時期をすっかりはずしていますが、
やはりこれに触れておきたいと思います。
7月11日の参院選で、女性当選者の割合が減ったことです。
「参院選開票・女性当選者数の推移」
「参院選 女性、100人中17人当選 選挙区は8人、不振目立つ」
「参院選で女性躍進ならず」
(今回は低調だったからか、取り上げているところがあまりない。)
2010年の参院選は、女性当選者は17人で14.0%でした。
前回07年は26人で21.5%ですから、かなり減っています。
07年にはじめて2割を超えたのすが、ふたたび1割台です。
それでも、改選の女性議員は15人だったので、
全体ではふたり増えてはいるのです。
非改選の27人と改選の17人を合わせて44人です。
大幅に減少した大きな原因は、
民主党で女性候補者の落選が、あいついだことです。
当選者44人中わずか6人で、比率は13.6%です。
前回07年は、60人中14人で23.3%でした。
07年の参院選で4分の1近くに達したので、
今度の選挙で、民主党の目標値である3割に
かなり近付くかとも、わたしは思ったのですよ。
ところがそうはならず、また遠のいてしまいました。
それにしても、民主党は女性議員の数に
貢献している、ということでしょうか。
民主党が勝つと、全体の女性当選者が増えるし、
負けると全体も減ってしまう傾向はあるようです。
今回の参院選で、女性当選者がもっとも
多かったのは自民党で、51人中8人(15.7%)です。
特筆することは、比例区で5人当選で、
上位5位までを占めていることでしょう。
FEM-NETのエントリを見ると、これらの女性たちは、
宗教団体の支援があったとあります。
彼女たちは、女子差別撤廃条約に反して、
民法改正に反対していることも、触れられています。
こんなのばっかり当選するのも、なんとも皮肉なお話です。
http://frihet.exblog.jp/14775153/
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一方、宗教団体は、自民党の女性候補者支援に回り、
自民党における女性議員の当選に大いに寄与した。
新聞報道によると、神社本庁は山谷えり子氏、
日蓮宗が佐藤ゆかり氏、天台宗が片山さつき氏の支援を
公にしている。3人は、みな早々に当選を決めた
この3人を含め自民党の女性議員は、
選択的夫婦別姓に絶対反対を公にしている。
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関連コンテンツ:
「2009年衆院選の女性当選者」
「2007年参院選の女性当選者」
2010年08月05日
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[ニセゆかりタン]当選したので思わず本音が顔に出ましたp
Excerpt: ニセ自民党ニセ小泉チルドレンでニセ日蓮宗信者の私、 pニセ佐藤ゆかりはこの度、ニセミンス党の墓穴により、らくらく当選してしまいました〜♪ でも、あいかわらず顔にホンネが出てしまうようで、 今後のニセ..
Weblog: parodyニセ佐藤ゆかりの議員宿舎in赤坂
Tracked: 2010-08-06 02:04