2010年09月09日

toujyouka016.jpg 小沢の懸案事項

菅首相が続投すると、なにが懸案されるのかは、
前のエントリでお答えしていると、言えると思います。
ここでは、小沢氏が首相になった場合の、
わたしが思うところの懸案事項を、お話したいと思います。

 
そのひとつは、やはり「政治とカネ」のことです。
といっても、小沢はやっぱりうさんくさい、
と言いたいのではないですよ。

西松献金事件のときも、鳩山政権のときも、
証拠があがらず起訴できなかったですし、
これ以上いくら叩いても、なにも出て来ない
可能性のほうがずっと高いと思います。

しかしそれでも、小沢氏が政権につけば、
失脚させるために、検察は恣意的な捜査でもなんでもやって、
ふたたび叩きにかかることが、強く予想されます。
そしてこれは、世論の「支持」を背景できて、
かなり効果があるのは、すでにしめされていることです。


ふたつ目は、政策調査会の廃止などの、
党運営にかかわることだと思います。
鳩山政権のときの政調廃止で、議員立法を禁止にしたことで、
政策決定にかかわれない議員を増やすことになり、
不満を溜め込むことになったのでした。

またこれにより、法案を政府提出にこだわったので、
閣議決定できず、民法改正法案が成立しなかったことは、
記憶に強く残っていることだと思います。

「政治とカネ」のような、外からの攻撃より、
このように内側からくずれていくほうが、
深刻なのではないかと、わたしは思います。
今年の通常国会の法案達成率が56.6%
過去最低だった背景には、小沢執行部体制への不満ゆえに、
内側から足を引っ張られたのも大きいようです。

政治献金疑惑が起きても、党をあげて
小沢氏を守ろうという気運が出て来ないのも、
小沢氏に対する党内の不満がたまっていたのも
あったのかもしれないと、わたしは憶測しています。


ようするに、小沢氏が首相になっても、
党運営で内部に不満がたまらないようにしないと、
鳩山政権のときとおなじように、
また内からくずれてしまうのではないかというのが、
わたしの心配していることです。

以下のエントリを見ると、政策調査会の廃止のかわりに、
「政策会議」なるものを設けたらしいのですが、
ほとんど機能しなかったみたいです。
小沢氏はこれに言及していて、鳩山政権時代が
失敗だったことは、認めているようです。

「小沢一郎さんが自らの非を認める 政策会議の設計ミス」
========
小沢さんは「鳩山内閣では、政策会議というのを
つくってあったんです。
そこでは誰でも参加して、政府の政務三役と
(衆参の)委員会の人たちを中心とした党の人たちと
議論をする、という場にしていたわけです。
そこが上手く機能しないで、単に形骸化しているというところが、
みんなの不満のところだったと思いますが、
それがきちんと運用されていれば
そういう弊害はなかったと思う」と述べました。
========


このほか、『かみぽこぽこ。』のエントリを見ると、
主要な人材が、ほとんど菅陣営にまわっている、
ということがあります。

「民主党代表選について。」
========
しかし、小沢氏の周辺には、
優秀な人材がいないという印象だ。

いかに「剛腕」小沢氏でも、一人ですべてを仕切れない。
小沢氏が首相に就任すれば、国会が空転せず
難局を乗り切れるというのは、根拠のない話だ。
========

小沢氏は出馬前から、挙党一致を主張していましたし、
実際に組閣することになったら、多くの閣僚や役員を、
菅陣営にまわっていた人から採るだろうと思います。
ここはわたしは、あまり気にしてないです。

posted by たんぽぽ at 22:23 | Comment(0) | TrackBack(0) | 選挙 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

はてなブックマーク - 小沢の懸案事項 web拍手
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック