前のエントリの続きです。
選択制を嫌うという、反対派最大の疑問についてです。
「そもそも夫婦別姓が好かれないわけ」
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選択的夫婦別姓の導入によって毀損される唯一のもの、
それは「選択の余地無く同姓とする」という強制力です
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反対派が「強制力」を死守(笑)するメンタリティですが、
これは、みんな同姓でないと意味がなくなる、という
「たましいのおたけび」に通じるかもしれないです。
軽く揶揄されただけなのに、怒って恫喝してきた、
というのが本当なら、「強制力」は反対論者にとって、
相当に大事なものなのでしょう。
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反対派が個人主義やフェミニズムに対して
どのような意見を持っているか、聞いてみても面白いかもしれません。
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反対論者たちは、しばしば「個人主義」と、
「利己主義」を取り違えたことを言います。
おそらく個人主義を、正しく理解できていないのでしょう。
フェミニズムは、家族破壊をたくらむ陰謀の主体、
くらいに思っているみたいです。
(シモーヌ・ド・ボーボワールを、
「シモン・デビューボ」と読むところから、
彼らのフェミニズムについての理解度を、
推し量れるのではないかと思います。)
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選択的夫婦別姓に関して、私が一番信を置いているサイトをご紹介。
たんぽぽのなみだ〜本館
粘り強く書かれた、先ず最初に目を通すべきサイト。
疑問等があったら、是非ご覧下さい。
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最後になりましたが、みつどんさま、わたしのサイトを
ご紹介してくださり、まことにありがとうございます。
(ぜんぜん興味ないのかな?とも思ってましたよ。)
わたしには、もったいないくらいの、過分なご評価です。
こちらこそ恐縮してしまいます。
7月26日の夜から27日にかけては、
メインサイトのアクセスが、ものすごく増えていましたよ。
ブックマークもたくさんついていますし、
さすが人気ブログだと、びっくりしたしだいです。
(わたしのサイト&ブログと大違いです。(苦笑))
2010年07月29日
この記事へのトラックバック
夫婦同姓婚は近代天皇制の外堀
Excerpt: 長年,選択的夫婦別姓が実現するようがんばっておられるたんぽぽさんたち,民主党政権によってようやく実現するかに思えたが,ここんとこ再び潮が退いて行きつつあるように見える。 長いことその日が来るのを..
Weblog: アルバイシンの丘
Tracked: 2010-08-03 01:10
驚かせてしまったようですが、大丈夫私もビックらコいてます。人気ブログだなんてとんでもない、普段は本当に過疎ですよ?
コチラ様と本館は、ネットにつないですぐの頃から愛読しています。いつか言及しようと手ぐすね引いていたんですけど、今回ようやく成就しました。
これで私もたんぽぽ騎士団の一員(。_・☆\ バキ
おかしな輩がそちらに行くかもしれませんが、その時はゴメンなさい。コッチではさっき1人出禁にしました。
これからもよろしくお願いします。
ようこそお越しくださりました。
コメントとお星さま、ありがとうございます。
まったく、「選択制」なのになぜだめなのか、
というのが、反対派の最大の疑問ですよね。
「全員に押し着せして、維持しなければならない」と
強烈に信じられている「なにか」があるのでしょうね。
>人気ブログだなんてとんでもない
ああ、いえいえ。
リンクしていただいた、拙サイトの「本館」にも、
ブックマークがたくさんいただけましたよ。
>コチラ様と本館は、ネットにつないですぐの頃から愛読しています
長いあいだの愛読、ありがとうございます。
(いままで、ぜんぜん言及もなかったし、
興味ないのかとずっと思ってました。(苦笑))
このたび、わたしのつたないサイトに
言及するという念願がかなって、おめでとうございます。
(なんて、わたしがお祝いするのも、みょうかもしれないけど。)
わたしのサイトは、手ぐすね引かれるほど、
立派でもないので、こちらこそ本当に恐縮です。
>これで私もたんぽぽ騎士団の一員
おお、そういえば、そんなものもありましたね。(遠い目)
「旧騎士団」って、すでに「旧」つきかもしれないですよ。
「騎士団員認定」って、「あちら側」がやるんだけど、
彼らと論争をする必要がありますね。
貴ブログのコメント欄に現われたひとりは、
こちらのコメント欄に来た人とおなじかたかな?
もしそうなら、「あちら側」を相手にしたことになるけど。
http://taraxacum.seesaa.net/article/115324688.html
>おかしな輩がそちらに行くかもしれませんが、
わたしのブログは、いまのところだいじょうぶです。
(わたしのブログは、あまりコメントをもらえないんだけど、
こんなときはちょっと得かも。)
貴ブログのコメント欄、ちょっと荒らされていますね。
アドレスが同じかどうか調べられるくらいは
用心するでしょうから、おなじアドレスから
多重ハンドルというのは、ばれてもいいので、
当り散らした可能性がなきにしもあらずです。
あと、おおむかしの夫婦別姓の掲示板に
よく乱入していた反対派と、
おなじような主張を、展開する人もいますね。
(やはり、当時の反対派なのだろうか?)
ご指摘によって,訂正から削除まで覚悟しておりますので,ご遠慮なくご批判,お願いいたします。
わたしのエントリのご紹介、ありがとうございます。
|この意味では,たんぽぽさんたちは
|遠く「近代天皇制」と戦っておられるのだ。
おお、大きく出ましたねー。
(ついに書いてくださりましたね、近代天皇制との関係。)
|国民はすべてが姓を持たされ,
|国民全員がイエとか家名に縛られることになったのだ。
|これは明治政府が全国民を天皇の臣民として取り込むために
|謀り巡らせた壮大な戦略ではなかっただろうか。
『夫婦別姓への招待』(有斐閣選書)の156ページ以降に、
おなじようなことが、書かれていると思いますよ。
興味がありましたら、探してみてはと思います。
(古い本なので、図書館へ行かないとないかも。)
http://www.bk1.jp/product/01197370
|こうしてみると,「民族派」の反対語は「世界派」,
|「西洋派」などではなく「市民派」であることがわかる.
わたしは、「市民派」になるのね。
たしかに、民族意識は強くないと思います。
(「佐藤優現象」なんかも、ふつうに批判しちゃいますし。)