2010年09月02日

toujyouka016.jpg 密室殺猫?事件

とある住宅密集地の中で、猫のミイラ死体が見つかりました。
(現在も調査中の実話です。)

まずは、現場の見取り図を見ていただくことにします。
猫の死体があったのはB宅の離れ、
□の中に×印を入れた記号のついている場所です。
猫はかりかりに干からびていて、
死因はまったくわからなくなっています。

http://p.twipple.jp/fKp7V

また B宅離れには、現在もだれかが猫に
えさをやっている形跡があります。

 
B宅の住人は、猫屋敷住人とも言われていましたが、
数カ月前からどこへ行ったかわからなくなっています。
大家さんも行方がわからず、まだ賃貸の契約は
残っているのに、家賃は不払いが続いています。
税務署が権利者を調べていますが、やはりわからないようです。

ここ数カ月B宅に人が入った形跡はなく、
実際、玄関の鍵穴はさびていて、「クレ556」を使って、
さびを落としてから鍵を開けたのでした。

A宅とB宅、D宅とE宅、E宅とA宅のあいだは、
約30cm程度と狭く、猫は余裕で通れますが、
人間が通るすきまはなさそうに見えます。
Cマンションとのすきまも狭くて、人間は通れないようです。

ただ、B宅の大家さんは、自分が建てた家ではないので、
人間が通れないように見えるだけかもしれず、
はっきりとはわからないようです。


A宅からB宅離れに、直接人間が入るのは無理なようです。
しいていえば、2階の窓から降りてくるくらいです。
戻るためにはしごなどが必要ですが、
それらしきものは見当たらないようです。
A宅はふつうの家族が暮らしています。

D宅とE宅からは、B宅離れに入ることはできそうです。
しかし、D宅、E宅の住人の身体的特徴から、
B宅離れへの侵入はむずかしいでしょうし、
実際にやったらかなり目立つでしょう。

D宅、E宅の住人は、いずれも、
B宅に入ったことはないと言っています。
彼らの猫トラブルの来歴から言っても、
猫にえさをあげる趣味はなさそうです。

Cマンションの住人たちからは、
B宅離れに出入りする猫を見たとか、
猫の糞尿の臭いがするとか、猫に関する苦情が相次いでいます。
しかし、Cマンションから、B宅離れに出入りするには、
やはりはしごが必要と思われます。


B宅離れでは、現在もなにものかが猫にえさをあげています。
いったいだれがなんのためなのでしょうか?
また、一見外から入るところのなさそうな、
密室(?)のB宅離れには、どうやって入るのでしょうか?

ひからびた猫の死体は、なぜそこで死んだのでしょうか?
人間に殺されたのでしょうか?
また、なぜ放置されていたのでしょうか?

これをご覧のみなさんも、推理してみてください。


謝辞:この事件を教えてくださった木崎さま
ありがとうございました。

posted by たんぽぽ at 22:38 | Comment(2) | TrackBack(0) | ウェブサイト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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この記事へのコメント
 これ、結局、回答は解らないのですか?

Posted by イカフライ at 2010年09月03日 23:35
じつは、お答えはわからないんです。
(じゃあ、なんで出題するんだ?って、言われそうだけど。)

しばらくしたら、わたしの推理を、
お話するつもりではあるのですが。
Posted by たんぽぽ at 2010年09月03日 23:50
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