ち越したのが大きかったです。
凋落したとはいえ、自民党の支持基盤の堅さ、
そして取られた議席を取りかえすときの、
自民党の執念深さを改めて見たと思いました。
比例区は党勢が衰えると、すぐに議席が減るので、
ちょっとこわい党勢のバロメータになったりします。
民主党は04年が19議席、07年が20議席で、
今回は16議席ですから、やはり党の勢いが
後退しているのが見て取れます。
わたしが個人的にショックなのは、
簗瀬進氏(栃木)と千葉景子氏(神奈川)の落選です。
どちらも楽観していて、選挙活動を
おこたり気味になったのが原因です。
「民主現職の簗瀬氏が落選 自民新顔の上野氏に敗れる」
「千葉法相が落選 「閣僚なら優位」と応援ほとんどなし」
数少ない朗報は、蓮舫氏(東京)が、
過去最高の得票で、当選したことでしょうか。
事業仕分けのインパクトは大きかったようです。
「蓮舫氏170万票超、東京選挙区で過去最高の得票」
「傲慢さと硬直を捨てよ」だそうです。
たしかに、自負に酔っていたところも、あったのかもしれないです。
「高田昌也部長が二大政党に処方箋 「政策が前進するなら考え曲げろ」」
これで民法改正の実現がまた遠のいたのかと、
すっかり落胆してしまったかた、これをご覧になれば、
きっと元気が出てくるかもしれないですよ。
「悲観することもなさそう」
(この選挙結果、わたしはすごいブルーになったんだけど...
いつまでも、落ち込んでいてはいけないですね。
こういうときこそ、気をしっかり持って、
前へ進んでいかないと...)
民主党がしっかり纏まっていれば、成立はあんがい難しくないのでは。
むしろ民主党自体が党内抗争の泥仕合から自壊してしまうことが危惧されます。
議席だけなら、賛成の党派だけで過半数は超えていますよ。
なので、あまり悲観しすぎなくてもいいのでしょう。
でも、自民党が「直前の民意」を主張して、
審議の際に執拗に抵抗することが予想されるんですよね。
この場合、強硬採決という事態も、あるかもしれないです。
>むしろ民主党自体が党内抗争の泥仕合から自壊してしまうことが危惧されます
毎日のボートマッチを見たけれど、
選択別姓に反対の候補者、結構多かったですよね。
当選した中でもそれなりに多そうですし、
「党内で意見をまとめる必要があるので...」となって、
時間がかかってしまうことはじゅうぶんありえますね。
もちろん最悪の場合は、党内で意見集約できず、
議論が紛糾して頓挫、ということも考えられるんだけど。
(党議拘束をはずして自主投票にすると、
過半数を超えられるかどうか怪しくなる。)
脳梁の大きさだか形だかが男女で違うという話はテレビのニュース番組(だったか?)で知りましたが,あまり共感しませんでした.わざわざ言及するほどのニュースとも思えません.「形や大きさが『男女で』違う」ことを統計的に実証するのは、一般に考えられているよりずっと難しい気がします.
コメントどうもです。
ああ、TBに失敗したのは、この「参院選民主大敗」のエントリですよ。
もうひとつの脳梁のエントリは、TBが送れているのを確認しました。
http://taraxacum.seesaa.net/article/153771879.html
>あまり共感しませんでした.
>わざわざ言及するほどのニュースとも思えません.
おお、慧眼ですねー。
でも一部では、センセーションだったみたいなんですよ。
一度「ある」と発表されると、否定するのは
やはりやっかいになるらしく、あれやこれやと検証をして、
「脳梁の形状に差があっても能力差があるとは言えない」を経て、
「脳梁の形状に性差があるというのは否定的」と、
言えるところまで、ようやく来たみたいです。
とはいえ、いまでも、黒川伊保子氏なる人物が、
脳梁の性差にもとづいて、「とんでも」な
コミュニケーション理論を唱えているんだけどね...(悲)