2010年08月12日

toujyouka016.jpg イルカと託児所(2)

8月7日エントリの続きで、イルカのお話です。

「南の男と結婚すると・・・」

それにしても強烈なのは、あの認識で、
「科学の分野で仕事をしてきた」と言っていることです。
とてもそうは思えない非科学だからです。
でも、科学の分野で仕事をしてきた私にとっては、
男性が育児をする方が奇妙だ.

 
前のエントリの「母親が子育て」の根拠のほかに、
非科学的ですごいのは、つぎのくだりです。
http://takedanet.com/2010/07/post_88ed.html
女性は子供を産むことができ、乳房でお乳もあげられる。
言語中枢が発達し、女3人寄ればかしましい。
だから、言葉も達者で子供に言語を教えることができる。

女性は「言語中枢が発達し」というのは、
「地図を読めないなんとか」の世界でしょうか?
それとも、黒川伊保子「男女脳」のお話でしょうか?


記事タイトルにある「南の男」は、つぎのくだりですよ。
みなみは半袖を着て、焼酎を飲んで
そのままゴロッと寝てもなにも起こらない.
「口を開けていればバナナが落ちてくる国」なのである。
そうなると、北の国(ヨーロッパ)では男性が頑張り、
技術が高度になり、哲学や経済が発展する.
北の男は働き者である。

北欧で女性の社会進出が進んでいるのは、
すくない人口で国を支えなければならないので、
男性も女性も働く必要があるからと言われます。
「北の国」は、男性同様、女性もがんばっていますよ。

インドネシアやアマゾンの熱帯雨林は、土地がやせていて、
畑で作物を作ると、つぎの年は休閑地にして、
他の土地に移る必要が出て来るそうです。
かなり広い範囲で、あちこち移りわたるので、
土地の面積が広いわりに、支えられる人口がすくなく、
「口を開けていればバナナが落ちてくる」なんて
食料生産は高くないようですよ。

わたしは、このあたりは、あまりくわしくないので、
典型的な反例が出せず、これくらいで恐縮なのですが、
これをご覧のあなたは、もっと適切な反例を、
たくさんご存知だろうと思います。


記事を書いたセンセイ、大学に託児施設を作る
会議に出たとき、託児所に「預けられるお子さんの
ご意見はお聞きになりましたか?」などと訊いて、
その場にいた人たちに、きょとんとされたと言っています。

わたしが、あちこちの育児ブログを見ているかぎり、
保育所を嫌がった例はないようですよ。
あえて、子どもの意向を聞くなら、
実際に連れて行って、合うかどうか適性を見る、
くらいではないかと思います。

とうぜんのように、このセンセイの発言は
無視されるのですが、「言論の自由と言っても
女性のことには自由はない」などと不満を述べています。
「自分が不当に迫害されていると考える」という、
とんでもの信者にありがちな、反応だと思います。


リンクした文章で、いちばん不可解なのはつぎですよ。
イルカと人間は同じ遺伝子を持っている.
イルカを大切にするなら、託児所は不要で、ときどき戦争が必要だ

なぜイルカを大切にすると、戦争が必要になるのでしょうか?
「おクニのためなら、オンナコドモは犠牲にして」
という、タカ派のメンタリティを思わせます。
武田邦彦氏、とんでも以前に、危ないものがありそうです。

posted by たんぽぽ at 23:48 | Comment(20) | TrackBack(1) | 家族・ジェンダー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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この記事へのコメント
この人が「南」で何をイメージしているのか分りませんが
たとえば熱帯雨林というのは人間が生きていくのにもっとも過酷な場所の一つようです。
何処にでも食べ物が転がっていはしないし、毎日のように激しいスコールはあるし、風土病はたくさんある。この辺の読みが浅くて装備や補給が不充分で、兵隊が飢えや病気でバタバタ倒れていったのが、かつての日本軍でした。

イルカを範にせよというのは、まさに自然主義の誤謬で、そうしたいならもう人間でいる必要はなく、人間としての文明、文化、国家など全て放棄して、一動物として生きる、ここまで徹底しなければダメでしょう。
Posted by pulin at 2010年08月13日 02:16
元「預けられるお子さん」ですよん。
お父さんとお母さんはお仕事、お兄ちゃんは学校
私は保育園、犬はお留守番。
毎朝出かけて夕方帰ってくるのは当然のこと。
良いとか悪いとか考えたこともなかったですね。

そういえば、私の行っていた保育園の先生が
退職されて、実家の近所に越してきたそうで
町内会のイベントで会った母に
「さくらちゃん(仮)は元気にしてますか?」なんて
20数年ぶりだというのに、名前も覚えてくれていたそうです。
(そのころから問題児だったりのかな・・・)
保育園に預けられていた私、幸せですねーーー。
Posted by さくら at 2010年08月13日 10:17
再度リンク先に行ってみましてたが、幼少期わりと母親べったりで育った私の言語能力がなぜか低いらしく、イマイチ論旨が理解できない。

武田氏は何を危惧してるの?
託児所に預けられた子供の言語能力の低下ですか?

「高級」な育児に携われない女性がかわいそう、ということ?

イルカのような哺乳類がしていることが人間にできないのはけしからん、ということ?


あと、
南の島の男性と結婚すると、、、女性はどうなるの?
不幸になるの?幸せになるの?
子育てはたっぷりできるの?

この方ほんとに学者なの?実在するの?
Posted by うがんざき at 2010年08月13日 13:13
pulinさま

熱帯雨林についてのコメント、ありがとうございます。
かなり過酷な自然のようですね。
寒いところだけが人間にきびしいのではない、
なんて、あたりまえのことなんだけど。

わたしが、エントリで書いたのは、
熱帯雨林を開墾したときのことですね。
土壌がやせているので、作物はたくさん作れないらしいです。

インドネシアのジャワ島は、島のできかたが違うので、
土地が肥えていて人口過密なんだけど、
ほかの島は熱帯雨林の土壌なので、
土地がやせていて、人口が希薄なのだと聞いています。


武田邦彦氏のイメージする「南」は、
どういうところなのか、わからないですね。
熱帯雨林だけが「南」ではないですが、
砂漠でないことだけは、たしかでしょうけれど。
Posted by たんぽぽ at 2010年08月13日 23:46
さくらさま、コメントありがとうです。

>良いとか悪いとか考えたこともなかったですね

ものごころついたときから、そうなっているので、
疑問に感じるはずもない、ということですね。

>20数年ぶりだというのに、名前も覚えてくれていたそうです

わーい、いい先生ですねー。
そういう職業のかたって、意外と子どものことを
覚えていたりするものです。
(というわけで、さくらさまが問題児ではない、
ということにしておきましょう。(笑))


>保育園に預けられていた私、幸せですねーーー

保育所に入れるのがケシカランという人たちは、
一度、子どものころ保育所に預けられたかたに、
どんなだったか、調査してみればいいと思います。

そういうこともしないで、「保育所に入れられると不幸だ」
などというのは、ていたらくでしかないと思います。
Posted by たんぽぽ at 2010年08月13日 23:48
うがんざきさま、
またまたコメントありがとうです。

武田邦彦氏は、「子育ては母親が直接やるものだ」
という既成のカチカンがあって、それに反する風潮が、
お気に召さないのだろうと思います。

単なる偏見であって、科学的ではないんだけど、
ご本人は科学的と思っているみたいですね。
あるいは、科学的と称することで、
もっともらしく見せたいだけなのかもしれないです。


>南の島の男性と結婚すると

おお、いいところに気がつきましたね。
南の男性と結婚するお話が、どう関係あるのか、
そういえば、はっきりしないですね。

>この方ほんとに学者なの?

プロフィールを見たら、原子力の先生のようですよ。
(だから「畑違い」ではあるんだけど。)
http://takedanet.com/2007/06/post_7d91.html

>実在するの?

ははは...
(笑っていいのか?)
Posted by たんぽぽ at 2010年08月13日 23:51
たんぽぽさん

失礼!実在する人ですわ。環境問題で有名な方でしたね。いろんな本いっぱい出てますし、立ち読みもしましたわ、思いだした(汗)。テレビも出てますね。
いやはや、、自分の記憶力の悪さを棚に上げてなんですが、あの執筆文が日本語不自由すぎて想像もできなかったです。

「女性は北の国でも南の国でも同じように働き、子供を育てる.子供が育つのは北でも南でも同じだ」
ここで働くというのは、所得労働ってことでいいんですかね?
南も北も女性は働きながら子供を育てて両立してる、といいたいんですかね。そういう女はいつもエラいってこと?

で、南の男性は働かないが、北の男性はよく働く。つまり、南の男性の方がイルカのオスに近い、といいたいのだろうか。
怠けてるけど、いざ戦闘的。それがまさにオスなのだ、と(邪推)。
北の男のように働いてばかりいると、いざ戦えなくなる。そんな北の男と結婚した女は不幸だ。
北の男をオスに目覚めさせるためには戦争もある意味ひつようかも。ってこと?

・・なんだかなー。いろいろ考えてみたのだが、時間の無駄だった。
Posted by うがんざき at 2010年08月14日 07:58
うがんざきさま

>失礼!実在する人ですわ

ははは...
(笑っていいのか?)

わたしは、この武田邦彦氏を、ぜんぜん知らなかったんだけど、
結構有名なかたみたいですね。


>「女性は北の国でも南の国でも同じように働き、子供を育てる.
>子供が育つのは北でも南でも同じだ」

所得労働じゃなくて、出産と育児だけかもしれないですよ。
なにしろ、南の国は「口を開けていれば
バナナが落ちてくる」などと言っていますからね。
食べるために働く(=所得労働)必要はないと、思っていそうです。

>南の男性の方がイルカのオスに近い、といいたいのだろうか。
>怠けてるけど、いざ戦闘的。それがまさにオスなのだ、と(邪推)。
>北の男のように働いてばかりいると、いざ戦えなくなる。
>そんな北の男と結婚した女は不幸だ。
>北の男をオスに目覚めさせるためには
>戦争もある意味ひつようかも。ってこと?

おおおお、よく「解読」できましたねー。
きっとその「邪推」に違いないですよ。
なんで、戦争が出てくるのか、ようやくわかったかも、です。

あるいはもしかすると、ふだん働いていないので、
ときどきオスの仕事をさせるために、南の男たちにこそ
戦争が必要だと、言いたいのかもしれないけれど。


>いろいろ考えてみたのだが、時間の無駄だった

ああ、いえいえ。
わたしは、すごいおもしろかったです、はい。
Posted by たんぽぽ at 2010年08月14日 19:05
というわけで、複数の記事にコメント爆撃をば失礼します。

>男女脳

実は中学校の頃に男女脳テストを学校でやったことがあるのですが、あたしは「限りなく男性脳に近いオーバーラップ」でした。
女子の間でも結構スコアの差があって、で、「どっちが男性寄りでどっちが女性寄りか」については結果を聞く前から想像が出来てしまいました…だって比較対象の子が典型的な「良い娘(「こ」と読んで下さい)」だったんですもの…(微苦笑)
で、それで当時のあたしが凹んだかというと全くそんなことはなく、寧ろ
「わーい、希少種ー♪」
的に内心喜んでいたのでした。我ながら能天気な中二病患者でした…いや、今もそんなノリですけど(笑)
近年も、時々遊びのつもりでやってみるとオーバーラップ、やっぱり大体男性寄りで出ます。
………武田氏は、あたしのような典型的な「女」からずれたタイプが育児に関わることをどう思うのでしょう?(笑)

>「南」・戦争

件の文章の「南」として指されるほど食糧事情に恵まれた地域がもしあるとして、戦争なんか定期的にやってたら土地が荒れていって、やがてそうも言ってられなくなると思うんですけどね。
あと、「食」のために働く必要がないとしても「衣」と「住」のためには身体を動かす必要があるわけで…戦争って、労働力も奪っていくものですよね。

武田氏は「男が男らしさを発揮する」ために「ときどき戦争が必要だ」と書いたのでしょうけれど、戦争しなければ発揮できないような「男らしさ」なんて、別にいらないと思います。日本は、そこまで肉体的なマッチョが要請される社会じゃないと思いますし。
(参考:
http://jp.wsj.com/Life-Style/node_48607
武田氏よりは論理的な、はずです。)

>「言論の自由と言っても女性のことには自由はない」

順番が前後しますが、最後にこれをつっこんでおこうと思います。原文を見て吹いたので。
だって、「女性のことには自由はない」の理由が
「そんなことをいうとご飯を作ってくれない」
ですよ。どう考えたって「自分で作れるようになって「言論の自由」を貫けばいいだけだろ」って話じゃないですか。武田氏は、飯の種になるカネは自分で握ってるんですから。

結局、武田氏は母性に甘えたいだけなんでしょうね。
Posted by 七重 at 2010年08月16日 02:42
七重さま

たくさんのエントリに、コメントをくださって、
まことにありがとうございます。

>男女脳テスト

わたしも、おなじようなのを、やったことありますよ。
(七重さんと、おなじテストかどうかまでは、わからないけど。)
「地図を読めないなんとか」が、はやっていたころで、
それに載っていたテストだったと思います。

わたしの結果は、中性(男性と女性のオーバーラップ)でしたよ。
ひねくれもののわたしは、このオカマともオナベとも
つかない状態を喜んだことは、
あなたも想像にがたくないと思います。(笑)


>「食」のために働く必要がないとしても
>「衣」と「住」のためには身体を動かす必要があるわけで

「ゴロッと寝てもなにも起こらない」と言ってるから、
「衣」と「住」も、働かなくても心配ない、
なんて思っているのかもしれないです。

それから、こちらはご紹介ありがとうございます。
(なるほどねえ...)
ゆっくり読んで、のちほど検討したいと思います。
http://jp.wsj.com/Life-Style/node_48607


>「女性のことには自由はない」の理由が
>「そんなことをいうとご飯を作ってくれない」

これは、失笑ものですよねー。(笑)

あー、でも、リアルで本当にいますよ。
「○○しないと、女房がメシを作ってくれなくなって
オレだって大変なんだぞ」なんて言ってる男性...

「自分で作れないなら、外食すればいいじゃん、
お金持っているんだから、おいしいものが
食べられるでしょ?」と、わたしは思ったけど。
Posted by たんぽぽ at 2010年08月17日 22:26
>男女脳テスト

あたしがやったのも、『話が聞けない男、〜』の中に載っていたものだったと思います。

そして、たんぽぽ様もオーバーラップ仲間ー♪
ありきたりな『型』にはまっていないイメージが何となく嬉しいんですよね(笑)

>「南」

南の方で、土壌が豊かで食べ物が豊富っていったら、まず雨が気になるんじゃないかと思うんですけどね…

>「メシを作ってくれない」

Σり、リアルで公言しちゃう男の人、いるんですか…!(驚愕)

不覚ながら、「外食」と思いついたのは、コメントを書いた少し後でした(^^;
最近はコンビニでもサラダおいてたりするし、適当に組み立てながら食生活を自分で管理すればいいじゃない(それこそお金は持ってるし)、と思いますよねー。
一定以上の年代の男性だと技術家庭科が男女別だったりして、不安なのは分かるのですが。
Posted by 七重 at 2010年08月18日 21:43
>たんぽぽ様もオーバーラップ仲間ー♪

わあい、お仲間ですねー(笑)

他人と違う変わり者、というのが、
わたしは、おもしろかったりするのだった。(笑)


>外食

ファミリーレストランだと、メニューに
カロリーが書いてあることが多いから、
健康管理も結構できるんじゃないかな?

お惣菜を売っているお店もありますし、
(わたしも行ったことあるけど、それなりに揃ってますよ。)
いろんな組み合わせで、ご飯が食べられると思います。

くだんの男性は、あきらかに技術家庭が男女別の世代だけど。
Posted by たんぽぽ at 2010年08月19日 19:33
>他人と違う変わり者、というのが〜

あたしもそんな感じですよー(笑)

>外食

塩分なんかもよく載っている印象ですね。
…ただ、カロリーとか塩分は一定年齢以上だと全く情報を得ないことの方が難しい気がします。
最近「メタボ」とか五月蝿い世の中ですし。

お惣菜専門みたいなお店は、確かにあたしもどこかで見たよーな記憶はあります。
…ただ、野菜系惣菜はスーパーにはあまりないような印象が個人的にはあったりして。

>技術家庭

あたしにとってはしばらく「技術家庭男女別」って親世代の話のような気がしてたんですけど、実は「技術家庭科男女共修」のみで教育を受けている最初の人々って、あたしと10も違わなかったんですよね。

http://danjo.city.kashiwa.lg.jp/gakushuu/gender_terms/terms/kateika.htm

なお、超余談ですがあたしは中学校時代明らかに家庭科より技術科の方が成績が良かったので、技術家庭科男女別の時代に生まれていたらきっと悶絶していたろうと思います…(苦笑)
Posted by 七重 at 2010年08月19日 20:25
>七重さん

技術家庭科男女別の時代に育ち、悶絶していたkirikoです(笑)

家庭科の授業で面白かったのはミシンの修理でしたが、他に機械をいじるようなのはなくて。兄は金工とか木工とか機械の組み立て系もやっていて羨ましかったです。

で、女子に機械いじりをさせず、「女は機械に弱い」などと言ってくれるのですからね。機械に触れる環境をつくらず、あとから弱い弱いと貶す…なんたる言い草かと思います。

私の娘は幼い頃おばあちゃんに「好きなオモチャ買ってあげる」と言われ、迷わず電車を選んだのでした。…その後、理系の学校に進みました。
Posted by kiriko at 2010年08月20日 02:23
七重さま

>お惣菜専門みたいなお店は

わたしがよく行ったのは、「オリジン弁当」みたいな、
お弁当屋さんで、お惣菜も置いているところでした。
サラダなんて、10種類くらいあって、すごい豊富だったけど。


>「技術家庭科男女共修」のみで教育を受けている最初の人々

90年代に入ってからなので、そんなにむかしでもないですね。
最初の人たちは、30代に入ったばかりくらいですし。

リンクも拝見しました。
男女共修になるまで、ずいぶん時間がかかっていて、
かなり紆余屈折があったことが予想されますね。
http://danjo.city.kashiwa.lg.jp/gakushuu/gender_terms/terms/kateika.htm

>あたしは中学校時代明らかに家庭科より
>技術科の方が成績が良かったので

悶絶しないでよかったですねー。
Posted by たんぽぽ at 2010年08月20日 22:52
kirikoさま、コメントどうもです。

>技術家庭科男女別の時代に育ち、悶絶していた

やっぱり、そういうかたはいらっしゃるのですね。
お気の毒さまです...

>機械に触れる環境をつくらず、あとから弱い弱いと貶す
>…なんたる言い草かと思います。

まったくです。
あと、理系の学校に入ると、男性学生とくらべて、
ハンディになったりもするんですよね。
Posted by たんぽぽ at 2010年08月20日 22:55
>たんぽぽ様

あたしの住んでいるあたりの近くはせいぜいスーパーのお惣菜コーナーくらいしか縁がないんですよね。
お惣菜専門店っぽいのは実家の買い物圏で見かけたことがあるかなーくらいで、名前も覚えていなかったりします(^^;

でも、サラダの種類も豊富なのはいいですねー。

>技術家庭科男女共修

1993年に中学1年生の人って、ちょうど今年30なんですよね。男女別だったのはそんなに昔の話じゃないんだなぁ、って思います。
紆余曲折…あったんでしょうね、この国ですし。

>技術科の方が〜

…ほんと、悶絶しないでよかったです…(苦笑)
情報基礎でごくごく初歩のプログラミングをやったこととか、大学生活に何だかんだでつながってるんですよね。

>kiriko様

ああ、大変でしたね…; <当時悶絶していた
あたしのリアル周辺ではそんなに多くないんですが、やっぱり一定数はいますよね。

あたしは小中でミシンに触らなかったので、高校でミシンで悶絶するはめになりました。
家庭科にはマジで救いがありませんでした…。
はんだづけとか、上にも書きましたがプログラミングとかは割とうはうはだったのですが。

誰だって最初は初心者なのに、訓練機会を与えないでいてその後に貶すってなんていうマッチポンプ、って話ですよね。
あたしがプログラミングでうはうは出来たのは、小学校時代親からのお下がりのワープロで遊んでいたことなんかと無縁ではないとも思うので、訓練機会は大事だと思います。

娘さんが自由に進路を選んでらっしゃること、とても喜ばしく思います。
Posted by 七重 at 2010年08月22日 01:41
>サラダの種類も豊富なのはいいですねー。

お店の一角が、全部サラダのコーナーになってました。


>男女別だったのはそんなに昔の話じゃないんだなぁ、

いわゆるおじさんだけでなく、現在30代の中にも、
「○○しないと、女房がメシを作ってくれなくて...」
なんて言ったりする男性がいるのだろうかと、
ちょっと不安だったりする。

>情報基礎でごくごく初歩のプログラミングをやったこととか

技術科の時間に情報処理があったんだ。
現在の指導要領を見たら、コンピュータプログラムがありますね。
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/youryou/chu/gika.htm


>家庭科にはマジで救いがありませんでした

余談だけど、高校の家庭科で、洗剤のことが
出てくるところとか、化学に近くなるんだけど、
わたしの高校のときは、そこで悶絶していた子が結構いましたよ。

化学が苦手で(物理はなおさらだけど)文系を希望、
という子が多かったからだけど。
Posted by たんぽぽ at 2010年08月22日 19:52
僕が中学生の時、技術よりも家庭科が得意でした。技術の方が得意だった女子もいました。正直、家庭科や技術にかんしては男女差はありません。上の世代は家庭科は女子の方が得意だとか思い込んでいる人はいるのでしょうか。
Posted by 改姓した男の人 at 2023年08月09日 02:51
改姓した男の人さま
こちらにコメントありがとうございます。

>家庭科や技術にかんしては男女差はありません

ジェンダー差なんて本来ないと、
わたしも思います。
それでもジェンダー差が生じるとしたら
社会的に作られるからでしょう。


得意かではなく興味があるかですが、
自然科学系の学科に対する興味の
ジェンダー差についての調査があります。
http://pissenlit16.seesaa.net/article/442014019.html

アメリカ合衆国は、どの学科に対する興味も
ジェンダー差はほとんどないです。
日本は学科によっては興味の
ジェンダー差が顕著でした。
https://twitter.com/tmaita77/status/497235735322181632

こうしてみると興味のジェンダー差は
社会的に作られるものであり、
社会のありかたいかんによっては、
興味のジェンダー差はなくなることを
しめしていると思います。
Posted by たんぽぽ at 2023年08月09日 22:04
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