2010年11月13日

toujyouka016.jpg ドラえもんのつくり

とつぜんですが、国民的人気のあの猫「ドラえもん」の
からだのつくりが、一部とはいえ解明されることが
このところ相次いだので、この場を使ってお話したいと思います。

 
はじめは、ドラえもんの「手」です。
あのゴムまり型の手で、どうやってものを持つのかと、
疑問に思っていたかたも多数いることと思います。

「なんでも掴めるドラえもん風ロボハンド Jamming Gripper」

ところが、つぎの写真を見ると、ゴムまり状の物体なのに、
ジュースの入ったグラスをつかんで持ち上げています。

robotic-gripper-10-26-2010.jpg

しくみは案外単純で、ゴムまりの中に
コーヒー豆をつめて真空ポンプで引いているだけです。
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このロボ手の構造はゴム風船に挽いたコーヒー豆を詰めて
真空ポンプにつないだだけ。
粒がバラバラに動けるときは全体として流体のように、
「詰まって」動けなくなったときは固体のようにふるまう
粉粒体の性質 (Jamming Transition) に基づいており、
まず柔らかい状態で押しつけて、物体のかたちにそって
変形したところで空気を吸い出して固形化することで物を掴みます。
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ドラえもんの手も、きっとこうなっているのでしょう。
動画を見ると、生卵から65kgの物体まで持ち上げていて、
ペンで線を描いたりもして、結構感激します。
ドラえもんに肉球がなくても許せると思いました。


それからドラえもんには毛が生えていません。
これではモフモフできないのではないか、
モフモフできない猫なんて、重大な設計ミスではないかと、
わたしは思っていたのですよ。

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のび太「ドラえもんは猫なのに、なんでモフモフできないんだ?」
ドラえもん「ぼくはロボットの猫なんだから、
 毛なんて生えてないんだし、しょうがないだろ?」
のび太「ぼくはドラえもんで、モフモフがしたいんだー。
 『ロボットの猫でモフモフ機』出してよ〜」
ドラえもん「わっ、なにをする?そんなものあるわけないだろ?」
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ところが、毛がなくてもモフモフできる
生物が存在することが、こちらの記事でわかりました。
「ノウタケ」というキノコらしいです。

「モフモフ療法ニュース:モフモフ療法にも天然ブーム?」

ドラえもんのボディも、もしかすると、
このキノコのようになっているのかもしれないです。
設計ミスなどと言って、たいへん失礼しました。

20101104201215.jpg 20101104201252.jpg


おまけ:
ドラえもんにはこういうことはできない。
これは設計ミスではないんだけど。

posted by たんぽぽ at 15:38 | Comment(2) | TrackBack(0) | 科学一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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この記事へのコメント
ドラえもんが「猫型ロボット」である設定がよく知られていなかった海外では、あれは犬や狸の仲間だとみなされていた頃もあったようです。
Posted by pulin at 2010年11月13日 17:54
おお、こんなエントリにコメントが
いただけるとは思わなかったですよ。

>「猫型ロボット」

言われないと猫だというのは、わからないですね。
狸と間違えられるのは、作品中にも出てくるし。
Posted by たんぽぽ at 2010年11月13日 23:13
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